6月26日 塾報告

こんにちは!6月26日の塾報告を中村よりいたします。

季節も変わり、東京はつい先日に梅雨入りしました。暑さも日に日に増していき、エアコンがないと眠れないような日々ですね。そんな中でも新宿せいがの子どもたちは毎日元気に登園し、パワフルに過ごしています!

さて、今日の塾は久しぶりの現地での開催となりました。塾の前にGTセミナーの実践発表があったため、その後の開催です。(セミナー後でしたので食事は簡単にカップラーメンでした!)

まず今日は食事を摂りながら〔NHKスペシャル ヒューマン なぜ人間になれたのか〕を観ながらのスタートでした。

今を生きる人類がどのような過程で生き残り、文化や伝統、民族、宗教などを受け継いできたのか。どのようにして他人と協力してきたのか。そもそもなぜ他人と協力する必要があったのか。協力した人類はどのようにして繁栄させたのか。そうした人間としての根本の部分を考古学や地質学、民俗学などの観点から研究した番組です。そして食事の後は藤森先生のお話をお聞きしました。

先生の話に真剣に耳を傾ける塾生の様子です。

現代人は誰かに“与える”ことや”分かち合う”ことが生まれながらにしてできます。それは、我々ホモサピエンス誕生した20万年前からの進化の過程の中で世界中にいる人々に受け継がれてきたものだと言います。逆を言えば“与える”ことや”分かち合う”ことをしなければ人間は生きられないということになります。

現代の情報社会では人との関わりを避けて、関わっても必要最低限の関わりしかもたない人が多くいますね。2019年末から2023年まで流行した新型コロナウイルスの影響も少なからずあると言われています。

新型コロナはリモートというパソコンの画面越しのコミュニケーションを急速に発展させたメリットと同時に、今まで当たり前にされていた人との関わりを希薄にさせる大きなデメリットももたらしました。

藤森先生は普段から人との関わりの中に新しい発見があると言います。人間が生きていくには人とのコミュニケーションが必要不可欠なのです。

例えば〔赤ちゃん〕。赤ちゃんは自分で何かをすることはできません。大人に身の回りのことをしてもらわなければ生きていくことができないのです。

ではどうするか。大人にお世話をさせるために先回りして仕掛けているそうです。まさに「赤ちゃんは生まれながらに有能である」と藤森先生は言います。

今、新宿せいがの年長児は毎週火曜日にお手伝い保育という取り組みをしています。これは0、1、2歳児および一時保育に出向き、それぞれのクラスで3歳以上離れた子の面倒を見るものです。

5月から初めたこともあり、年長の子たちは嬉しそうに取り組んでいます。私もクラスを覗きにいくのですがそこで見ていると、どうやらお世話をしてあげているというよりは、“お世話をさせてあげている子”も多くいるようです。まさに他者をコントロールしているのは言葉の話せない子たちなのかもしれませんね。

こうした関わりを設けると、年長の子どもたちは「より年長らしく」なります。自然と自分を律するように見えるのです。

日々こうした子どもたちの成長を見ることができる“保育”という仕事に就けていることに感謝です。(報告者:中村)

5月1日の塾報告

サワッディー・クラップ!
塾生の小林です。

今回は5月1日に行われた塾の様子について報告させていただきます。
この日はZOOMでの塾となりました。

楽しい雑談やそれぞれの近況報告など、いろいろな話題に花が咲いておりましたが
私が最も印象に残ったのはチームについてのお話です。

特に森口先生からあった「チーム保育におけるコミュニケーションの重要性」は膝を打つ思いでしたので少し紹介させていただきたく思います。

「クラスの保育者が集まってしっかりと情報共有したり、それについて話し合ったりすることはとても大切である」という話を佐野先生と私がした後に、下記のようなお話を森口先生はされておりました(小林による要約)。
 
