2023年度 研修旅行in金沢

9月20日の塾報告です。

ちょうど9月16、17日と新宿せいが子ども園の研修旅行がありました。

今年の研修先は石川県で、わかばこども園さんと光こども園さんにお邪魔させていただきました。

わかばこども園さんは新宿せいが子ども園の元職員、西田先生が園長をされておられて、臥竜塾生ですのでzoomで塾が開催の時は参加してくださいます。そして光こども園さんは、こちらも元職員の川辺先生のご実家の園です。

改めまして、見学をさせていただき、ありがとうございました。

という、イベントがありましたので、今回の塾では参加した塾生の報告会とさせていただきましたので、一人ずつの感想を書かせていただきます。

中村先生

やっと西田先生の施設(わかばこども園)を見れて良かったです!2年目の先生が率先して環境を整えていることを聞いて、自分自身3年目の身としは、もっと積極的に保育室の環境を整えていきたいと思いました。

光こども園さんは新しい施設で、藤森メソッドしっかりやるつもりの建物設計の印象を受けました!

小林先生

光こども園さんは給食を一斉に食事を食べないことに、自園との違いを感じました。新宿せいが子ども園しか知らない自分にとっては、他の園が藤森メソッドをどのように工夫して実践しているのかを知るのは、とても良い学びです。

また、2園を見学させていただいた時に同じチーム内で議論しながら一緒に見るというのは貴重でした!また午後のディスカッションでも同じ価値観を持っているからこそ、同じ悩みを持っているのだな・・・と知り、保育理念が一緒だからこそ、違う施設の職員とも深い話しができるのは、本当に学びが多い研修になりました。

太田先生

 光こども園さんは、園舎がとても広く開放的でした。2歳の部屋を中心に見させていただきましたが、カーペットの床の色でゾーンをわかるようにしていたので、2歳の子ども達が視覚的にゾーンを理解できるという環境の作り方は素晴らしかったです。わかばこども園さんでの2歳児クラスでは手作りおもちゃが多い印象を受けました。また食育活動で行った活動から、ごっこ遊びにつなげている連続性は実践してみたいと思いました!

森口先生

 光こども園さんの施設は、ガラスが多く、とても開放的で、子どもが自然と外を観れるのはいいですね。子ども自身で落ち着いたり、気を紛らわすことができるかもしれませんね。わかばこども園さんは余白がある印象です。先生達に余裕があるというか、園長先生(西田先生)の雰囲気が伝わっているのか、良い意味でキチっとしていないw

写真:光こども園さん

午後のディスカッションで先生方と意見交換させていただき、先生たちが生き生きとしていた!楽しく話してくれたは印象的です。そしてSTEMゾーンがどちらも素晴らしい環境で、もう一度自園を見直します・・・。

佐野先生

 光こども園さんの3、4、5歳児クラスでは漢字表記が多かったので小学校への連携などを意識しているのかな?と思いました。午後のディスカッションでは一緒に悩み、相談して、モチベーションが上がった研修でした!

廣田先生

 光こども園さんは新築の匂いでしたwそしてガラス張りが多く、とても開放的な雰囲気だったので、子どもの心も広くなるのなかなーと思いました!2歳児クラスでは細かいおもちゃもたくさん置いてあったので、参考にしようと思います。また幼児クラスでは1つのおもちゃの数が少ない印象を受けたので何か意図があるのでしょうか・・・。わかばこども園さんの2歳児クラスでは手作りおもちゃが多くあったので、一つ一つのおもちゃを発達に合わせて細かく設定できるので、遊びの連続性も作りやすいと思いました。 

また2日目の観光では、兼六園、美術館など金沢市内をいろんなものを見ながら歩くことで、アンテナを張ってキャッチする大切さ!を知りました。

伊藤先生

 皆さんの意見とほぼ一緒ですので、僕は西田先生の発表に注目させていただきました。西田先生も新宿せいがで学び、実家に戻り、今は園長として見守る保育を実践されている姿を見て、自分に置き換えて発表を聞かせていただいたので、本当に学ばせていただきました。

写真:西田園長先生の発表

また、午後のディスカッションでは、他の園の先生方の話はもちろんですが、一緒にチームを組んでいる先生方の考え方を改めて聞けて良かったです!また行きと帰りの新幹線でも普段、関わりがない先生方と話すことができて、その時間も貴重な時間でした!

