新臥竜塾生加入

3月28日(火)の生臥竜塾報告

来年度から新宿せいが保育園に就職する横田先生が今回の生臥竜塾から参加してくれました!

ということもあって、今回は横田先生の自己紹介からスタートです!!

名前「横田龍樹(よこた たつき)」1992年7月13日生まれ 今年25

中高は一貫の進学校で、工業系の大学・大学院を卒業し、今年度から新宿せいが保育園に就職。

出身は「南国のまち 宮崎 花と緑と水のまち」で、叔父が宮崎にある稗田保育園の園長先生で、お母さまが主任をされているそうです。

男3兄弟の二男で、趣味は登山、体を動かすことが好き、学生時代にしていたスポーツは剣道。

昔は数学教師になりたいという夢があったが、大学院で「コンピューターと人がどう向き合っていくか」についての研究に没頭していくことを選択した。

例えば、ニンテンドー3DSの3Dの機能に対して、見づらいといった意見が出ているので、他の方法でより良い形を実験しながら模索していくそうです。

小論のテーマは「ミラーニューロン」に関してだそうです。ミラーニューロンに関しては塾長の書かれている臥竜塾ブログでも取り上げられ、詳しく書いてくださっているので下記をご覧ください↓

「ミラーニューロンの発見」

http://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2012/08/%e3%83%9f%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%81%ae%e7%99%ba%e8%a6%8b.html

このミラーニューロンの発見は14回に分けて連載されているので、続けてご覧ください。

「ミラーニューロン」と検索をかければ、他にもたくさん出てくるので、そちらも合わせてご覧ください。

ちなみにミラーニューロンに関する最新のタイトルは「絶対ではないミラーニューロン」です↓

http://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2015/10/%e7%b5%b6%e5%af%be%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%84%e3%83%9f%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%ad%e3%83%b3.html

続いて、塾生1人1人から横田先生の自己紹介に関しての質問タイムへ

田崎「塾生の1人1人の印象は?」

これは田崎先生が初めて生臥竜塾に参加した際に行ったもので、田崎先生は別の人の答えを知りたかったのでしょうね(笑)

ですが、横田先生はまだ日が浅いので、この質問は持ち越しに…

ということで、田崎先生は別例で「横田先生の第一印象を言う」ことに!

A「自己紹介のお話が上手で、正直に言うと自分よりバカな人が入ってきて欲しかった(笑)」

西村「中高一貫を選んだ理由は?」

A「友達に誘われたのが発端で、特に大きな理由があるわけではない」

若林「いつから、なぜ剣道を始めたのか?兄と弟も剣道をやっていたのか?」

A「兄の影響で幼稚園のころから始めて、弟もやっている」

森口「剣道での得意技は?」

A「相面が得意」

森口先生も学生のころ剣道をやっていたので、詳しく、相面が得意と言う人は自信がある人と言っていました(笑)

小松崎「なぜ登山が好きか?」

A「辛さを乗り越えた先にある達成感がベタだけど好き」

本多「叔父の園長先生、久松先生の印象は?」

A「歩くウィキペディア、尊敬している存在」

加藤「彼女はいますか?」

A「…」偽りなく話してくださいましたが、プライベートなことなので伏せておきます。

柿崎「好きな食べ物、嫌いな食べ物は?母親の好きだったメニューは?3日続けて食べても飽きない食材は?」

A「好きな食べ物は魚系、嫌いな食べ物はほとんどないけど強いて言えばレーズン、母親メニューはイカの煮物、3日食べても飽きないのはうどん」

佐野「東京の印象は?」

A「まだ日が浅くバタバタしているので、今のところ寂しいという印象」

今回も外部臥竜塾生の佐野先生が参加してくださいました!

山下「横田先生の志は?」

A「社会を変えるならば人を変えるしかない、人を変えるならば教育を変えるしかないと思っているので、社会を良い方向に変える勢いで子どもに尽くしていきたい」

以上で質問タイムは終了しました。この機会によって、私自身横田先生をより知ることができました。今後ともよろしくお願い致します!

