新メンバー加入しました!

今回の塾は、環境セミナーに参加した横田君と田崎君からのセミナー報告がありました。
1日目の報告を横田君から塾長の講演内容、「小学校へ上がる前の基礎」「外遊びを通じて社会のルール等を知れる」「保育の専門性」などといった話。それぞれの見学園の紹介の報告がありました。
田崎君からは2日目のセミナー報告がありました。京都にある園と、都内にある2園の実践園報告でした。そして倉掛先生からの「見守る保育の5つのポイント」についての話、Q&Aで、「見守る保育を受けた子が将来どのようになっていくか」という質問に対して「これからの学習は自分で考えて行動することが大切なので、世田谷区のガイドラインのように乳幼児期の底力を鍛えることが大事」そして塾長自身も「どのようになるのはまだわからなく、私自身も知りたいところ。ですが、今までの教育を受けて育ってきたのが今の大人。結果が出るのはまだ先だが、変えていく事が大事」という話をされていたそうです。また「大人になり切れない若者の増加」ということに関しても話もあったそうでとても勉強になりました。との報告でした。
環境セミナーの際に森口君が見学園紹介をするのですがその動画と、西村君のドイツ発表の動画が面白いという事でみんなで見たり、田崎君がせいがではクラスの担任はどのように動いているのかと質問されたとの事だったので、どう答えたかを再現してもらい、改めて担任の動きを知りました。

そして今回から、鹿児島県の保育園の息子さんで松元君が塾の新しいメンバーとなったので自己紹介をしてもらいました。
松元君は歳の離れたお姉さんが2人いる末っ子長男なので、物心ついた時から母親が2人いるような感覚だったみたいです(笑)。中学では生徒副会長をやったり、部活は野球部に入ろうと思っていたそうなのですが、学校に野球部がなく、その時の部活動紹介で一番面白かったのがバレー部で、この人たちについて行けば面白い人間になれると思った事からバレー部に入部したそうです。高校もエスカレーター式だったので6年間同じチームでバレーをしていたそうです。大学受験の際には、一人暮らしをするために県外の大学を考えていたところ、親から県内の国立大には入れたら一人暮らしの許しが出たので、頑張ってその大学に入学したそうです。心理学が面白そうと思いはじめていたので、2年生から心理の専門コースに入ろうと思っていたのですが、ずっと心理士になるのを目指していた人間がたくさんいてそのコースには入れず、ヨーロッパ言語文化コースというコースに入りそこからフランス語を学ぶ日々が続いたそうなのですが、特に興味もなく入ってしまった事からあまり続かず、中退してしまったそうです。その後、自分の園で半年ほど働いていた時に、療育施設を法人が建てたのでそこで働き、発達が気になるような子たちと過ごしていく中で、塾長の講演にお姉さんが参加していたそうで、その研修報告や書類を見たときに、そのころ自分が気になっていた部分だったという事から、塾長の名前を検索したり書籍を取り寄せたり、親からも塾長の名前が出ていたこともあったので、せいがを見学し働きたいという旨を伝え今に至るという事でした。

そして今日のご飯はオムライス、サラダ、コンソメスープでした。
食後には塾長が頂いた都まんじゅうと、塾頭のからの名古屋土産でラスクと、せんべいを頂きました。

新しい仲間が増えたことで今後の塾や活動がますます楽しくなりそうです。(報告者 柿崎)

見学園紹介

見学園紹介

ドイツ報告

ドイツ報告

塾ご飯

塾ご飯

都まんじゅう

都まんじゅう

塾頭からのお土産

塾頭からのお土産

 

諦めない力

10月10日の臥竜塾の報告をさせていただきます。

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秋茄子を使った麻婆茄子

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ワンタンスープ

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柿崎先生、即興の一品。チンゲンサイの炒め物

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長野県 西田先生からいただいたぶどう

今回のメニューは麻婆茄子とワンタンスープ、チンゲンサイの炒め物でした。秋になってきましたので、秋茄子を食べようと思い、麻婆茄子にし、それに合う品を柿崎先生が足してくださいました。また巨峰を長野県の西田先生からいただきました。ありがとうございます。