以上となります。

今回、私は諸々の事情でお留守番でしたが、普段、新宿せいがの職員は皆さまから見ていただくことが多いのですが、この日だけは逆に見させていただくことで、自分たちの保育の振り返りにつながる、とても良い機会です。

また伊藤先生のコメントのように、新宿せいがのように職員が多いと普段、なかなかじっくりと話すことがない職員と話す機会もできて、仲間を知るという部分でも良い機会です。(報告者 山下)

2022/9/21 報告

研修旅行を経て、感想を頂きました。

小林先生

「 実習以外で他園を見たことなかった。
自園の良い所を再確認できたり、 道中での会話など、他のクラスの先生方とも交流をもてた」

伊藤先生
「〝自園の先生方皆で他園を見る〟ことは研修旅行ならではのもの。      

その場で情報を共有し合ったり、とても有意義だった。」

また、研修先の先生の講演の中にあった 〝保育士は万能ではない〟という言葉がとても印象に残ったことを話して下さいました。

太田先生
「研修先の園にあった〝けしかけない〟という表記。
この言葉に見守る保育 Fujimori meth実践園の良いところが出ているのかな、と感じた。
他の先生方の視点を見れたことで自分の視野も広がった」

中村先生
「好きな写真〝だけ〟の手作り絵本や図鑑が印象的だった。
自園のぐんぐん組(1歳児クラス)動スペースの充実を、今回の研修で受けた刺激から、改めて考えていきたい。」

塾長より

「家電や身の回りのものの写真を並べたりファイリングした手作りの絵本、など、充実させていけたら。」

また、研修先の園で実施されていた〝司書さんに絵本を読んでもらう〟という、職員以外の方や専門家からの保育アプローチ、というのもとても素晴らしい事ですね。

山下塾頭
「係活動や行事への取り組み方について 〝係以外の先生を巻き込んで〟という姿勢がとても見られた」

係の先生が中心になると同時に、係の先生だけで進行されてしまいがちな係活動、行事ですが、園全体が我が事として捉えているような雰囲気というのは、とても大切ですね。改めて勉強になります。

研修旅行に参加しなかった先生からも質問があれば、ということで、加藤も。

新人の先生の感想を聞いていても、保育への意識や意欲が高い事が伺えます。

それはもちろん研修先の園のことでありますが、

同時に、研修旅行へ行った先生方からこのような意見が出ることについても、感じてしまいました。

自分の新人時代に、このような意見を持てたかどうか笑

研修旅行が明けた平日から、チームの先生方の動きや、会話の内容に変化があることを感じ、

改めて研修旅行という取り組みについての成果を感じる、夜となりました。

(報告 加藤)

研修旅行2022 in 長野 2日目

 中村先生からのバトンを受け継ぎ、研修旅行2022in長野の報告をさせていただきます!

 ホテルで朝食を食べた後、歩いて善光寺まで向かいました。道中の参道には魅力的なお店がいろいろと軒を連ねています。やはりお土地柄、蕎麦屋やおやきのお店が多い印象でした。

 その中でも我々が入ったのは七味唐辛子で有名な八幡屋礒五郎さん!訪れた善光寺門前のお店が本店で、有名な缶のパッケージを模した椅子が店頭に3つ並んでいます。そこで七味唐辛子や唐辛子を利用した商品を、お土産としてそれぞれ買いました。少し興味が出たので調べたところ、七味唐辛子を構成する素材は特に決まっているわけでなく、お店や商品によって様々のようです。八幡屋礒五郎の七味は「唐辛子、辛味と香りを併せ持つ山椒・生姜、そして、風味と香りの麻種・胡麻・陳皮・紫蘇の7つ」だそうです。また「七味唐辛子」という名称は関西風のもので、江戸では元々「七色唐辛子」という呼ばれ方をされていたとのことです。近代以降に発刊された辞書においては七色唐辛子の方を標準語形としているそうです。以上、七味に関するトリビアでした!

七味の缶を模した椅子

 閑話休題。それぞれで参道にあるお店をまわってお土産などを買った後、大きく立派な山門を通って善光寺の本堂に入りました。本堂自体が国宝なのですが、善光寺と言えばお戒壇巡りかと思います。

 善光寺のWebサイトからお戒壇巡りについての説明を下記に引用します。

“善光寺本堂の最奥に位置し、御本尊の真下を通る真っ暗な通路です。一寸先も見えない暗闇の中を進み、途中の「極楽の錠前【じょうまえ】」を探って頂きます。この錠前は御本尊と結ばれており、触れることで直接ご縁を結べると言われます。”

