「草莽崛起」

今日は最初にメニューを紹介したいと思います。 今日のメニューは下の写真を見てください。

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左上・・・シーザーサラダ  左下・・・手抜きリゾット  右上・・・生姜の豚肉巻き  右下・・・コーンスープ

手抜きリゾットとは、冷凍ご飯を使ったリゾットです。そもそも生米を使用して作るのが本来ですが、手抜きということで冷凍ご飯を使用しました。 そしてシーザーサラダ、生姜の豚肉巻き、コーンスープです。 ちなみにリゾットの上に乗っているのは鶏肉ですが、シェフ柿崎が保育園にあるローズマリーを鶏肉に漬け込んで焼いた物です。 そして更に、コーンスープに乗っている緑の粉状の物も保育園で採れたバジルを炒めてみじん切りにしたものを散らしてあります。 時にはやってくれますね(笑) どれも最高の食事でした。 1438175069169 そして今日は西村くんの少し早い誕生日をお祝いしました!24歳おめでとう!!   今回はゲストティーチャーとしてカグヤの野見山さんをお呼びしました。 野見山さんから焼酎の差し入れを頂きましたが、その焼酎がまた珍しい焼酎ですので紹介します。 DSC_0845   「米焼酎 薩摩 自顕流」 http://www.47club.jp/47M-000039onn/goods/detail/10024539/ ↑紹介文ですので、興味がある方は是非。 鹿児島、薩摩と聞くと芋焼酎という印象が強いので、どうなんだろう?と半信半疑で飲んでみたところ、とても飲みやすく、ついたくさん飲んでしまいそうなくらいでした!   では肝心な塾の報告に移りたいと思います。 まずは今回、野見山さんにゲストとして来ていただいた理由は、私が野見山さんに是非とも塾生にお話していただきたい内容がありまして、お願いしたのです。それは以前、保育園に塾長のウェブラジオの収録に来られた際に、少し時間があったので二人で野見山さんと大河ドラマの話しをしたときです。 DSC_0852 実は野見山さんに会う数日前の塾で過去にゲストとして来られた方に専用のノートに言葉を書いて頂いたノートを見返していました。中でも野見山さんは参加率が高く、ちなみに今回で5回目でしょうか。その3回目に書かれた言葉が「草莽崛起」と書いてありました。その会は吉田松陰の話しをしていただきました。当時、私たちはそこまで吉田松陰の事も知らず、もちろん「草莽崛起」という言葉も知りませんでした。そしてその時に。草莽崛起の話しをしていただいたと思うのですが・・・見事に忘れていましたが、たまたまノートを見返した時に野見山さんが書かれた「草莽崛起」という言葉に一同反応し、「やっと意味が分かったね!!」と言葉を揃えたのです。そして、保育園で野見山さんにその話をした時に、野見山さんが次に話してくれたのは、高杉晋作の話でした。その話に私はとても感動し、是非とも臥竜塾で高杉晋作の話をみんなにして下さい!とその場でお願いをして、念願が叶いました。 また放送中の大河ドラマでもちょうど高杉晋作が大きな事を成そうとしている時なので、色々な偶然が重なり、今回の臥竜塾に至ったわけです・・・。 そして野見山さんの高杉晋作の話しがスタートしました・・・。

