遊びと学び

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2019/6/26 「何これ面白い」

ピーステーブルの方から聞こえてくる声を辿っていくと、こんな遊びをしていました。

「さっきはこれピッタリだったんだよ」

2012年7月18日『遊びと学び』の中でこう書かれています。

幼児教育の祖ともいえるドイツのフレーベルは、遊ぶということで直観的に幼児教育を行うという考えをもっていました。それは、遊びの中に学びがあり、幼児にとって、それは脳への刺激をもたらすものと考えていたからです。そもそも幼児教育にとって学ぶということと遊ぶということははっきりと分けられるものではなく、複合的に行われるものです。それは、幼児にとって楽しいことが遊びであっても、自発的に遊んでいるものであれば、そこには学習効果が多く含まれているのです。たとえば、折り紙を折ることで、直観的に図形認識をしていく脳の経路を作っていることが行われているのです。このように、幼児期の遊びとは、ほとんど学びと同義ではないかと思っています。

学ぶことを苦に感じているとすれば、それは遊びが足りないということなのかもわかりません。

(報告 加藤)

遊びと学び」への2件のフィードバック

  1. 遊びと学びについて考えさせられる内容でした。現在園で、文字と数の環境について話しているところです。改めて算数の始まりや国語の始まりを読んでみると、反省するところもたくさんありました。いちどチームで話し合うことで遊びと学びの大切さを再認識することができました。学ぶことが苦になる、小学校教育の先取りではないなど大切なことがたくさん書かれていました。後はどのように環境に取り入れるかこれからたくさん話し合ってみたいと思います。

  2. S.yuyaさんへ
    コメントをしていただきありがとうございます。
    長男はコロナ禍により、学校で出された課題を家でやっていますが、同じ漢字を何度も書いています。それこそ習ったことのない字だからこそ気が紛れていいのかもわかりませんが、これをもし保育園でやったことのあることだったら、何度も何度も書かされて、字は手くなるかもわかりませんが、やる身としては辛いだろうなと思いました。就学前教育とは小学校の先取りをすることではない、というのは、子どもの為に先取りをしてはならないということだと思えてきます。

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