 本堂奥にある急な階段を降りた後、暗闇の中を錠前を探しながら壁伝いに歩いていきます。暗闇といっても本当の真っ暗闇ではなく足元に小さな灯りはあります。が、それが絶妙な明るさで、目の前にいる人が見えるか見えないかというものなのです。前を歩く人が白い服であれば良いのですが、黒い服だとぶつかってしまうのではないかと思います。

 視覚的な情報がほぼ遮断された状態は現代に生きているとほとんどなく、その他の感覚が鋭敏になっていくように思えて新鮮でした。また暗闇の中を歩くという体験は宗教的な神秘性を感じるものであると同時に、スリルもあってある種のアトラクションとしてとても楽しかったです。

 またこれは私の解釈ですが、お戒壇巡りはそれを行う者に仮死体験をさせて入門者や信徒として新たに生まれ変わらせるというイニシエーション(通過儀礼)的な意味合いを持つものであり、それがやがて観光的資源として活用されるようになったのではないかと思います。お戒壇巡りは胎内巡りとも言うそうで、戒壇を出た後は生まれ変わるということを示しているのではないかと推察します。

 ちなみに古典落語の一つに「お血脈」という演目がありますが、それはこのお戒壇巡りが元となっております。私は立川志の輔師匠が演じているこの演目を聞いて、初めてお戒壇巡りというものが善光寺にあることを知りました。

荘厳な雰囲気の善光寺

 本堂を出た後、善光寺史料館に参りました。かつて本堂に架けられていた絵馬や古い仏像などが展示されているのですが、中でも目を引かれたのは高村光雲・米原雲海作の仁王像です。その神々しいまでの力強さは、全身が粟立つような感覚を覚えました。またそういった史料展示だけでなく、『小松美羽展 ~霊性とマンダラ~』という現代美術の特別展も開催しておりました。

史料館の入り口

 その後は善光寺のすぐそばにある長野県立美術館に向かいました。昨年に改装したばかりだそうで、自然と調和しながらもスタイリッシュな雰囲気の建築物でした。 

 そこで行われていたのが「ジブリパークとジブリ展」です! ジブリパークは、2022年11月に愛知県の小牧にできるスタジオジブリの世界を表現した公園です。本展はそのジブリパークを一足先に楽しめるよう、公園の様子や雰囲気がわかる様々な展示がなされていました。またジブリパークのことだけでなく、歴代の映画のポスターや乗ることのできる猫バスなども展示されていました。中でも『アーヤと魔女』という作品を通した3Dアニメの制作手順の説明に力がいれられており、とても印象的でした。何か3Dアニメというと今までのセル画のものよりも簡単に作ることができるものといった思い込みがありましたが、本展示はそれを覆すものでした。多くの「職人」が力を合わせて、絵やエフェクトを緻密に作り込んでいることがわかり、3Dとはいえやはり「ものづくり」に変わらないのだと思わされました。また展示の中にはサツキとメイの家や湯婆婆の等身大フィギュアなど、写真を一緒に撮ることができるスポットもあり大変楽しめました。

サツキとメイの家
カオナシと!

 善光寺を一望できる美術館の屋上テラスに上がった後、お昼を食べに再び参道に戻りました。魅力的な飲食店が並ぶ中で我々が選んだのは、おやきのお店です。おやきとは長野のソウルフードで、小麦やそばで作られた皮に、あんこや野沢菜などを包んで焼いたり蒸したりしたものです。感染対策を充分にしながら、みんなで焼きおやきと蒸しおやきを一つずつ食べました。焼きたて・蒸したてのおやきは、素朴な味でとても美味しかったです。

善光寺を一望できるテラス

 食べ終わった時点でまだ昼過ぎでしたが、関東に台風が接近しているという情報もあり、早目に新幹線に乗って帰路に着くことにしました(長野は良い天気でした)。長野駅から東京駅までは1時間45分程度で、あっという間に東京に着いてしまったような感覚でした。そして東京駅のホームで解散と相成りました。

 私は以前に山登りをよくしていた関係で長野には何度も行ったことがありましたが、長野市内を観光をしたことはほとんどなく、善光寺も訪れたことがありませんでした。今回の旅行で長野市の魅力を垣間見たような気がします。県の中心地ということで人も多く賑わっている街でしたが、同時に山に囲まれていることや善光寺があることがそう感じさせるのか、何か清浄な空気に満たされているように思えました。

 またこの度の旅行中に塾生の先生方とといろいろなお話が出来て、様々な気付きを得ることができました。また普段あまり接点のなかった先生方ともコミュニケーションをとる機会に恵まれて、とても楽しい思い出となりました。来年はコロナ禍が終わり、多くの皆さんと楽しい研修旅行が出来ればと祈るばかりです!


