GT福岡

2月6日からGT福岡の研修会に参加してきました。その名の通り福岡のGT園の研修だったのですが、参加者は100名を超えたそうです。

研修自体は、7.8日の2日間行われました。7日は泰幸保育園の公開保育と実践発表。8日はゆたか保育園とるんびに保育園の園長先生による、それぞれの園の理念の発表と、藤森先生による講演という内容でした。

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公開保育で個人的に面白いなと思ったのが、この3D本です。

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目の焦点をずらしたまま、絵を見ることで立体的な絵が浮かび上がるというものですが、本来は目のトレーニングとして用いられ、視力回復のためのものだったそうです。

私は今まで浮かび上がった経験がないので、保育園の子たちはできるのか、絵本ゾーンに置いて様子を見てみたいなと思いました。

 

藤森先生と出張に行くと、色んなところに保育の参考になるものを見ることができます。私の目線なので、装飾に生かせそうなものばかりになってしまいますが、少し紹介していこうと思います。

 

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これらは懇親会の会場の写真です。私がコケ好きなため、すぐに写真を撮りましたが、来年の新宿せいが保育園のテーマが伝統ということもあり、最近「和」について見直しています。そこで、これらの写真は和に通じる装飾に生かせるのではないかと、藤森先生と話をしながら撮ってきました。もうすぐ完成する茶室にこういったものを置けたらいいなと思っています。

今回のGT福岡に参加して色んな先生方とお話しをしましたが、最近保育が楽しいと感じる保育士さんが増えたという声がとても多かったという印象を受けました。見守る保育とは、子どもだけではなく、保育士にとっても良い影響がある保育なんだなと改めて感じました。

最後に・・・

公開保育において、私のテンションが最も上がったものがあったことは内緒にしておきましょう。

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元ソフトバンクホークスの柴原洋選手のサインです。ある縁があって泰幸保育園さんに来園なさったそうです。ホークスファンの私としては大興奮でした。(笑)

西村 宗玲

東京の野菜

今年度の新宿せいが保育園の食は「和食」をテーマとして誕生会では、その月の旬となる野菜をベースに考え作ってきました。また、和食とは日本の伝統料理ということから有名な京野菜や加賀野菜といったように、東京にも伝統的な野菜が存在していたことからそれらの野菜も誕生会とは別に紹介をしてきました。

東京周辺で伝統的に作られていた野菜を今では「江戸野菜」や「江戸東京野菜」という名前で作られています。その昔は多くの種類が作られていましたが、農地の転用等で無くなってしまった品種も数多くあるそうです。現在作られているものの中で有名なのは、練馬大根や谷中生姜等ありますが、昨年度に江戸野菜を出していくという事で、ブラヘイジで練馬区の石神井公園の中にある「ふるさと文化館」というところへ行きました。

 

そこでは、練馬大根に関する様々な資料があり中でも驚いたのが、たくあん作りの工程でした。大人が20~30人くらい入れそうな大きな樽が展示してあり、その中に干した大根を敷き詰めて作っていたそうです。そして昔の人たちは、出来たたくあんを江戸で売るために、新宿せいがの近くを通っている目白通りを使っていたというつながりもありました。

 

話しが少しズレてしまいましたが、今年度保育園で紹介してきた江戸野菜は、4月「東京独うど」5月「芯取菜」6月「三河島枝豆」7月「寺島なす」8月「内藤かぼちゃ」9月「早稲田みょうが」10月「馬込三寸人参」11月「三河島菜」12月「山下白菜」1月「金町小かぶ」2月「伝統小松菜」を各月ごとに、素材の味がわかりやすいように調理をして3、4、5歳の子たちを中心に試食をしてもらいました。とても美味しく食感の良いものや、想像とは違う味がするものなど様々でした。

 

自分たちの住んでいる地域や、地産地消という意味も含め、生産量が少なくあまり市場に出ないこともあり、初めて知った食材が多かったので私自身とても勉強になったテーマになりました。

今年度も残すところもうすぐあと一月となり、来月はどんな江戸野菜と出会えるのか楽しみです。(投稿者 柿崎)

ふるさと文化館にて当時のたくあん作りの展示

ふるさと文化館にて当時のたくあん作りの展示

たくあんを漬け込むための大きな樽

たくあんを漬け込むための大きな樽

 