続けて3月25日(土)に行われたブラヘイジ報告を田崎先生がしてくださいました。

朝10時に保育園に集合し、塾生以外の職員も参加し、両国に向かう。

今回は来年度の新宿せいが保育園のテーマである「地域(日本)を知ろう」の材料探しで、葛飾北斎の作品が展示されている隅田北斎美術館へ。

田崎「個人的に美術館や博物館は今まで行ったことがなく初めてだったので、自分には興味がないんだろうなと思っていたけど、思った以上に集中して見ている自分に驚いた」という感想に

塾長「初めての経験は1度きり、次からは2回目になってしまう。良い経験をしたね。」とおっしゃっていました。

私も初めての経験を大事にしていこうと改めて思い、その初めてとの出会いがブラヘイジにたくさんあると思うので、今後もっと積極的に参加していきたいと思えました。

次に相撲の聖地とされる両国国技館の近くまで来たので、お昼はちゃんこ鍋に!!

すると塾長一行からオーダーをとった店員さんが別の店員さんに怒られていたそうです。

塾長一行は全員で1番安いメニューを人数分頼んだそうですが、その店員さんはそのままオーダーを持ち帰ってしまい、サービスの本質について他の店員に注意されてしまっていたそうです。

内容は1番安いメニューを人数分頼むより、量も具材の種類も豊富なメニューを4人テーブルで3人前にした方がコストも減らせるというものでした。実際に塾長一行はこのサービスを受け、みんな満足の結果が得られたそうです!

サービスの本質を考えさせていただく、良い機会となりました!

その後両国小学校の近くに芥川龍之介作の「杜子春」の一説が刻まれた碑があったそうです。

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芥川龍之介作の「杜子春」の一説

 

この一説がどういう意味なのか、塾生がよりわかりやすく知るために塾頭自らが杜子春を読んでくださいました。

今回は時間がきてしまい途中になってしまいましたが、次回の生臥竜塾でこの続きから田崎先生に話していただくことになっています。乞うご期待!!

最後にメニュー紹介です。

しばらく丼続きだったので、今回は和風パスタとオリーブオイルを付けて食べるガーリックフランスパン、コンソメスープと塾長が出張のお土産で買ってきてくれた蒲鉾です!

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今回のメニューの全体像

 

今回もみんなで囲って美味しくいただきました♪

(報告 若林)

阿武松(おうのまつ)

先日、塾長と森口氏は新宿区立成立70周年記念式典に参加された際、88歳になる4代目三遊亭金馬さんの落語を聞いたそうです。演目は「阿武松(おうのまつ)」という、江戸時代に活躍した6代目横綱「阿武松緑之助」を主人公にした落語です。

[あらすじ]

能登の七海村の阿武松(当時は「長吉」)が江戸に出て、相撲取りの武隈文右衛門に弟子入りをする。しかし、あまりの大飯喰らいのために部屋を追い出されてしまう。郷里に帰ろうとしたが、それも面目なく、いっそ身投げをして死のうと思う。その前に、せめてお腹いっぱい「おまんま」を食べてからに死ぬことにしようと決め、板橋の旅籠に投宿して此の世の食い納めをすることに。あまりの食いっぷりのよさに感心した主人の善兵衛は、長吉の話を聞いていたく同情。根っから相撲好きの彼は「コメの心配はするな」といい、根岸の親方・錣山(しころやま)喜平次を紹介してくれた。ここで小緑の四股名をもらった長吉は番付もどんどんあがって大出世。入幕をはたして四股名も小柳長吉にあらためる。そして、ついに「おまんまの敵」の旧親方の武隈と土俵で対決する日がやってくる。「お前の旧師匠武隈関との割りが出た。しっかり働け」と錣山から激励される。「武隈関に負けたら板橋の旦那に会わせる顔がございませんで・・・」と言っておまんまの敵と対峙し、武隈を倒した。この取り組みが長州侯の目にとまりお抱えとなり、阿武松緑之助と改名、後に晴れて第6代の名横綱阿武松に出世するというおめでたいお噺。