報告者 小林純平

研修旅行2022 in長野 1日目

9月17日・18日、新宿せいが子ども園の研修旅行に行ってきました。1日目の報告を中村からさせていただきます!

昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったので2年越しの研修旅行。私自身、入職2年目で初めての研修旅行ということもあり、とても楽しみにしておりました!

まずは今回の行き先からご紹介・・・

長野県小諸市。東京駅から北陸新幹線で軽井沢駅に行き、しなの鉄道に乗り換えて小諸駅まで行きます。そこから徒歩10分程で今回の見学先である「さくら保育園」さんに到着です。

改札で切符を切ってもらいます。風情がありますね。
さくら保育園さんの門構え

「社会福祉法人真応会さくら保育園」

昭和29年6月1日に創設と歴史があり、定員は90人。見守る保育や3・4・5歳児の異年齢保育を取り入れている子ども園さんです!

1日目の研修スケジュールは午前中は園内の見学、午後はさくら保育園の先生による実践報告を聞かせていただきました!

【園内見学】

まずは西田園長先生からのご挨拶。さくら保育園さんの取り組みもお聞きました。
集中できる個室。私はこういうスペースが大好きです。(笑)
保育室には様々な工夫がされていました!

そして、さくら保育園さんの中で一際目を引くのが、この園庭!今年の4月にリニューアルされたばかりで、大型総合遊具が導入されています。

とても広く複雑な造り。遊び方は様々ですね。
子どもたちは遊びながら運動能力を鍛えることができます。
砂場や鉄棒も
少し小規模の遊具。
それでも大きいですが…(笑)
大人も子どもに戻ってはしゃいでます(笑)
それぐらいエキサイティングでした!

4月から運用されているこの大型遊具ですが、子どもも大人もルールを決めて利用されていました。子どもは“ふざけない”や“ケンカをしない”などですが、大人の“手を引かない”“言葉でけしかけない”というルールがあります。ついつい「できるよ!」や「やってみる?」と声をかけ、手を引いてしまってませんか?子どもたちの成長を感じているからこその行為ではありますが、それが危険を招いたり、子どもたちの運動能力の発達や失敗して学ぶチャンスを阻害してしまう。大変興味深いです。私自身、1歳児のクラスを担当させてもらっていて、歩行の安定から走ったり跳ねたり、子どもによっては登ったり、日々保育をする中で運動能力の発達を目の当たりにしています。子どもたちが“自由”に「やりたい」「できる」が叶う環境作りを意識していきたいですね。

お昼休み。おいしいお蕎麦をいただきました。
↑とろろ盛りそば
午後の研修前、地元のマスカットまでいただき、、、
まさに至高でした。なんと「金賞受賞」のものです。

その後、さくら保育園の先生の実践発表をお聞きしました。長くなってしまうので内容は割愛しますが、とても貴重なお話を聞かせていただきました。

↑長野駅

1日目はさくら園さんの見学等、盛りだくさんでした!2日目は観光メインです。その報告は小林先生にバトンを渡してお願いしたいと思います!(報告者 中村英知)

旅の思い出②

お別れ旅行二日目です!

今日は天気も良く、とても観光日和です!!

朝ごはんもしっかり食べ、いざ出発!!

まずは福井の観光名所と言えば「東尋坊」です。

東尋坊といえば・・・「自〇の名所」と聞いた方もいるかと思います。

旅の予定では、遊覧船に乗って断崖絶壁を海から眺める予定でしたが、

風が強い影響で波が高いので、遊覧船は欠航になってしまいました・・・残念。

ですが崖の上からでも十分、見ることができました!

そして西村先生、本多先生、松元先生の勇気ある3人は少しでも近くで見ようと、

ギリギリのところまで攻めることに・・・

その瞬間!!!!

「ザッパーーーーーーン!!」

っと大きな波が3人を襲ったのです!!

なんとか波に飲み込まれずに済みましたが、

見ていた私たちは3人の命が本気で危ないと感じました・・・。

自然の力は本当に怖いです・・・。

かなり、やられてますね笑

命は助かったものの、3人はビショビショになりました笑

東尋坊を存分に見学した後はお昼ご飯の時間です!

その土地の美味しい郷土料理を食べるのも旅の醍醐味の一つですね!

福井の名物といえば「ソースカツ丼」です。

温かいご飯の上に大きなわらじカツをのせて、特製のソースを上からかけたものです。

このソースがまた美味しくて、カツはもちろん、ご飯にも合います!

わらじカツも普通のとんかつよりも薄いので、何枚でもいけちゃいます!

