コラボの働き

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3F動スペースにて

ハンモックや平均台、傾斜のある滑り台など他にも沢山刺激的な環境を揃えたつもりでしたが、二人が選んだ遊びはクッションでした。

その使い方も誰が教えたものでないながら、二人で始めた遊びは、やがてその場所にいたぐんぐん組(1歳児クラス)の子たちの殆どへと浸透していきました。

2020年8月10日『コラボの働き』の中でこう書かれています。

コラボレーションはチームスポーツのようなものだと言います。ただ走っているだけだったり、パスをしなかったりでは、フットボールの試合に勝てないように、一緒に何かを作りだしたり、他者の視点で物事を見たりすることを学ばないのなら、グローバルな世の中で成功することはまずできないでしょう。協働することができれば、お互いのコミュニケーションも深まり、共通して用いることができるボキャブラリーが生まれ、お互いの物語に耳を傾けられるようになるだろうとキャシーは言うのです。

一緒に何かを作り上げる、ということはやはり先ず、自発的に遊びを生み出せるような環境があってこそのような気もしてきます。

(報告 加藤)

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