この落語を聞いて、以前「ぶらへいじ」で深川を訪れた際に立ち寄った【富岡八幡宮】とのつながりを発見したそうです。そこには、歴代の名横綱の石碑があり、そこに「阿武松緑之助」の名も書かれていたのです。江戸勧進相撲発祥の地として有名な富岡八幡宮には、「巨人力士身長碑」や「巨人力士手形足形碑」 があり、力士たちのそれはそれは大きな手形や身長が石碑に残されており、参加した職員で自分と比べたりしながら楽しんでいました。

知識は、ただ持つべきものでなく、別な部分とのつながりに気づいたりして、自分や周りの人々が豊かになるためのものであることを教えてくれます。

そんな落語を披露していた4代目三遊亭金馬さんは、88歳です。人が面白いと感じるのは、自分が想像や予想していない時ということで、年寄りは非常に面白いと。なぜなら、“朝、目が覚めると足が痛い”ということがあるからだそうです(笑)。そこで、病院に行くと大抵「それは老化です」と言われます。しかし、「廊下は走れるのに、走れなくなるのはおかしい」と(笑)。自虐ネタともとれる話ですが、歳を重ねることを楽しんでいるといった印象を受けました。そのような、話をおもしろおかしく進める落語家さんの姿を学ぼうと、今度皆で仕事終わりに落語を見に行こうという話になりました。こういった見方やノリも、「話す力」となって仕事に活きていくのでしょうね。

そして、森口氏から、富山の「あぶらでん保育園」の竣工式に参加した時の報告を聞かせてもらいました。公設民営で、定員が200人。非常にオープンな空間で、木のぬくもりを感じさせ、ドアをホワイトボードにしたり大きなロフトなどの遊び心も感じました。何よりも、五島理事長先生のパワフルさが印象に残ったと森口氏。全国に仲間がいるということは、本当に素敵なことですね。

塾頭、山下氏のお父様から頂いた富山名物「ホタルイカ」‼︎ありがとうございます‼︎

塾頭、山下氏のお父様から頂いた富山名物「ホタルイカ」。ありがとうございます‼︎

しゃぶしゃぶ‥‥ 酢味噌やポン酢と一緒に。絶品でした‼︎

しゃぶしゃぶ‥‥
酢味噌やポン酢と一緒に。絶品でした‼︎

塾長からのお土産「白エビのかき揚げ」

塾長からのお土産「白エビのかき揚げ」

贅沢な夕食です‼︎

贅沢な夕食です‼︎

デザート

デザートも‼︎

(報告者 小松崎高司)

モノマネから始まる会

3月14日の塾報告をさせてもいます。

森口氏に前回の温泉卵のリベンジをしてもらおうと思い、今回のメニューは照り焼き丼にしました。温泉卵の方はもう一度失敗しても面白いかなと思っていましたが、見事成功しておりました。見た目は少し崩れていますが美味しくいただくことができました。温泉たまごを作る際は是非森口氏までお問い合わせください。

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照り焼きの上に温泉卵を乗せるだけのシンプルなメニューです。他はこのようなメニューとなっています。

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塾頭、西村氏、森口氏でホワイトデーのお返しに職員室の先生にロールキャベツとクリームシチュー、サラダなどのフルコースを提供したそうです! これはその余りです。笑

塾頭、西村氏、森口氏でホワイトデーのお返しに職員室の先生にロールキャベツとクリームシチュー、サラダなどのフルコースを提供したそうです!
これはその余りです。笑

さて塾報告に移りたいと思います。

今回の塾は駒沢こだま保育園でご活躍され、外部臥竜塾生でもある佐野さんも参加されています。

真面目に報告をしたいと思っておりましたが、初めは森口氏によるモノマネの時間でした。モノマネがうまいが故に色々とモノマネを振れることも多くなります。手始めに大好きな福山雅治から始まり、長渕剛、西田敏行、中尾彬、田中真紀子と続き、塾生を大いに盛り上げてくれました。なにやら、自宅のお風呂でこっそり練習をしているそうです。見たい方は是非お声かけくだい。