ソースカツ丼をお腹いっぱいになったので、少し歩くことに・・・。

昼ごはん食べた!って言うのに・・・
また食べる笑 甘いものは別腹ですね

福井の歴史で有名なのは織田信長の家臣「柴田勝家」です。

柴田勝家がお市の方と最期を迎えた北ノ庄城跡地に行きました。

ボランティアガイドの方に詳しく説明を聞き、遊びだけでなく、

ちゃんと歴史も学んでます!

そして旅の締めくくりは日本最古(だった)天守閣を持つ丸岡城です。

丸岡城は「日本100名城」にも選ばれているので記念スタンプもあります。

ただ残念なことに、飛行機の時間の関係で天守閣に登ることはできず、

城の前で記念撮影のみ・・・。

丸岡城を後にして、邨橋先生とはここでお別れです。

わざわざ大阪から来ていただき、ありがとうございました!!

同じ志持った仲間が全国にいて、こうして駆けつけてくれるのは、本当に嬉しい限りです。

そして小松空港に着きました。

今回のお別れ旅行の企画の段階から一緒に考えてくださり、

二日間に渡ってアテンドをしてくれた西田先生と涙、涙のお別れ・・・。

本当に、本当にありがとうございました!!

無事に全員、飛行機に搭乗し、空の旅へ・・・。

それこそ、今から約1年前の旅行でしたが、笑いあり、学びありの充実した二日間だったのではないでしょうか?

この二日間は決して忘れる事がない大切な思い出です。

これから辛いこと、悲しいことがあるかもしれませんが、そんな時に支えてくれるのは、

塾生のような仲間の存在のような気がします。

塾生に限らず、職場の仲間というのは本来、こうした存在だと私は思います。

とはいえ、職場全員と仲良くするというのは、基本的に難しいと思いますが、

必ず自分を支えてくれる存在がいるはずで、そんな関係を築けるような職場環境を、

目指していきたいと思います。(報告者 山下祐)

旅の思い出①

1月29日の塾報告を行います。

まずは食事のメニュー紹介からです。

この時期は白菜が安く出回っているので、メインは白菜を使用した献立ということで、

1品目は「あんかけ焼きそば」

そして2品目は体を温めるために「豆腐とキムチの旨辛スープ」です。

おそらく焼きそば1玉ではお腹が満たされないと思ったので、

足りない人はスープの中にご飯を入れて「ユッケジャンクッパ」みたいにしてもらおうと思いました。

まさか、このスープが思いのほか、皆様に好評でメインにしてもいいくらいでした(笑)

さて食事を食べようとした時に、改めて自分たちが使用している箸を見て、

「みんなで作ったのを思い出すなぁ・・・」と話していたら、じゃあ思い出そう!!

ということで去年の塾生松元先生のお別れ旅行、石川に行ったのを動画で振り返ることに笑

現在、松元先生は実家の鹿児島の園で実践をされています。

今年度のGTセミナーにも職員の方と何度も来られました。実家に戻られて頑張っている姿を見ると、本当に私自身にも勇気を与えてくれます!

さて動画というのは西村先生が旅行中に常に動画を撮っていたので、それを編集したものです。

この動画編集技術も素晴らしく、年々クオリティが高くなっている事に驚きます・・・。

しかし、ふと思ったことが、石川のお別れ旅行の様子をブログにアップしようと思って、

すっかり忘れていたのを思い出しました・・・。

なのでこの機会に、約1年越しに「お別れ旅行 in石川」を紹介します笑

最初はOPムービーから・・・。

前回は長野、松本を「天城越え」の曲とともに振り返ります。

ちなみに松本の時は外部塾生である小松崎先生と若林先生のお別れ旅行でしたね〜。

羽田空港から小松空港へ!

そして石川県といえば、この方!!

外部塾生の西田先生!!ちなみに西田先生のお別れ旅行は韓国に行きました!!まさかの海外!!
まずは石川の伝統工芸を体験します!!
ここで今回のキーワードの「箸」です!
みんなゾーンに入って箸に好きな模様を彫っています・・・
師匠の名言です。

写真の方は、塾生それぞれが思いを込めて彫った箸に金粉を付けて、仕上げをしてくださる方です。少し癖のある話し方をされる方でしたが、とても丁寧に教えて下さいました。ありがとうございました!!

続いての体験は金箔貼りです!

金箔は、四角いお盆に金箔を貼り、先の尖った木の棒で箸同様に削って模様をつけていく作業です。箸もそうですが、彫るのを失敗したらやり直しがきかないので、なかなか集中していました!