まずは高杉晋作の話になる前に、野見山さん自身の吉田松陰(以後 松蔭)との出会いをお話されました。野見山さんが松陰先生と出会ったのは17歳の時だそうです。とても感銘を受けたらしく、それから今まで22年間、毎年欠かさず松蔭神社に通っているそうです。それだけ松蔭に影響を受けたらしく「自分も松蔭先生のように生きよう」と心に誓い、道を歩き出しました。そして野見山さんが29歳の時、それは松蔭が安政の大獄によって処刑された歳と同じ歳になったときです。「自分も松蔭先生と同じ29歳で死のう・・・」と本気で思ったそうです(笑い事ではなく本気だったそうです)。それに向かって必死で生きてきたのに、松蔭先生のようになれず、仕事でもなかなか上手くいかず本当に悩んでいた時に藤森先生、塾長と出会ったのです。そして塾長に聞いたそうです「松蔭先生は29歳で死にました、私も同じように死のうと思うのですが・・・」と、すると塾長は 「吉田松陰と自分の年齢を重ねて考えればいいんじゃないですか?30歳になった吉田松陰はどう考えるだろう、40歳になったときはどう考えるだろう?とその時のその時の吉田松陰の立場で考えてみたらいいのでは」 その言葉をいただいた野見山さんは暗闇から一気に光が見えて、それをきっかけに立ち直れたそうです。そんな感動エピソードから高杉晋作物語はスタートします・・・。 と高杉晋作の話にいきたいのですが、ちょっと内容が濃すぎて、一回では書ききれない情報でしたので、今回はこの辺で・・・。 次回から野見山さんの高杉晋作ワールドを紹介していくので、お楽しみに!!(紹介文 山下祐)

ねぎしに行ってきました

遅くなりましたが、7月21日の臥竜塾の報告です。

今回の臥竜塾はいつもと違います。以前私が報告させて頂いた、ねぎしフードサービス(牛タン焼き肉の店)を覚えていますか。なんと今回は、実際にねぎしで食事をし、カンブリア宮殿で話題となった、『親切』という企業戦略を(勝手に)見学させていただきました。なぜ、このタイミングでねぎしに行ったのかと言いますと、これも縁が重なった結果だったのです。

(前回の報告の際に、偶然という言葉を用いましたが、それは偶然ではなく『縁』だと言うご指摘を、あるお坊さんからいただきましたので、これからは縁という言葉を使っていこうと思います。)

以前、塾でねぎしを観たときに、実際にねぎしで食事をしてみたいねという話になり、近くにある高田馬場店に食べに行こうとなったのですが、たまたまリニューアルオープンに向けて改装中でした。リニューアルオープンの日にちを見ると、7月10日となっていたため、7月14日の臥竜塾の日に食べに行くように計画していました。しかし、その日は毎月行っている臥竜塾セミナーの日で、塾生の帰りの時間がバラバラになってしまいました。そのため、今回の臥竜塾でねぎしに行くことになったのですが、このようにして1回ズレたことで、前回ねぎしについての報告をした私に、今回報告の順番が回ってくるという縁が生まれたのです。

では、実際のねぎしはどうだったのでしょうか。写真も交えて報告させていただきます。

まず、今回ねぎしには塾生全員の9名で行きました。9名が一度に来店されるとお店側としてもやはり大変だと思います。しかし、9名が一緒に食べられるよう、机を準備したり、料理も大きな時間差もなく出てきました。

 

店内はオシャレなカフェのような雰囲気で、緑が多かった印象です。塾長がよくお話しする緑視率の話を思いだしました。

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どうでしょう。勉強ができるカフェのような机が並んでいますね。そして、ふと客席を見ると、椅子の脚に何か黒いものが付いていました。

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塾生で話をした結果、これは傘を置くものだろうという結論が出ました。たしかに、傘立てがない場合、席での傘の置き場に困ることがよくあります。そのようなときに、これはとても便利ですね。

 

いよいよ食事を注文し、運ばれてきました。今回はみんな同じで、しろたんセットを注文しました。

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以前、臥竜塾で作ったセットと同じですね。お肉は柔らかく、ご飯がよく進みました。ねぎしでは、ご飯のおかわりができるのですが、私たちが空になった茶碗を持ち、店員さんにおかわりをお願いしようとすると、目が合っただけで、お茶碗を取りにきてくれるのです。大食いの多い塾生です。何度も何度もおかわりをしていましたが、快くおかわりを持ってきていただきました。おかわりの際、ご飯の量を聞かれるのですが、普通は大盛りや普通と言うところを、塾生は『3分の1盛』や、『日本昔話のように』など、細かいおかわりのお願いをしたのです。しかし、それらの要望にもしっかりと応えていただきました。