さて、今回の塾には、ゲストとして、熊本の城山保育園さんから、わたなべ先生とひらた先生が参加してくださいました。お二人とも、とても気さくな方でメンバーともすぐに打ち解け、楽しい雰囲気の塾でした。お土産もいただきました。とても美味しかったです。ありがとうございました。

城山保育園の先生方からいただいたお土産

城山保育園の先生方からいただいたお土産

今回の塾は、西村先生の報告からスタートしました。10月9日に塾長、森口先生、西村先生の3名でSEL(Social Emotional Learning)の研修に行かれたそうです。SELとは簡単にいうと、社会との関わり、自己の感情をコントロールする力のことらしいです。世界的に、コミュニケーション能力の低下が見られています。社会人になると、実家に帰って親とともに生活したいと思う人が増えてきており、社会との繋がりを持とうとしない人が増えてきているそうです。またチャレンジをしない若者が増えてきており、失敗するとすぐに心が折れてしまう人も増えています。感情をコントロールできる人、そういった力を持った人が社会から求められているそうです。SELの5つのポイントがあるようです。1:自分をしる。2:感情のコントロール。3:やる気といい判断(モチベーション)。4:相手の立場になって考える共感能力。5:空気を読む力。

これを聞いて、日頃から子ども達に大切にしてほしいと思って保育していることばかりで驚きました。SELが低い子は学校に行ってもうまく関係が持てずにいることが多いそうです。SELができれば、物事を継続的に取り組めかつ、くじけても立ち上がる力につながるそうです。

昔は知識を持っていることが評価されていましたが、今では、知識をどう使っていくが、知識の関連性が大切です。時代の変化とともに、求められる力も変化していきます。こういったことを見逃さないように日々の保育に繋げていきたいと感じました。

西村先生からの報告が終わると、次は植木等のドラマをみんなで見ました。内容は、植木さんが、収録中に怪我をしてしまったのですが、それでも、頑張って収録を続けました。そのことを知らないテレビを見ている一般の人からは「自分勝手で気楽でいいね」なんて言われていました。しかしその裏ではたゆまぬ努力があり、体に鞭打ってやっていました。「植木等も楽じゃねーな。だからこそ面白い」というセリフがあり、終わりました。人には見えぬ努力があり、そのことを知らない人からは罵声や罵りがあり心無い一言がある。しかし、そう行った壁を乗り越えてからこそ面白いことができるという内容でした。

柿崎先生即興の一品。チンゲンサイの炒め物

柿崎先生即興の一品。チンゲンサイの炒め物

怪我をしても諦めず、危険なシーンを撮り続ける植木等

怪我をしても諦めず、危険なシーンを撮り続ける植木等

塾長はよく出張で講演に出かけられますが、そのための準備の時間はすごく多いらしいです。講演時間の10倍以上は時間をかけて準備されているそうです。

やりたいことだけやって行けるような仕事はないとおっしゃっていました。自分のことをいいと思ってくれる一人いるなら、嫌いな人が一人でてくる。苦情も、嫌なことも言われるが、それらの苦労を乗り越えてこそ楽しさが見えてくる。他人に色々意見されても、それを他人が助けてくれるわけではなく、自分で超えていくしかない。苦労を乗り越えただけ、実りは大きくなってかえってくる。失敗しても失敗してもそれを乗り越えないと成功は見えてこない。

そして、くじけた時は仲間の存在が大切。臥竜塾はそんな存在で、信じ合えたり、ともに乗り越えて行けるとこであってほしいと言ってくださいました。

塾長の話を聞いて、「ジーン」と感動しました。以前、株式会社カグヤの野見山さんに「一緒に先生を守って行こう」と言われたことがあります。今回の塾でその言葉の意味が少しわかった気がします。自分も塾長のことを心から信じて、それを支えて行けるようになろうと強く思いました。また、臥竜塾で繋がった仲間の存在、諦めない心を大切にして来たいと感じました。