と、このような雰囲気になることはよくありますが、ここからがメリハリでスイッチが入っていきます。

本日の本題は

1、来年に向け、塾長の保育に関する本を出すこと

2、来年度、塾生が塾長のブログを分担してジャンルごとに分け、随筆集として本を出す予定であること

3、見守る保育から藤森メソットへ…というところでしょうか。

・塾長の出す保育に関する本の話題ではすでに目次が決まっています。

【あらゆる学問からの保育】

「人類の進化から見る保育」「人類学から見る保育」「民俗学から見る保育」「脳科学から見る保育」「住居学から見る保育」「社会学から見る保育」

【発達について】

「教育とは」「各年齢における環境」「運動遊び」「意図性」「行事」「5M」「チーム保育」「リーダー論」

と間違いや抜けている部分があるかもしれませんが、このような目次になるそうです。この目次を見る限り、全てがここに網羅されている印象を受けます。一つ一つをとっても理解することに時間がかかる内容ばかりです。それが一つにまとめられていることに驚きです。この本ができることを心待ちにしていたいと思います。

・塾生の本ですが、塾生が塾長のブログをジャンル別で分け、GTセミナーなどでも出していこうと予定しています。ジャンルに関しては保育に関わらず多くのジャンルがありますので楽しみしていただければと思います。

・「見守る保育から藤森メソットへ」からではなぜそうなったかという経緯をお話ししてくださいました。

長崎の先生が「先生が介入しないで見守って行きましょう」ということで「見守る保育」として広まっていったが、最近では「見守り保育」という保育もネットで調べると出てくることが多くなってきています。「大切なのは環境よりも大人の振る舞い方」といった保育や、「先生は見守りに徹する」といった保育、喧嘩をしても一切先生が入らずに1時間近くも子ども同士で話し合いをさせるなどの保育があるということ。間違ってはいないとは思いますが、この喧嘩に関してその園の方は「子どもたちなら解決すると思ったから見守っていた」とおっしゃっていました。それに対して塾長は、うちの園だったらこう答えていたであろうと言います。それは「あの子たちだったら解決すると思ったから」と。確かにこの違いは大きいと思います。それぞれの子どもの発達や特性を理解しているからこそ出る発言であるように感じます。もちろん解決が難しい子であったら援助を必要としなければならないのでそのまま見守っていたら解決にはなりませんね。最近は見守る保育でもこのような際どい違いが見られ、「見守る保育」を始めると言うと本来の「見守る保育」とは違った保育を想像されてしまうようになりました。

そして、見守る保育で一番大切にしているのは子どもの同士の関わりであり、さらにはその関わりは乳児から行われているということが一切出てきていないため、「見守る保育」というと先生との距離感としての議論ばかりになってしまっている。

本来の「見守る保育」というのが伝わりづらくなってしまったため、見守る保育から「藤森メソット」へとなったということです。「二者関係から子ども同士の関係に移していく」というのが主であることが念頭に置いているのがこの「藤森メソット」であります。

この説明が全てではないことを承知の上読んでいただけると助かります。

今回の塾も学びある会となりました。

(報告者 本多悠里)

 

 

韓国報告と保育の質の高め方について

今回の臥竜塾は、塾頭も参加できたので、久しぶりのフルメンバーでの塾でした。

そんな中、今回は以前に韓国へ保育園の見学に行った西村君の報告から始まりました。

韓国の保育園は保育料を無償化したことで、とても分厚いマニュアルによって統一化されマニュアルに沿った考えで保育運営をすることで補助金が出るという考え方になったということでした。そしてそこには保育園や、幼稚園も関係なくそのマニュアルに沿って保育をしていくという事でした。つまり、国から発行されているマニュアルなので、それに沿えない園は補助金が下りないという制度に変わったそうで、保育の質が高いマニュアルであればとても合理的な考えだなと感じました。そのマニュアルに書かれているのかはわかりませんが、見学した園の中に「本棚の横には必ずソファが置いてある」「大きめのブロックがおかれている」「音楽ゾーン」「ごっこゾーン」「プロジェクトによって保育を深めていく」などなど共通点がたくさんあったという事でした。それぞれの園がすべて同じというわけではなく、その中で園の個性や特徴が表れていて、環境などは違いますがマニュアルのあり方などがなんとなくドイツで見学したミュンヘンの「バイエルン」という指針のあり方に似ているなと感じた報告でした。