 

また、カンブリア宮殿でも紹介されていました。お客様アンケートにも答えてきました。

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最後にお店を出るときに、根岸社長の本も購入しました。本の報告もいつかできたらと思います。

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以上、ねぎしの報告となります。細かいところに、ねぎしの親切が垣間見ることができました。

 

ねぎしで食事を済ますと、塾長の家にデザートを買って向かい、いつもの臥竜塾です。Evernote Camera Roll 20150724 000422 (3)

今回は、先週話に出た臥竜塾セミナーのテスト問題をそれぞれ発表しました。基本的には、セミナーを聞いた後に行うテストなので、そのセミナーの中に答えがあるように作っています。

もう1つの話題は、定員増に伴う行事のやり方です。丁度先週夕涼み会が終わりましたが、定員が増えたわりには、人の密度は昨年に比べたら、余裕があるような印象でした。定員増によって、二部制にしたことで、このような結果になったと考えられます。普段の保育は、定員が増えたことにも慣れ、大きな問題もなくなってきていますが、これからは行事が、その影響を受け、色んな変化が生まれてきそうです。これまでのやり方を守るのは、もちろんいいことだとは思いますが、変化を頑なに拒むのは少し違うのではないかという話でした。やってみて、また改善が必要なら改善すればいいと思うのです。ドゥーシープランですね。

 

以上、今回の臥竜塾報告ですが、私の念願のねぎしにも行くことができ、実際にねぎしの企業理念を目の当たりにできました。また、ねぎしの店員さんが生き生き仕事もしているのも見ることができましたが、次の日保育園に来ると、自分も楽しく仕事ができているなと思いました。ねぎしに行くことで、自分の仕事の良さを改めて感じることができましたし、そんな仕事に就けたことをうれしく思います。

 

西村 宗玲

見守る保育中国展開

7月14日の生臥竜塾

今回の生臥竜塾では、見守る保育中国展開の話が出ました。

初めに中国展開の意図として、中国で流行らせることが目的ではなく、中国で注目されることで、日本で取り上げてもらうということを塾長が話してくださいました。

これには塾生一同「なるほど!」でした。

そこで、今年度新たに始めた塾生が行っている各テーマに沿った臥竜塾セミナーのテスト問題を作ろうという話になりました。

※テスト問題は、各テーマの基本的な部分から出題され、再確認する要素が強いものです。

そしてこのセミナーを中国でも行い、その問題を出して、達成できると見守る保育のステッカーが授与されます。

このステッカーを授与されると、ホームページ等で見守る保育を行っていると堂々と宣伝できるのです。

と言うことは、塾生が海を渡り、中国でセミナーをやるかもしれないということです。

実感が湧かないのが正直なところですが、少しでも多くの人に見守る保育という素晴らしい理念に沿った保育があることを知ってもらうためにも一生懸命励んでいこうと思います。

また、塾長が興味深い話をしてくださいました。

アメリカの経済学者にジェームズ・ヘックマンという方がいます。

塾長の書かれている臥竜塾ブログを拝見している方はご存知のことと思いますが、ブログに度々出てくる「非認知能力」の名付け親です。

このヘックマンは数多くの栄誉な賞を受賞していますが、2000年にノーベル経済学賞を受賞されています。

ヘックマンや非認知能力に関しての詳しいことは、塾長が書かれているこちらのブログを拝見してください。

http://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2014/01/%e9%9d%9e%e8%aa%8d%e7%9f%a5%e8%83%bd%e5%8a%9b.html

 

ヘックマンの研究等をお読みになった塾長の見解では、ヘックマンは何事にも「なぜ?」「本当かな?」と疑問を抱くことで、追求していったことがノーベル賞等の数多くの栄誉な賞に繋がった1番の要因ではないかとおっしゃっていました。

最近の臥竜塾ブログのタイトル「二層の志向的構造」にも、人類と類人猿の身振りのコミュニケーションは、基本的な点で異なっているとあり、その1つに人類の身振りの受け手は無意識に「なぜ?」と自問するとありました。