抹茶とぜんざいで一休み・・・

体験を2つも経験したので、さすがに心身共に疲れたので、休憩処で一休み。

抹茶とぜんざいを頂きました。

そしてこの後は、「安宅の関」へ歴史を学びに行きます。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、源義経が源頼朝に追われる身となり、弁慶と共に歩んだ場所の一つです。ここで有名なので、歌舞伎の「勧進帳」です。関所を通る時、責任者である富樫左衛門に咎められるが、弁慶の機転と冨樫の情けで関所を通れることにななりました。ここでの見所は弁慶が何も書いていない勧進帳(巻物)を読み上げるシーン、そして義経に似ているのでは?と咎められたことに弁慶は主人である義経を、殴打する場面です。富樫は弁慶の嘘を知りながらも主君をそれでも守ろうとする弁慶の心意気に感服し、関所を通すというお話です。

去年のお楽しみ会での幕間で、森口先生が見事な「飛び六方」を披露しました笑

安宅の関を後にして、少し早めにホテルへ・・・。

温泉に浸かり、疲れを癒した後はお待ちかねの夕食!!

今回の目玉は越前カニとのどぐろ!です。

カニの甲羅焼き!!カニみそがいいアクセント!!
締めはのどぐろの炊き込みご飯!!

夕飯の後はお部屋で二次会!!

さらに二次会からは大阪のあの方も参戦!!

では、前半はここまで!!二日目は福井を中心に観光します!!(報告者 山下祐)

松本旅行3

松本城をあとにし、浅間温泉へと向かいます。

これまで、「まつもと夜噺」「旧開智学校」「松本城」と回っていきましたが、
割と近い距離にあるので、すべて歩いていくことができました。
浅間温泉までは、バスで30分くらいです。

バス停に向かいながら、松本市内を探索しました。

こんな感じで探索します!

ふらっと立ち寄る、洒落た店♪

喫茶山雅です!

喫茶山雅です!

 

「喫茶山雅」について、簡単に説明すると、1965年に松本駅前に「純喫茶山雅」という喫茶店があったそうで、そこの常連客によって、松本山雅FCというサッカーチームが結成されたそうです。一度、姿を消してしまうのですが2015年、クラブ設立から50周年の記念事業の一環として、松本山雅FCの原点である「喫茶山雅」を復活させるプロジェクトがスタートし、2017年2月25日、約40年ぶりに、次の新たなる50年に向けた新事業として『喫茶山雅』が復活したそうです。喫茶店であり、松本山雅FCのグッツも置いてあるという、サッカー好きにはたまらないですね!!

そして、さらに進んでいると、なわて通りという栄えた通りがありました!

3

4
松本は、カエルの町としても有名で、いたるところにカエル・カエル・カエル。

歩いて、通るだけでも楽しい賑やかなところでした。

 

そして、松本探索を終え、浅間温泉へ!

5

とても豪華な旅館です!
着いてすぐに、立派なお風呂に入らせていただき、夕食です。

6

どんどん料理が運ばれてくるのですが、どの料理も最高でした!
夕食をいただきながら、たわいもない話や保育の話などなど、
小松崎先生、若林先生にこれまでのせいがでの生活を振り返ってもらい、
とても楽しく充実した時間でした。

普段、同じ職場で顔を合わせていますが、同じご飯を食べ、同じ部屋に泊まる事で、いつもとは違う一面を見ることができ、さらに仲が深まったような感じがします。

部屋は、3部屋に分かれて泊まりましたが、それぞれの部屋で楽しんだようです!

 

3月11日(日)の朝を迎え

7
豪華な朝食をいただきました!!

仕度を済ませ、お世話になった浅間温泉から松本市内へ向かいます。

8

この写真は、バスを待っている風景ですね!
バスの運転手さんもビックリしたことと思います(笑)
バスを待つ間も、一人ずつムーンウォーク対決。笑いが絶えません(笑)

 

旅行最終日は、「そば打ち体験」を企画しました!

「和食そば処たかぎ」さんにご協力いただき、
そば打ちを教えてもらいました!!

9

そば粉に水を入れ練っていきます!

10

生地を伸ばしていきます!

11

細く切る工程ですね!
これが、非常に難しい・・・。
切ったときに、包丁を傾けて板をずらして切るのですが、傾ける角度がとくに難しく感じました。

やっぱり職人さんってすごいんだなと実感ました。

12

最後にお世話になった、「和食そば処たかぎ」さんと記念撮影をし
出来上がったそばは、一人1つずつ持ち帰りました。
初めてのそば打ち、とても貴重で楽しい時間でした!

