9月4日の塾報告をさせていただきます。
まずは今回のメニューの紹介から。メニューはごはん、ホッケと大根おろし、茄子焼きもの、味噌汁、焼きそば、デザートに水ようかんでした。
とってもおおきなホッケは本多先生からの北海道お土産でした。肉厚のホッケはとっても甘くておいしかったです。本多先生ありがとうございました。茄子は園でとれたものでこれもとても大きくおいしかったです。茄子は無農薬で育てていて、それを聞いて本多先生が「無添加やっ!!」森口先生「それはくら寿司やっ!!」と鋭い突込み!!そんな会話をしながら賑やかに食事をしました。
そんな茄子の話題から話はサンマの話題に。今年はサンマが豊作だったらしく、スーパーでも低価格、高品質で売っているそうです。1匹100円で売っていたときもあったそうです。海のそばで育った田崎先生はサンマを食べたら何にも残らないと言っていました。その通りに今回のホッケも最後まで丁寧に身をほぐしてきれいに食べていました。
食事が終わると、デザートの水ようかんを食べました。これは、自分からの京都のお土産で3種類あり、全員で「せいのっぴっ!!」で食べたいものを選らんで食べました。「せいのっぴっ」とは食べたいのもを全員で一斉に指さし、誰ともかぶらなければそれが食べられる。重なった場合は再度重なった人達だけで指さしをやり直すというものです。ここで塾長からのトラップ。水ようかんが外側だけものがあり、中身は空っぽのものが仕掛けられていました。やっと食べたいものを選んだと喜ぶのもつかの間。持ち上げてみるとえらく軽い。空のやつは自分と本多先生が引きました。そんな遊びもしながら楽しい食事を終え、話題は次回の塾セミナーの話に移りました。
今回の塾セミナーは育ってほしい10の姿の一つ「思考力の芽生え」です。加藤先生と元さん(松元先生)が担当されています。先生たちによるプレゼンをみんなで聞きました。聞きながらドイツのベルガーさんからのお土産のをいただきました。ベルガーさん、ありがとうございました。
思考力の芽生え
身近な事象に積極的に関わる中で,物の性質や仕組みなどを感じ取ったり,気付いたりし,考えたり,予想したり,工夫したりするなど,多様な関わりを楽しむようになる。また,友達の様々な考えに触れる中で,自分と異なる考えがあることに気付き,自ら判断したり,考え直したりするなど,新しい考えを生み出す喜びを味わいながら,自分の考えをよりよいものにするようになる。
とされています。これからIT技術が進んで行く中で考えることが億劫になってい行く。人工知能などの発達で様々な仕事が無くなって行ったりなんて話もよく聞きます。その中で考えることが楽しい、もっと考えたいなどと思うにはやはり乳児からの関わりが大切なのではという話から始まりました。そこで新宿せいがならではの環境、子ども同士の関わりを動画、写真を見ながら紹介していました。内容の詳細については発表当日を楽しみにしていてください。
いつもなのですが、発表を聞いて、そんな理由があって今の環境があるんだなと思いました
何気なく毎日、保育していますが知らないことだらけで、毎日勉強だなと感じました。そういった環境の意図やねらいを知るだけで保育の見方も変わっていきます。
プレゼンの途中で塾長がおっしゃっていたのですが、多くの人は上の人が下の子にいろいろ教えると思っているが、実はそうではなく、経験者が未経験に教えるとおっしゃっていました。確かに、自分も1年目で何もわからないとき、子ども達に「違うよ先生。それはこうしないとダメなんだよ」なんていろいろ教えてもらったことを思い出しました。なにも下の子が教わるということだけではないんですね。
発表を終えて、「やはり赤ちゃんから思考が始まっている」ということで塾長が「哲学する赤ちゃん」という本を紹介していました。自分も今度、書店に行って探してみたいと思います。
今回の塾はこれで終わりました。
報告者 横田龍樹