このように人類と人類に最も近いとせれる類人猿との比較であぶりだされる違いが、人類の特徴の1つであり、それらを活かしていくことが、人工知能に支配されてしまうと懸念されている2045年問題に対抗する唯一の術だと思ったのと同時に、自分はまだまだ自問を使いこなせていないことにも気付けました。

詳しくはこちらを…

http://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2015/07/%e4%ba%8c%e5%b1%a4%e3%81%ae%e5%bf%97%e5%90%91%e7%9a%84%e6%a7%8b%e9%80%a0.html

 

続いて、先週末に塾長と助手の西村先生が行かれた沖縄出張の報告を西村先生がしてくださいました。

今回の沖縄出張では、ゆうわ保育園さんで、たばる愛児園さんとおおな愛児園さんを交えて園内研修を行いました。

園内研修での塾長のお話の内容は、ドイツの保育環境や子どもの関わりをベースにお話をされたそうです。

たばる愛児園さんには、男性保育士が5人もいらっしゃったそうで西村先生は仲良くなれたと言っていました。

次の日に観光で、那覇市よりも南にある「港川原人」の遺跡を見に行ったそうです。

塾長が講演する際の「人類の起源」のお話にも出てくる「ホモサピエンス」は、沖縄を介して今の日本の本土に上陸した説があるため、興味深く観光できたそうです。

最後にガイドさんから、塾長がお話になる人類の起源、ホモサピエンスの話をされたそうですが、西村先生曰く塾長がお話になった方が…と言っていました(笑)

そして、沖縄お土産を特別に本多先生だけに…

なぜでしょう?(笑)

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沖縄土産

最後にこの日にあった臥竜塾セミナー(テーマ:チームワーク)を担当した、西田先生と加藤先生からの報告がありました。

だいぶざっくりとした説明になってしまいますが、塾長が以前お話になった、「保育におけるチームワークは、数多くあるチームスポーツの中でサッカー型が最も当てはまる」という話と新宿せいがのチームワーク体験談を用いての報告が多かったそうです。

中には、ヘルプやシフトを自分たちだけで決めてやっていることに驚かれた方もいたそうです。

それには新宿せいがには、主任という立場がないことが一因にあるのではないかということと、私は新宿せいがしか知らないので、逆に驚きましたが、園長が保育を主任に一任していることで、何事も主任を介してという園が多いのではないかという話が出ました。

最後に「本当にそんなに仲が良いんですか?」と質問があったそうです。

本当に新宿せいがは、男性保育士、女性保育士問わず仲が良いのです!!

最後に今回のメニューを紹介させていただきます。

今回はビビンバと中華風春雨サラダ、チヂミ、わかめスープです。

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ビビンバと春雨サラダ、チヂミ、わかめスープ

 

デザートは杏仁豆腐とマンゴープリンにジュースを組み合わせ、久しぶりに生臥竜塾恒例の「せーのっぴ!」で決めました。

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デザートとジュースの組み合わせ

 

今回も美味しくいただきました♪

(報告者 若林邦彦)

プレ発表会

7月7日(火)の生臥竜塾

7月14日(火)には、第4回臥竜塾セミナー(テーマ:チームワーク)が行われます。今日は、そこで発表する西田氏と加藤氏が、塾生に向けてプレ発表会をしてくれました。詳しい内容はネタバレになってしまうので話せませんが、チームワークというものを、新宿せいが保育園での実践を交えつつ、役割のひとつである“リーダー”という見方から伝えていくものとなっています。

発表中や発表後、「こんな事例もある」「発表のこの部分ってチームワークなのかな?」「見学者でよく聞かれるのはこんなことが多い」などという意見も加わり、内容はさらに良いものへと変わっていくと思います。セミナーを受講する方はどんなことを求めているのか、どういう切り口で伝えた方がいいのか、実際にチームワークというものを体験できるワークはないかなど、受講する方にとって刺激的で、且つ、自園に戻って実践できるような発表にしたいと、西田氏と加藤氏は語ります。