集団で子どもを見るためには、職員同士で声をかけあったり、コミュニケーションをとれたりできるということが大切であり、それが保育者の質を考える上で重要なのではと最近思っている。
他の先生の意見をちゃんと聴けて、チームをみんなで進めるためにどうすればいいか考えられる人が素晴らしいと思う。みんなの合意点を見つけていくという姿勢が大切だ。そういう姿、こういう風にコラボレーションしていくのだということを子どもたちに見せていくべきではないか。

私の要約ですがおおよそこのようなことを仰っていました。
私が最も肝要であると感じたのは「その姿を子どもたちに見せていく」という部分です。保育を通じて、保育者の人格というものは子どもへ確実に伝わるものと思います。また大人が思っている以上に子どもたちは大人をよく見ており、その関係性すらも理解しているように思います。
これからの学校教育においては、協働的な学びや対話的な学びが益々重要になっています。その中で我々保育者はしっかりと子どもたちに、密にコミュニケーションをとりながらチームで協力し合っている姿を、保育の中で見せていくべきなのだと改めて思いました。

報告は以上です。
コップンクラップ!
サワッディー!
(報告者 小林)


5月15日塾報告

大変遅くなって申し訳ありません。

5月15日の塾報告です。

この日は現地開催です。

はじめに、新宿せいが子ども園の園庭の話になりました。

新宿せいが子ども園のすぐ近くに、自然溢れる「おとめ山公園」があります。

そこはまさに園庭と言っていいほど、散歩で利用してる公園です。

ちなみに、「おとめ山公園」は落合崖線に残された斜面緑地で、江戸時代におとめ山公園敷地周辺は、将軍家の鷹猟や猪猟などの狩猟場だったそうです。

そんな自然溢れる公園を、主に散歩で頻繁に利用させていただいております。

散歩ではおとめ山公園に行くことが多いですが、保育をしていて、ちょっとした時に外に出たい時などに園庭を利用しています。

新宿せいが子ども園に勤務し3年目ですが、その園庭にどんな意図があるのか、恥ずかしながら、意識せずに利用していました。

園庭は、子どもたちが木の後ろにしゃがみ込めるように木が植えてあるそうです。

また、土場と砂場の2箇所設けられており、すぐに近くには水場があります。

コンパクトな園庭ですが、水場と砂場、滑り台などの遊具が揃っております。

夏になると園庭にプールを出して水遊びを楽しみます。

どんな意図があるのか、私自身もわからないことばかりで、学びが足りないと感じてしまいました。

また、さらに工夫ができる場所でもあり、今後、さらに発展していきたいです。

さて、園庭の話の後は、新年度が始まり約1ヶ月が経った塾生の感想を聞きました。

◆中村先生(5歳児担任)

「日々、子どもたちの成長を感じます。

いろいろな人たちにフォローしてもらいながら楽しくやれています。

子どもたちの行動やコミュニケーションを見て成長を実感しています。」

◆ひろた先生(1歳児担任)

「子ども同士で楽しんでいるところが多い。ちっち(0歳児クラス)の先生方に助けてもらいながら、全体で動けているように感じます。」

◆伊藤先生(1歳児担任)

「休む子が多かった。初めてリーダーをやったが難しさを感じました。何をやったら子どもたちがこっちを向いてくれるか、手探りでやっています。」

◆紘武先生(1歳児担任)

「初めてのリーダーが難しかったです。オタマトーンという楽器を買ってみました。子どもたちがこれで引きつけられたらと考えています。」

やはり、新しい環境で子どもたちと信頼関係を築いていく中で、子どもたちをどのように引きつけるのか悩むところでもあります。

そこでアイデアの宝庫でもある本多先生からのアドバイスは「大人も巻き込むくらいがいい」とのことです。

職員が楽しんでいると、やはり子どもたちも”どうしたんだろう?”と不思議と興味を持ち始めます。

保育をしていると、どうしても気を張りすぎだり、忙しさの中で余裕を忘れてしまう時があります。

しかし、その中でも保育を楽しむということは忘れずにいたいです。

(報告)佐野学