「ハレ」の体験

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2019/4/24

振り返ればここからお泊まり保育はスタートしていました。

塾頭山下先生による野菜の種植え指導

パプリカ、ズッキーニ、オクラ、トマト、などなど何種類もの野菜を、子どもたちはチームに分かれて植えました。

育てた野菜を使ってお泊まり保育のメニューを作る見通しです。

2014年1月23日『「ハレ」の体験』の中でこう書かれています。

「栽培」とは、日本では、稲は夏に田植えをして秋には刈り取るまでを言います。刈り取るということは、田は枯れた状態と同じです。これがケガレです。稲を刈り取った後に行われるのは豊穣祭です。五穀豊穣を神様に感謝するお祭りです。このお祭りがハレなのです。この祭りを大人も子どもも待ち焦がれます。それは、祭りが楽しいだけでなく、育てていた稲が実を結び、収穫があるからです。それを待ち、祝うということが生活リズムなのです。このリズムは、日本では四季が織りなしていきます。園で、栽培をしています、クッキングをしています、みんなで食事をしていますということではなく、子どもたちに「ケ」と「ハレ」の体験をさせることに意味があるのです。

準備の為の準備を重ねて、ハレの日はやってきますね。だからこそ待ち遠しいものなのだと思います。

(報告 加藤)

「ハレ」の体験」への2件のフィードバック

  1. 新宿せいがさんの保育の仕掛けや準備は、見ていてとても楽しい気持ちになります。ケの日々はハレの日まで我慢したり待つことで一見マイナスなイメージも持ちますが、そこを楽しんでいるからこそ、無事にハレの日が迎えられるのですね。以前、見学に行かせて頂いた時にも、仕掛けの多さに驚き、わくわくしてしまいました。大人でこれほどわくわくできるので、子どもたちはもっとでしょうね。せいがさんの仕掛けも取り入れつつ、楽しい雰囲気を、作り出せたらなと思います。

  2. S.yuyaさんへ
    コメントをしていただきありがとうございます。
    仕掛け、準備、どれも先生方が楽しんでやってこられたのだろうということを昨年一年かけて実感として感じさせていただきました。その礎の上で過ぎていく毎日を掛け替えの無いものと理解しながら日々の保育にあたっていかなくてはと改めて思います。

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