ブーム

最近の学童ではアイロンビーズが流行っています。

(アイロンビーズとは、熱で溶けるカラフルなビーズを、型にそって並べて、それをアイロンで溶かして作品を作るものです。)

 

ブームのきっかけは、みんなで作ったものを景品にしてのビンゴ大会をするということでした。

その景品のために、アイロンビーズの作品を作り始めたのですが、始めは子ども広場やホールと言った運動遊びに行かった何人かの子が作っていました。ですが、その子たちがあまりにも熱中してやっている様子に、だんだんとその輪が大きくなっていき、色んな子が途中から競い合うように作品作りをしていました。

「その色いいね」「ここはこの色の方がいいんじゃない」「先生、見本の写真見せて!」などその楽しそうな様子に私も少しだけ一緒に作ってみました。ちいさなビーズをつまんで、型にはめるのが難しく、専用のピンセットが一つだけあるのですが、それを使っている子に思わず「そのピンセット貸して~」と叫んでしまいました。

ですが、他の子どもたちは、そんな難しさも関係ないようで、自分の作りたいデザインを手で何度も何度も直しながら作っていました。集中している時は、そんな難しさもなんとも思わないのですね。逆を言えば集中が出来る環境があれば、難しいこともできてしまうとことです。この辺りは、塾長のゾーンの話を参照して頂いたいのですが、今回おきているブームのなぜ起きたのでしょうか。

私の中では

1つは、自分たちで企画したビンゴ大会の企画だったということ。

2つは、すっと集中してやっている子がいたことが、他の子の興味を深めたこと。

3つは、うまく作ったものが、他の誰かのプレゼントになるという楽しみがあったこと。

 

細かいところはまだまだありそうですが、このポイントを見ると今回のブームには子ども同士の関わりが深く影響している気がします。

どの子がどんなことに興味を持っているか、そんなことが遊び環境の中にしっかりと取り入れられているか。そんな所を見ながら、その興味をつなげて大きくできるように心掛けていきたいと思います。   (報告者 西田)

自分の強みは??

私たちは日頃、現場で一人一人の子ども達の特性を見抜き、その子が持っている可能性を引き出してあげることが大切です。

逆に自分の特性は何だろうか?と考える人がいると思います。よく大学入試や就職試験で面接官から

「自分の長所は何ですか?また短所と思うところは?」

と質問をされると思います。塾長のブログに日本人は自尊心が外国と比べて低いという事が書かれていました。

最近のブログなので読んでいる人は覚えているかと思いますが、セリグマンの「オプティミストはなぜ成功するのか?」です。

もう一度、復習も兼ねて読んでみました・・・。

「私は自尊心には反対ではないが、自尊心は心身の状態を示すメーターにすぎないと思っている。それ自体が目標ではない。学校や職場でうまくやっていて、愛する人々との関係が良好で、遊びが上手にできていればメーターは高い値を示すだろう。うまくいっていなければ値は低いだろう。」

と書かれていました。

しかし研究を進める上で犯罪者の多くは自尊心が高く、彼らの不当な自尊心により暴力を引き起こしてしまうのです。

ですので、子ども達に間違った自尊心を教えてしまうと問題が起きてしまうことに気付いたそうです…。

どうしても自尊心は高い方がいいと思っていた自分がいたので、少し反省しました。

そうは言っても外国人は自尊心が高く、自己アピールをさせると、どんどんアピールするほど自分に自信を持っています。

ただ、日本には「謙遜」という言葉があります。

今週の臥竜塾でも出てきましたが、日本人は「謙虚な姿勢」を持っているので、そこまで自分を出さない傾向があるため、一様に日本人は自尊感情が低いのは何とも言えない部分ですね。

さて本題に移りましょう。

自分の長所、違う言い方をすると「強み」とは何か?と考えた事があると思います。

私も自分の強みは何だろう??と考えます。

以前、臥竜塾のメンバーで火曜日以外で食事をした時に小松崎先生が言いました。

「自分の強みを知ると自信にもなるし、落ち込んだ時にも、すぐに切り替えることが出来ると思うんだよね」

確かに分かります。仕事で失敗して先輩に注意された時や、保育がなかなか上手くいかないとき、自分にとってマイナスな出来事が起きた瞬間に一つでも自分の強みを知っているだけで、知らない人よりか早く切り替える事が出来ると思います。