よく臥竜塾では、このようなプレ発表や議論する機会を設け、塾生同士で学び合い、塾長の言葉を聞いて、自分たちの考えをまとめていくのですが、その度に自分たちの考えが深まっていくといった印象を持ちます。つまり、現在セミナーを行っている私たちの方が、多くの学びを得ている感覚になるのです。まさに、「教え・教わる」体験をさせてもらっています。ありがとうございます。

次に、昨日から行われているGTセミナーで、西村氏が発表した「新宿せいが保育園紹介」の報告を行いました。実際に発表した内容を見せながら、“反応がどうだったか”とか“入りをもっとこうすればよかった”などと、反省点を自ら挙げながら次回のための改良ポイントを報告していました。内容はというと、テーマは新宿せいが保育園の「変化」です。定員が増えたということで、変化した部分に焦点を当てた発表でした。中でも、塾頭の山下氏協力のもと、「結果にコミット」でおなじみの某CMとかけて、音楽に合わせて保育環境の「Before」と「After」を見せる演出はとても面白かったです。そういった部分でも“遊び心”を持って発表していくというのは大切なのですね。

そして、昨日(6日)誕生日であった塾頭の山下氏のお祝いをしました。誕生日ケーキではなく、塾長が選んだのはこれです。
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これは、滋賀が誇る和菓子屋さん「たねや」の“五六あわせ(黒糖)”と言われるゼリーです。これもまた遊び心満載で、どうやって食べるかというと、ところてんのように、容器内に入ったゼリーを格子状の出口に押し出してから食べるのです。あまりにも美味しくて楽しかったので、この容器で何かできないかとみんなで盛り上がり、誕生会の特別メニューの時にどうか、もうすぐお泊まり保育があるからそこで使えないかなど、ここでも様々な意見が飛び交っていました。楽しいものはすぐに取り入れようとするスタンスがここにはあります。

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この和菓子を見た瞬間、山下氏は「これ、食べたかったやつなんですよ!!」と嬉しそうに言っていました。その言葉を聞いた塾長が一言。

「たす君が食べたいものは知っているよ。」

相手が何を求めているものは何なのかなど、先見の明というか観察力というのか、そのような、人が喜ぶことに気がつく塾長の姿には、いつも驚かされています。

塾頭、お誕生日おめでとうございました!

メニュー【素麺&冷しゃぶ】

メニュー【素麺&冷しゃぶ】

(報告者 小松崎高司)