そば打ち体験を終え、
残る時間はお土産や昼ご飯を買うために松本探索です!

最初に立ち寄ったのが、「珈琲まるも」です。

13
店内が、広々としていておしゃれで落ち着いた内装になっていました!

みんなでコーヒーをいただいていると
隣に座っていた常連客の方が、話しかけてくださり、

松本市と、珈琲まるもの良さについてたくさん教えて頂きました!
松本の人たちは、本当にとても親切で暖かい!本当にいい街です!
こんな町で見守られながら成長していく子どもたちはきっと幸せでしょうね!!

14

15

常連客の方が教えてくれたのですが、貴重な椅子らしいです!
せっかくなので、座らせてもらうことに(笑)

珈琲まるもを後にして、中町通りを歩きました!
昨日通った、なわて通りと中町通りが松本市で有名な通りといいますか、
観光客が多く訪れているそうです!

16

ここで、各々クラスの先生方にお土産を買ったり、ホワイトデーのお返しを買ったり
お店を見て回るだけで楽しい時間が過ごせました!

そして、

とうとう東京に帰る時間になりました…

ここで、名残惜しい松本とも西田先生ともお別れです…。

帰りの便も、スーパーあづさでした!!!

17

帰りの列車は、爆睡していたのでみんなが何をしていたのかは分かりませんが
あづさの乗り心地は最高です!!

今回の旅行を振り返ると、、
行も帰りもスーパーあづさに乗ることができ、
松本城、浅間温泉と贅沢でとても楽しい旅行でした!

塾生になって、初めての旅行だったのですが、
職場で見る先輩方の姿と違った一面が発見できたり、さらに仲良くなれたり、
とにかく笑いが溢れていました。

小松崎先生、若林先生のお別れ旅行ということでしたが、
楽しい思い出ができたので、せいが子ども園を離れても、きっと頑張れるでしょう!(笑)

そして、松本という素晴らしい街を知ることができました。
お城に入ったのも初めてで、松本の街並みや、人々の暖かさもとても好きでした!
またいつか、行ってみたいと思います!!

こんな感じで今回の松本旅行の報告を終わりたいと思います。

報告者 田崎 天悠

松本旅行2

続編「松本に到着」です。

新宿を出発し、2時間半。
松本に到着しました!!!

今回、元塾生である西田先生が参加してくれ、松本駅で合流しました!

西田先生が合流すると、みんなの雰囲気がさらに明るくなったような感じで、
笑いが溢れていました!本当に仲の良い先輩方です!

前日には、雨が降るらしい・・・という話でしたが、全くそんな気配もなく。
先輩方がおっしゃっていた、「塾長、晴れ男 説」は本当なんだと実感しました!

松本駅に到着し、最初に向かったのはお昼ご飯です。

昼食は、「信州まつもと夜噺」さんにお世話になりました!
事前に、今回の旅行のことを伝えると、
駅に到着次第すぐに料理が提供できるようにと準備をしていてくれました!

3

この写真に写っている食材に加え、信州そばです!

松本の郷土料理が盛りだくさん!料理もおいしい!親切!
一同大満足でした!!信州まつもと夜噺さんありがとうございました!

 

お腹も満たされ、次に向かったのは、旧開智学校です。

旧開智学校について、少し紹介します!
重要文化財である旧開智学校は、明治6年(1873年)5月に開校され、
校舎は明治9年4月に新築されて昭和38年(1963年)3月まで90年間使われていた、わが国でもっとも古い小学校の一つです。

4

5

6

7

昔の幼稚園や保育園のことも掲示されていました。
また、昔実際に小学校で使われていた教材、道具、教室と
歴史を感じることができとても貴重な体験でした。

タクシーの運転手の方とお話する機会があったのですが、
「お兄さん、歴史興味あるの?」
「あそこ(旧開智学校)はね~、興味ない人にとってはなんも面白くないかもよ~」と言っていました(笑)

私は歴史に詳しくないのですが、楽しかったです!
もし、そういった歴史に興味がある方はぜひ、行ってみてください。

8

旧開智学校を後にして向かったのは、国宝松本城です。

お侍さんと記念撮影!

9

10

先ほどのタクシーの運転手さんとお話した時に、

「松本城に上る前に何階立てに見えるか聞いて、
実際に登ってみて何階だったか聞いてみるといいよ」

「窓みたいに見える、“さん”が長方形が弓矢を出す穴で、正方形が鉄砲の穴だ」

と事前にアドバイスをもらっていました。

みんなが「へぇ~」と感心することを期待して、塾生のみんなに伝えたのですが、
私が言い終わる前に、物知りな加藤先生が答えを言ってしまうので…

ちょっと悲しかったです。

 

というのは冗談で!みんな知っていたみたいで、私が知らないだけでした(笑)

近くで見ると迫力がすごい!