これはセリグマンのオプティミストと関係があると思います。

自分の強みを知るには、よく自分と一緒にいる人に聞くのが一番かもしれませんが、なかなか、聞きにくい所もあるかと思います。

そこで塾長のブログ、そして私たちのブログにも毎回コメントをして下さっている「もりぐち」さんから自分の強みを知れる方法を聞きました。

詳しく聞くと、もりぐちさんの保育園の園内研修で園長先生が取り入れた研修だそうです。

「ストレングスファインダー」です。

おそらくご存じの方もいるかと思いますが、180ほどの質問に答えることで、自分の強みを教えてくれるものです。

気になる方は詳しくは調べてみるといいかもしれません。

塾長とその情報を聞いて、面白そうだから塾でもやってみようか!という事に。

ちなみにもりぐちさんの診断結果を聞くと、かなり合っているそうなので信憑性は高いかもしれません。

ある意味占いに近い物なので何とも言えませんが、診断結果が合っている、合っていないとは別として、自分を知るという判断材料として取り入れてもいいのかな?と思いました。(報告者 山下祐)

 

 

暗証番号

学童では、1日の活動の一区切りとして17時になる前に一度子どもたちだけで集まり、夕方のゾーン決めとお部屋の掃除を全員で行っています。 その際に子どもたちのモチベーションを維持、向上させるために毎回掃除にかかるタイムを測定しています。 そこでタイムを測定する際に使っているのは、職員の携帯電話(スマートフォン)に内蔵されているストップウォッチ機能です。

そこに一部の子どもたちが興味を示した出来事を紹介させていただきます。 他の学童職員の方は設けていないそうですが、私は自分のスマートフォンに4桁の暗証番号を設定し、その暗証番号を入力しない限り、開かないように設定しています。 ですので、最初は私が暗証番号を入力し開けてあげるのですが、子どもたちが掃除を終えた時には画面が消灯し、開けられなくなっているのです。 それでは不便だと思い、1度暗証番号を解除したのですが、子どもたちが興味を示したので再び設けることにしました。

当初私が暗証番号を設定していたことに意図があったわけではないのですが、子どもたちは私たちの想像を超えたところに興味を示すものだとつくづく感じました。 今では掃除をする際の子どもたちの1つの楽しみとなっています。 私はやみくもに番号を打ち込んでも解除できないことを伝えました。 そしてその番号には必ず意味があることも。 そうなると質問の嵐です。 「先生の誕生日は何月何日?」「西暦は何年?」などある意味では私をより知ってもらう良い機会となったのですが、自分ネタではすぐにネタが尽きてしまい、最近では子どもたちの誰かの誕生日やその当日の日付、掃除をスタートした時間などこの取り組みを始めてから何十通りも行ってきました。 たまに自分でもわからなくなってしまうほどです…

今ではネタも尽きてきて、今度はあえて意味のない適当な番号にして、下3桁だけ教えてあげることにしました。 そこで子どもたちの中にこちらの意図に気付く子がちらほら出てきます。 こちらの意図に気付いていない子は0~9の数字を適当に押してしまうのですが、気付いた子は自分が何の数字を押したかを覚えて2回目、3回目に番号を選ぶ際に同じ番号を押さないようにしたり、中にはメモをとっている子もいました。

そこでつい先日に気付いた子が「10回に1回は当たる!」と言い出しました。 しかし、ここで終らないのが子どもたちのすごいところです。 「じゃあ教えてもらう数字が2つに減ったら、何回に1回当たるんだろう?」と考え出したのです。 これは数学の確率の世界ですが、以前塾長の書かれているブログの内容にあった「科学の心」に通ずるところがあると感じています。 子どもたちが発展させてくれたこの取り組みを大切に、今後も子どもたちと一緒に拡げていけたらと思っています。 (投稿者 若林)

干し芋作り

秋頃にとある保育園さんからさつまいもをたくさん頂いたのですが、なかなか食べることができずに、職員室の片隅へ置かれていました。近くを通るたびに気にはなりつつも手をつけられずにいました。そしてようやく塾長から「置いておいても悪くなっちゃうから干し芋にしちゃおうよ」という一言があり、先週の金曜日に朝から干し芋作りをしました。

 

朝からという事で私自身は手伝えずというか、その時間に干し芋作りをしている事さえ知りませんでした(笑)なので途中までは聞いた話になってしまうのですが・・・。

最初は山下君が蒸し器でさつまいもを蒸し始めました。蒸している途中で、山下君のお子さんが体調不良になってしまったらしく帰宅してしまいました。お昼をはさみ、その後は蒸しあがったさつまいもはなんと、塾長自らが皮をむき、それを西村君が食べやすい大きさに切っていくという作業をしていたそうです。たくさんの量をやっていたので、そのころには夕方になってしまったのですが、ようやくそこで仕事を終えた私と小松崎君が参戦します!