以上で報告を終わります。

報告者 横田龍樹

第二回「かず」セミナーを終えて

9月25日の臥竜塾の報告をさせて頂きます。
今週の26日(火)は第二回目の「かず」の臥竜塾セミナーが開かれました。
少しだけ、9月26日に開かれたセミナーについて報告します。
今年度の臥竜塾セミナーでは「もじ・かず・かがく」について発表させて頂いていますが、9月は「かず」ということで本多先生が発表してくれました。

第1回目の「かず」セミナーでは「数覚」について
今回は「二歳児」をテーマに数を生活や遊びに密着させ、遊びを通して日常の中で体験していくことを中心にした発表となりました。
セミナーを開くにあたって、塾生として発表する立場に立たせていただいてはいますが、セミナーに向けての準備や当日の発表を通して、私たち自身の学びにつながっていることを実感しています。いつも参加してくださる先生方、本当にありがとうございます。
第3回目の「かず」セミナーでは「小学校の授業」をテーマに準備を進めています。
次回も参加していただけると嬉しいです。

ワークショップ

ワークショップ

今回のワークショップでは、板と釘を使って図形遊びを行いました。
一斉に、金づちを使って釘を打ち込むので塾生の話す声が聞こえないという…(笑)
参加者から、新しい遊びの提案もしていただき、なんとも楽しい時間を過ごすことができました。

さて、今回の臥竜塾は事務所を使わせていただきました。
メニューは、餃子・ご飯・スープです。

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塾長からお土産としていただきました!!

 

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餃子は全部で100個 !!          1人9個も食べれるなんて幸せです

餃子といえば、森口先生の「餃子なし!」の話は面白いですね。
聞いたことない方は、本人に尋ねてみてください!!

おいしい食事をいただきながら、最初の話題は、この日新宿せいが子ども園に見学に来られた青山保育園さんの話になりました。実は、塾生の小松崎先生の実家の園で、初めてお父さんにもお会いすることができました。青山保育園さんは、見学の後にLUMINE THE 吉本に行かれたそうです。この日は、ロバートや千鳥が出演していたそうで「今度、塾生で行こう!」と話が盛り上がりました。

次に、先週から宮崎の稗田保育園に研修に行かれていた横田先生からの報告がありました。

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運動が多い園なので、毎日体操服だそうです。
お集まりは基本的に外で、子どもたちは裸足で遊んでいるそうです。

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朝の会後には、その日の給食に出る食材を赤(体を作る)緑(体の調子を整える)黄(力や体温になる)で分ける取り組みをしているそうです。

そのほかにも、ひらがなを宿題として取り組むこと。土曜日保育では、8割以上の子どもたちが登園してくるなどがありました。

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運動会 パラバルーン

 

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運動会 鼓笛隊

報告の中には、運動会の様子もありましたが、盛大な印象を受けました。
上の写真はパラバルーンですが、甲南女子大学教授であった水谷英三により考案された遊具で、集団でパラバルーンを使った様々な動作を行なうことにより、遊びながらタイミング感覚・リズム感・スピード感・表現力などを養え、仲間とのコミュニケーション能力を育てることができるそうです。

鼓笛隊や、パラバルーンは九州では多く見かける気がします。
私の出身は、長崎ですが土曜保育や運動会など似ていることがいくつかあり、
報告を聞いて地域によって保育の色が変わってくることを感じました。

横田先生の感想として「不思議に思うことがたくさんあった」そうです。
新宿せいが子ども園での生活を通して、稗田保育園の新しい環境に行くとまた違った視点から見ることができ、気づきがあるのでしょうか。新宿せいが子ども園には、見学者がたくさん訪れますが、その人たちの視点から見ると、私たちには気づくことのできない部分があるのかもしれませんね。そうした意味でも、他の園に見学に行くことや保育を見てもらうことは大切なことなのかもしれませんね。

今回の報告はここまで。

報告者 田崎 天悠