アボガド

今回の臥竜塾は塾長に用事があり、何人かの塾生で先に塾長のお宅にお邪魔し、料理を作りました。そこでは黙々と料理を作る、西村氏と柿崎氏がいました。料理は野菜をよく切ります。丁度サラダを作るために食材を取り出すと、西村氏から一言。
「僕に切らせてください」
彼は当所、危ない手つきで食材を切っていたので見ているこちらがヒヤヒヤとするくらいでした。しかし、今回は「僕に切らせてください」の言葉は自信にあふれてました。
見ていると臥竜塾料理長(笑)の柿崎氏や塾頭の包丁さばきを見て盗み、時にはどうやるんですかと熱心に切り方を教わっていました。その熱心な姿は教える方もきっと楽しいのだろうなと思えるほどです。柿崎氏ほどかと言われればまだまだかもしれませんが私は彼に逞しさを感じました。私もその姿勢を見習っていこうと思います。
そして、その傍らで何やら、塾頭と加藤氏が真剣に話しています。内容はというと次回の臥竜塾セミナーについてです。次回は加藤氏が発表者となっています。その話の中ではこんなことを言えたら伝わるかもしれない、確かにそれいいね、とそれぞれのアイディアといいますか、意見を言い合い、自分の考えを伝えることで構築していっているような印象を受けました。私は2人の話を聞いているだけでも楽しく、次の臥竜塾セミナーのテーマでもあるチームワークについて深く振り返る機会を二人からいただきました。次回の臥竜塾セミナーに参加される方、乞うご期待ですね。
と、そんな部分にも視点を向けてみると細かい部分でも臥竜塾という場所は学びであふれているのだなと感じます。
さて、本題にいきますと、先週末に塾長と西村氏で行かれた、香川での赤ちゃん学会での報告を西村氏から受けました。
まずは正直な感想は…
「難しい…」
でした。
その中でも興味深かったのが桜新町保育園の小嶋さんの発表だったそうです。
集団にはストレスはつきものだが、それ以上の楽しさが上回るようにしていくことが大事ということをおっしゃっていたそうです…
さらに小嶋先生の言葉のチョイスが非常に面白かったようです。
聞いてみると確かに面白いです。笑
例えばですが、幼児のケンカで言い合いになり、突然けんかしていた一方の子が急にコソコソ話をし、仲直りをするシーンを、
「エレガントな仲直り」と表現していたそうです。
確かに普段使わない単語ではありますね。笑
他にもたくさんありますがきりがないので次に行きます。
全国のGT園の方がそのブースでは様々なテーマで発表をしていたそうです。
そこで気づいたのが香川という地にきてもGT園の方々が多くいることです。大きな会に行ってもGT園の方々がいることで嬉しくなったそうです。全国に行っても仲間がいるというのは非常に心強いですね。研修旅行に行った時などよく思いますが、遠い地でも見守る保育をしている仲間がいて実際に見させてもらって交流をすることで非常に心強い気持ちになります。そんな気持ちと同じなような気がします。
その後は塾長の感想も聞くことができました。
今回の赤ちゃん学会の発表は面白かったそうです。
それは研究者の方々が子どもの先行事例を元に行われた実験を発表していたそうです。その内容が研究所や先行事例を元にしているので、現場との違いを感じ、本当にそうなのかと毎回質問をしたいくらいに疑問が浮かんだそうです。その疑問を毎回考えること自体が楽しかったそうです。
様々な発表は基本的に言い回しが難しく、東大や、京大の方々しかわからないような言葉が多く使われていたようなので、西村氏は難しかったのだと思います。
そこで塾長から、難しかったり、深いことをシンプルに伝えることが大事なのではないかということです。
さらに、それを見守る保育に置き換えたとき、保育というのは奥が深く、説明すると非常に長くなります。しかしどれだけ難しいことをシンプルに言えるか、その難しい部分をシンプルに言えるということは本当にわかっている証拠だと塾長は言っています。
確かに「見守る保育」とシンプルに説明していますが、その奥の深さというのは計り知れないと感じ、まだまだ完璧に理解できているかと言われれば本当にまだまだです。難しいことをシンプルにするというのは難しいことをそのまま伝えることよりも難しいということがわかります。
医学的な話は塾長にとって非常に刺激となったそうです。
赤ちゃん学会の内容がどんな発表か気になる方はこちらにアクセスをお願います。
他にも様々な話が出ましたが省略させて頂きます…
そして最後に料理の紹介です。
題名がなぜアボガドなのか…
私はあまりアボガドを好き好んで食べませんが塾長、塾生は好きかなと思い、チョイスしてみたところ、好きな人とそうでもない人が半々でした…
私のチョイスミスです…笑
さてお肉は塾長と西村氏が香川で買ってきてくださった骨付きの鶏肉です!
これがまた美味しくて、外がパリッと中はジューシーな感じでおいしくいただきました!
骨付き!

骨付き!

ジューシー!

ジューシー!

あとはなすの肉みそがけです。これもまた美味でした!
あとは失敗したアボガドサラダです。笑
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そして西村氏が弟さんと会った際に、「お兄ちゃん、チーズケーキ好きやろ?」と言ってもらったというチーズケーキです。兄弟愛!!!
兄弟愛!

兄弟愛!

そして最後は塾長の奥さんから、臥竜塾があるからと言ってパイナップルを頂きました。
思いやり!!!ありがとうございました!!
ありがとうございます!

ありがとうございます!

(報告者 本多悠里)