西村君の韓国報告

西村君の韓国報告

現在、日本でも様々な保育について話し合われていますが、「日本の保育の質をどう高めるか」という事について考えました。例えば、ただ「自発的な子」としてしまえば、昔は自発的に兵隊に行く子を育てていた。という例もあった中でどうしたら質が高められるか話し合いました。「保護者が望む質の高さと、保育者が考える質の高さの認識が違っているのでは…」という意見も出てきました。保護者が園に望むものは様々ですが、実家が保育園で後々実家に戻って保育をしやすくするためには、塾長は「こういう保育をした方が子どもにとって良いという保護者の認識を変えていきたい。今現在も保護者の要望として、英語や体操教室をとりいれてくれという声が多いが、調査によると小学校に上がるにつれてあまり良い結果が出ていない、という研究結果が出ている」と話していました。上記に書いた韓国は法律として変えていったという事でしたが、日本でも指針を創る人たちは分かっているはずだが、表し方が難しいのでは・・・。そのためにも現場からの発表や研究が大切。そして、保育の場合は結果が表れるのが何十年後となり結果が見えにくい。結果が出たすぐの学年がフューチャーされがちになってします。「こんな保育をしているからこんな子に育ちます」という研究報告が保護者や外部への発信が必要、という話にまとまりました。

確かに英語や体操などもできた方が良いとは思いますが、将来何十年もある子どもたちにとって、幼児期にしか学べない様々な事の重要性を発信していく必要があるのだなと私自身感じた今回の塾でした。

そして今回のメニューは、豚キムチ丼温玉添え、さつま揚げ、なめこのみそ汁でした。

塾長は辛いのがあまり得意ではないのですが、豚キムチ丼に温卵を添えることでまろやかになることで大丈夫だと思い、以前の塾で半熟卵を完璧に作っていた森口君に温卵を作ってもらう事にしました。そしてここから事件が幕開けしました・・・。

「前回成功させてるから大丈夫っすよー!」と自信満々に引き受けてくれた森口君は、先ずスマホでレシピを調べて、その通りに作り始め数十分後に「できましたー!」と声をかけてくれました。すべてのものが作りあがり丼にご飯、豚キムチをのせ、温泉卵を割ったところ、うっすら白くなった状態の生卵が出てきました(笑)「えー!?何でー!?」と言っていましたが、そのまま「豚キムチ丼生卵添え」という事で美味しく頂きました(笑)そしてデザートはスーパーで安かったパイナップルを食べたのですが、これもなかなかすっぱかった今回の夕飯でした(笑)   (報告者 柿崎)

本日の夕飯

本日の夕飯

すっぱいパイナップルと以前頂いた狭山茶

すっぱいパイナップルと以前頂いた狭山茶

新年度にむけて

2月28日の塾の報告をさせていただきます。

まず初めに、私は毎週火曜日の臥竜塾を楽しみにしています。なぜ楽しみかというと、塾長の話を聞き保育について学ぶことができること、塾生に囲まれた暖かい雰囲気が好きだからというのが理由ですが、もう一つ、おいしい手料理を食べることができるからです。私は料理が苦手なのですが、塾の先輩方は料理が上手で、毎週おいしい手料理が食べられます。いつかは、私が先輩方に料理を振る舞う日を思いながら、今回の料理もおいしくいただきました(笑)
それでは、今回のメニューを紹介したいと思います。今回は私がメニューを決めることができるということで、キーマカレーとお吸い物にしました。キーマカレーは私の大好物だから、お吸い物は西村先生がシイタケを持ってきてくれるということで、シイタケを使った料理となるとやっぱりお吸い物かなと思ったので、このメニューにさせていただきました。そして、食後のデザートには、チョコモナカジャンボとモナ王を用意しました。

キーマカレーとお吸い物

キーマカレーとお吸い物

 

シイタケを持ってきてくれました1

シイタケを持ってきてくれました!