近くで見ると迫力がすごい!

 

いや~、初めて見る松本城はインパクトがすごかったです!!
塾生の森口先生が、城スタンプを集めていますが、
何となくその気持ちが分かったような気がします。歴史の教科書に出てくる
人物が実際にここに住んでいたことを考えるとテンションが上がります!

しかも、城の中にも入ることができました!!

12

お城の中に入って感じたことは、まず風通しがよくて寒い!ですね。
木材で作られているのですが、一本一本の木が大きくて迫力があります!
そして、階段がものすごく急なのです!

例えると、普通の階段を3段とばしで登るような。

誰かが、「敵が攻めにくいように作られている」と言っていましたが、
住みにくいだろうなと思ったのが私の感想です。

13

お城の中からは、松本市が一望できます。
お殿様は、こんな感じで城下町を見守っておられたのですね~!!

そして、松本城を後にし、今回宿泊する浅間温泉へ向かいます!

報告者:田崎 天悠

松本旅行1

報告が遅くなり、申し訳ありません!!
塾生のお別れ旅行で、長野県松本市に行ってきました。
その報告をさせて頂きます。

3月10日(土)

今年、塾生を卒業される、小松崎先生と若林先生、西村先生(仮)のお別れ旅行がありました。西村先生は、卒業といっても、これからも新宿せいが子ども園にいるので、今回のメインは2人です!

さて、今回の旅行先は長野県松本市です。
観光地として有名で、浅間温泉や、松本城。
食べ物で言うと、信州そば、蕎麦掻、そば寿司、馬刺し、山賊焼きなどなど…。

おいしい料理がたくさん食べられました!!!
個人的にもう一度行きたい!と思うくらい魅力的な町でした。

IMG_1438

旅の始まりに1枚パシャリ!

実は、この写真を撮る3分前くらい
集合場所で待っていると、西村先生が傘のような帽子をかぶってきて、ビックリ。

「旅行はこれば、被らんばとぞ!」と言われ
「本気か?!」と思ったのですが・・・

何年か前のお別れ旅行で同じようなことがあったみたいです(笑)

最後まで読むと分かると思いますが
本当にスタートから最後までずっとかぶり続けていました(笑)

以前のお別れ旅行では、本多先生が最後までかぶり続けていたそうですが、
こうやって受け継がれていくんですね!

東京に戻ってくる頃には、この帽子も見慣れすぎて違和感すらありませんでした。
来年受け継ぐのは誰なのでしょう?楽しみです!

新宿発~松本行 スーパーあづさです。

昨年、12月23日より運転開始となった新型特急列車です!!
今回、企画を担当させて頂いたのですが
どうしてもこれに乗りたかったので、塾長にお願いして
チケット発売と同時に購入してもらいました。

写真が撮り終わると、

「朝会はじめまーっす」
「今日の給食は、そばです。除去はありませーん!」と急に朝会が始まり、
一通りいつもの朝会を松本バージョンで行いました(笑)

スーパーあづさの前で朝会をしている保育園、他にないと思います!レアな体験です。

スーパーあづさの中は、広くて座り心地が良かったです!

列車の席は、くじ引きで決めたのですが、
なんと、私が塾長の隣をGETしてしまいました!!!

実は、前日からなんとなくそんな気がしていたのです!(笑)

塾長は、何度も松本を訪れたことがあるそうで、
窓の外に見える景色を説明してくれて、楽しい2時間半が過ごせました。

外を見ていると、富士山が見えました!!

こうやってみると、富士山の大きさがよくわかりますね。
綺麗に富士山を撮りたくて、ずっと構えていたのですが結局これがベスト富士山です(-_-;)

雲よりも高い山、こんな景色はあまり見たことがありません!

ここら辺一帯は、周りを山で囲われていて、街全体が盆地になっているところです!
写真じゃ伝わりにくいのですが、本当に凹っとへこんでいるような感じになっていました。

このように綺麗な景色が広がっていて、ずっと窓の外を見ていても飽きないくらいでした。

こんな感じで、塾旅行の様子を写真つきでお伝えしていきます!

ちょっと、長くなると読むのも大変ですよね・・・。
なので、今回はここで一区切りさせてもらいます。まだ、目的地についていませんが(笑)

次回、「松本に到着!」をお届けします!

報告者:田崎 天悠