切ったさつまいもを平ザルに並べていきました。並べながら思い出したのは、小松崎君の実家の茨城県は干し芋が有名で、買ってきてもらったことあったのですがとてもおいしかったのを思い出しつつ、「小さい頃に干し芋作り体験とかしたことある?」と聞いたところ、地元の名産だったとしてもやったことはないということだったので、塾長が「これで実家の保育園に帰った時に子どもたちとできるし、先にやっといたおかげでどこが大変かわかってよかったね」と言っていました。

 

子ども達と一緒にいきなりクッキングをするのではなく、先ずは大人同士でも楽しくやっておけば子ども達とやるときにも慌てないし、楽しさも伝えられるのかなと思いました。また、干し上がるまではやはり時間が必要です。「待つ」ということは人類しかできない行為であるため、その能力を育てるにも大切な時間だなと思いました。

つまり、私たち日本人は元々農耕民族であったため種を撒き、それが育ち収穫し食べられるようになるまでには長い時間が必要です。その間待つという事は自然と「我慢」をしていまし、待つという事は得意だったと思います。

最近では食べ物や欲しいものがすぐに手に入ってしまうため「我慢」するということが減ってきていると思います。例えば子どもが何かを欲しがり、そのものをすぐ与えてしまっていると我慢が出来なくなり、カッとした時に自分を抑えるという事も出来なくなってしまいかねません。確かに蒸し上がった時点で食べる事も出来ますが、子どもたちと一緒に出来あがるまで「待つ」ことは、わくわくできる時間でもあります。

 

今回は子どもたちには見せていませんが、私自身も初めての体験だったので出来上がりが楽しみです。

次回子どもたちとやるときには一緒にわくわくしながら食べる日を待ちたいと思います。(報告者 柿崎)

切った芋を並べて干します

切った芋を並べて干します

自分でやることで納得する

子どもが転んだ時どう対応するか?

これは誰しもが経験したことがある場面だと思います。先日も、1歳児クラスの散歩中に、ある男の子が何にもない所で突然転びました。たまたま私はそれを見ていました。他にも何人か見ていた職員、そして一緒に歩いていた子、手をつないでいた子も見ていたのですが、誰も特に声もかけず、その子の様子を何事もなかったかのように見守りました。すると、その子は転んだまま、しばらく何が起こったのか考え、何事もなかった様に立ち上がり、また歩き出しました。

 

もしここで大人が声をかけていたり、過度な心配をしたりすると、その子は泣きだしていたのかもしれません。ですが、「自分で転んだ」ということ、「いたくないか」などを自分で考えることで、自分で納得することができたのです。

 

こういった「自分で納得する」ということが大切な場面は、日常の中でよく見られます。

 

我が家でも、お風呂に入る時にそんな場面があります。私の娘は、髪を洗われるのが苦手です。まず一緒に体を洗い、次に髪を洗おうとすると、「後がいい!」と湯船に入ります。

しばらく遊んだ後、湯船から出るとそのまま出ようとするのですが、「シャンプーは後がいいって言ったよね」というと、しぶしぶ手を出して、シャンプーでごしごし自分の髪を洗い出します。

その時に、なるべく目に入らず早く終わるようにと、私がシャワーで洗うと「目目いたい!」と必ず泣きます。

ですが、自分でやらせるようにすると、洗い流す時間が長くなったり、どんなに苦しそうな感じになりしても、泣きはせず、ケロッとした顔で洗い流しています。

 

この場面で面白いなと思うのは、転んだ場合と違い、シャワーは自分の方が長く目をつぶる時間、水が顔にかかる時間があるということが、あらかじめ自分でわかっているのにそちらを選びで納得しているということです。

 

