発達中の脳にとって

このエントリーをはてなブックマークに追加

暑く晴れた日中

ぐんぐん組(1歳児クラス)のこの子の姿の何に感動をして写真を撮ったかというと、この子、着替えたい、中で遊びたい、と意思表示をして中に入って着替えをして、したものの、やっぱりもう一度水遊びがしたくなって出てきたのです。

それを当たり前のように受け止める先生方の包容力に感動してしまいました。

2019年7月9日『発達中の脳にとって』の中でこう書かれています。

指導計画の必要性を論じる中で、児童中心保育への移行において、また、白紙論が否定されたことによって世界的に幼児教育における「生活」と「遊び」において指導という言葉が世界的に援助という言葉に入れ替わったことをきちんと捉えなければなりません。

また、脳の機能を拡大するために保育における質の高さが影響するという研究があります。イギリスの研究では、質が高い施設の共通点として、保育者と子どものかかわりに特徴があることがわかりました。その一つが、「保育者の子どもへのかかわりが温かく、応答的である」ことが示されています。この研究を受けてでしょうが、今回の保育指針の中で乳児保育において「愛情豊かに、応答的に行われることが特に必要である。」と明記されています。また、1歳以上3歳未満の保育の中でも「温かく見守るとともに、愛情豊かに、応答的に関わり、適切な援助を行うようにすること。」と明記されています。

応答的援助、とはこのようなことを指すのではないでしょうか。

(報告 加藤)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です