 

デザートにおいしくいただきました!

デザートにおいしくいただきました!

多めに作ったのに、すぐになくなってしましました…。
今回のキーマカレーもお吸い物もとても美味しくいただきました!!

さて、今回の塾で話した内容を紹介していきたいと思います。
最近、世間で話題になっているある幼稚園についてテレビを見ながら話しました。テレビの内容では、専門家からの意見として「教育基本法第14条に触れる可能性がある」とのことでした。保育に携わって感じたことですが、保育にはさまざまな方針や考え方がありますが、良し悪しは別として、子どものためにと思っていることは共通すると思います。そして、保育士として子どもを第一に考えることというのは大切なことですね。塾生全員が、改めて自分たちの保育を見つめなおすいい機会になりました。
そして、次の話題は、新年度の臥竜塾セミナーでの取り組みについてです。新年度の臥竜塾セミナーでは「もじ・かず・かがく」に特化したセミナーをやらせていただきたいと思います。今のところ、座学が半分で、ワークショップが半分になる予定です。楽しく、学び多いセミナーが展開できればと思っていますので、新年度もよろしくお願いします!

そしてそんな話の中、西村先生から「問題です!」と「もじ・かず・かがく」の「かず」にちなんだ問題を出してくれました。(以前、塾長から聞いた話だそうです)
問題:江戸時代、象の重さはどのようにして計測されていたでしょうか?

この問題に対し、「水が満帆に入った水槽に像を入れて…」と小松崎先生。
すぐに、「そんな水槽ないやろ!!」とすぐにツッコミが入りました(笑)
みんなが考える中、柿崎先生が「船に像をのせて、船の沈み具合で計測するんじゃない?」と回答。西村先生の解説によると、船に像をのせて、沈んだところにチェックをつけといて、像を降ろし同じ深さに沈むまで米俵をのせて計測していたそうです。「米俵の重さは決まっているから」とのことでした。私はさっぱりでしたが、小松崎先生も柿崎先生もすぐに水を使うことに気づいたことが素晴らしいですね!
そして、塾長からもいくつか問題を出していただきました。ここで紹介したいと思うので良かったら一緒に考えてみてください!

【問題】
① 2つの体重計にまたがってのると、体重計の表示はどうなるか?
② 四角いテーブルの四隅にそれぞれ1山、2山、3山、4山ずつ山を作ります。これを真ん中に集めて山を作ると(?)山できるか?
③ マラソンで5位の選手を抜きました。あなたは何位ですか?
④ 空気に重さはあるか?

ちなみに私の正解率は4問中1問。打率にすると2割5分だからまあまあですね(笑)
この問題をみんなで考えることで、塾生それぞれが文系か理系か知ることができました。
そして、若林先生と西村先生は数学が得意だということが分かりました。「今度、百マス計算やろう!」ととても盛り上がりました。
そのあとも、塾生それぞれの学歴について話し、盛り上がりました。塾長からは今後大学のセンター試験がなくなり、問題も変化していくこと、そしてこれからは、どれだけ暗記できるかではなく、どれだけ新しいことを生み出せるかが大切になることを話してもらいました。今回の塾も、とても充実した時間を過ごすことができました。

最後に、先ほどの問題の答えを書きたいと思います。
【答え】
① 2つの体重計にまたがってのると、体重の半分ずつが表示されるそうです。子どもたちと一緒に2つの体重計の合計から、体重を求めるのも面白いかもしれませんね!

② 正解は1山です!ちなみに私は正解しました!
論理的に物事を考える人は、10山と答えたりするそうです。

③ 答えは、5位です。4位だと思ってしまいますよね…数の面白いところですね!

④ この答えは、水の中で風船に水を入れても重さは変わらないことから、空気の中で空気を入れても重さは変わらない。

4問中正解はいくつだったでしょうか?

この辺で、28日の塾の報告を終わりたいと思います。

報告者 田崎 天悠