その感覚をどう表現していいのかは難しいですが、「自分でやることで納得する」そんな機会はまだまだいろんなところに隠れている気がします。保育をしていると忙しいタイミングもどうしてもあり、大人がやった方が早いと感じがちですが、「子どもたちに自分でやらせてあげる」そんな気持ちの余裕をしっかりと持っていきたいですね。

 

(報告者 西田)

お集り

以前、山下氏が「ラッキーboyラッキーgirl」のブログで朝の会の様子をアップしていました。あのようにノリノリで朝の会をしている時はやっている私も非常に楽しいです。ただ、やり過ぎには注意することは心得ておこうと思っているところです…。

そして、ノリノリの朝の会だけではなく少し子どもたちと一緒に不思議なことを体験する朝の会というのを先日することができました。
そこを紹介したいと思います。
先日全国的に雪が降った時がありました。朝登園してきた子どもたちは嬉しくて舞い上がるほどです。外は珍しく雪景色が広がっていました。
そして朝の会が始まり、少しすると小松崎氏が「本多先生、雪を詰めてきました。500ミリちょうどに詰めてきたんで、溶けたときどうなるか見ましょう!」と言ってきました。
雪を積めた状態

雪を積めた状態

こりゃ面白いということで、朝の会を中断し、子どもたちとこれが溶けたら増えるか減るかと予想しました。
大体子どもたちは減る予想の子が多かったです。
「結果は給食の時だね」と伝えると、活動中にも気になるのか、「溶けてきたよ‼︎」と嬉しそうに伝えてくれます。
そして、給食の時間になり結果をみんなでみました。その時のみんな目はキラキラしています。
「ドン!」と見せると子どもたちの予想通り!雪は460mlまで下がっていました!
「ほらー‼︎」と子どもたちは得意げです。
溶けた状態

溶けた状態

するとある男の子が…
「また凍らせたら増えるんじゃない⁉︎」と…
その子の好奇心、興味が湧いていることが伺えます。
確かに!どうなんだろう?というのが私の正直な感想でした。
そこで子どもたちに凍らせたらどうなるか聞いてみると、ほとんどの子が増えると答えています。
じゃ、冷凍庫に入れてくるね!結果は凍ったら出すからね!と行って持っていきました。
そして、凍ったところを見てみると…
凍った状態

凍った状態

子どもたちが言う通り氷になることで増えていました!
まだこの結果は子どもたちには見せていません。果たしてどんな反応が返ってくるのか楽しみです。
このようなお集まりで少しでも科学活動の芽生えに繋がってもらえればとも考えています。
塾長のブログでもあるように様々なものについて、もっと知りたい、やってみたい、子どもの興味をしっかりとつかめるような、質問をしたりして科学活動に興味を持てる環境を意識していこうと思っています。
興味を引きつける質問はまだまだ、練習する必要があると思っています…。
お集まりから環境へと流れ、内発的な動機づけへと繋がってくれたと思っています。
しかし、思いついた時に容器に雪を詰め、すっともってきてくれた小松崎氏の行動というのも興味、好奇心の塊でもあるように思います。
大人も様々な人から刺激され、向上心を持っていけるのだと思うことが出来ました。
(報告者 本多悠里)

話し合い2

以前紹介させていただいた話し合いに進展が見られました。

前回の話し合いでは、「ピクニック派」と「おもちゃもってきほうだい派」がお互いの魅力的な部分をプレゼンし、相対するグループの子の気持ちを動かすというディベート形式に似た話し合いを行いましたが、今回は全員で円になり、一円対話を用いたディスカッションを行いました。

前回の話し合いでほぼ意見がまとまりつつあったためか、今回の話し合いにはそれほど時間を有しませんでした。

比率では圧倒的に「ピクニック派」が多かったのですが、学童生活も残り少なく、どうしても学童におもちゃを持ってきて友達と遊びたいと譲らない子が数人いました。

今回の話し合いは、前回の話し合いを紹介させていただいた際にも書かせていただきましたが、片方のグループが納得をして、全員が1つの案にまとまるまで行おうと考えたため、正直今回の話し合いでもまとまらないかなと思っていたのですが、急に全員の意見がまとまる意外な案が飛び出しました。

それは、「両方の準備をしてきて、ピクニックに出かける前後で持ってきたおもちゃで遊べばいい」という最も中立でお互いの意志を汲んだ案でした。

前回までは、当日の天候次第でその日の準備を変えるところまで話が進んだのですが、その日だけの話し合いで結果を左右していたらこの2グループの意志を汲んだ柔軟な案には至らなかったのではないかと思っています。

冷静に考えれば出るような案でも1回限りの話し合いでは、話し合いがヒートアップすれば出る案も出ません。

これは子どもに限らず大人も同様ですね。

数人の友達と、もしくは1人でも冷静に考え直す時間が必要なのだと気付かせてくれた今回の話し合いでした。

塾長が書かれている臥竜塾ブログの1月27日「話し合いでの役割」に話し合いにおける注意点が書かれています。

「大人が気を付けなければいけないのは、子どもは質問の答えを言うまでに多少の時間がかかることがあるということを承知するということ」とありました。

今回正にその通りの経験ができた気がします。

前回の話し合いと今回の話し合いの合間は1週間以上ありました。

その結果が幸いし、この中立の案が出たのだと思えます。

前回、今回の話し合いは子どもたちにとっても私たち保育者にとっても良い学びとなりました。

今後残り少ない学童での生活であと何回できるかわかりませんが、今回のような有意義な話し合いの機会を時間と日にちにゆとりを持って設けていけたらと思っています。

(投稿者 若林)

大人も模倣

来月私の働く園で、成長展をしようと思っています。そのために、今、自園での話合いがいよいよ始まり、成長展に向けての取り組みが進み始めました。今回は幼稚園での初めての取り組みということもありますし、こういった「発達」といったものを焦点にクローズアップするという取り組みも今までなかったので、みな四苦八苦しながらも、なんとか実現させようと頑張ってくれています。ただ、全員のイメージがわかないので、今回の場合は、自分が新宿せいが保育園にいた頃の写真や今までせいがで実践していたことを基に、一度すべてを「模倣」してみようということにしました。

 

そこで、ここ最近の自分の中での考え方の変化について、きょうは書いていこうと思います。というのも、自分はあまり人の真似をするということが好きではなかったです。というのも、どこかで変な負けず嫌いがあって、真似をすることがどこかで「情けない」というか、それで良いのかと思う自分がいました。今思えば、変なプライドですね。

 

しかし、特に大阪に帰ってきてからはそこがどこか吹っ切れた気がします。というのも、「模倣」ということにたいして、藤森先生に言われたことがありました。ある例を出して、言われたのが「ある人がゴルフを始めました。Aさんは始めるに当たってタイガーウッズの教則本を読みました。Bさんはそんなのより我流で自分にあったフォームを見つけるといって始めました。では、どちらのほうが上達したと思う?正解は当然Aさんだね。まずはしっかりと基礎を身につけるためにモデルを真似ることはとても大切なことだよ。そして、その基本があるからより先に発展できるんだよ。」と言われました。なんとも今までの自分の虚勢が馬鹿のように思えました。そして、その発展へのプロセスは子どもと同じことですね。

 

この言葉もあり、しっかりとまず「模倣」をしていくことが大切だということを改めて感じ、新宿せいが保育園の協力してもらい、成長展を「そのまま」やってみることにしました。「良いものはいい」当然のことですが、それがなかなか認められない自分を見て、恥ずかしくなるばかりです。つい分かった気になって、独自でなにかしようとするときっと主軸から外れてしまうことに繋がったのではないかと今は思います。また、我流でするために考えることをするよりも、模倣をするにあたって「なぜ?この方法なのだろうか?」と考える方がとても学びがありました。そして、活動をするために説明していくことがあるので、そこでまた二度目の学びがありました。これほどまでに「模倣」というものには学びがたくさん隠れているということが実体験をもとにとても実感しました。

 

子どもたちの中にある「模倣からの学び」の瞬間も、きっと似たようなことなのだと思います。ただ、大人と違い、子どもたちはもっと模倣することに純粋で、すぐに取り入れようとします。その姿勢は生きていく中での基礎をその瞬間に作っていく過程だからこそ、純粋にそして、積極的に真似ることをしていくのだとおもいます。大人になるとそこに利害やプライドなどが入り邪魔をするのかもしれません。自分の実体験と子どもたちの真似ることの純粋さを比べると、この小さい時期だからこそ、「真似る」ということが幼少期にいかに大切なのかを改めて感じました。

(投稿者 邨橋智樹)