結局は「環境」・・・

2月10日(火)報告 オンライン開催

【すくわくプロジェクト】

先日、森口先生とともに他園で「すくわくプロジェクト」第3回目のワークショップを実施してきました。

今回は“復習”がテーマです。
これまで行ってきた科学遊びを再び体験できる環境を整え、子どもたちが自分でやりたい活動を選択できる時間をつくりました。

すると、子どもたちは迷うことなく、自分のやりたい実験へ向かい、
繰り返し試したり、友だちと話し合ったりしながら、じっくりと遊び込む姿が見られました。

大人が「やってみよう」と促さなくても、
環境があれば、子どもは自ら学び始める。

そのことを改めて実感する時間となりました。

すくわくプロジェクトの目的は、科学遊びそのものではありません。
科学遊びを通して、

・好奇心
・探究心
・粘り強さ
・自己決定力
・協働性

といった、将来にわたって大切になる「非認知能力」を育むことにあります。

知識を与えるのではなく、
「学び続ける力」の土台を育てること。
そのために大切なのが、子どもが主体的に動き出せる環境づくりです。

【成長展という行事】

来週土曜日には、新宿せいが子ども園で最も大切な行事のひとつである「成長展」が開催されます。

この行事は約40年前、藤森平司園長の「子どもの成長こそが作品ではないか」

という思いから始まりました。

成長展は、いわゆる作品展ではありません。
絵や制作物を単純に並べるのではなく、

5領域に応じた課題となる作品を1年間を通して、子どもたちが製作します。

そして、5領域に応じた作品は名前を伏せて、保護者の方に、

お子さんの作品を当ててもらう、少し遊びを交えた作品展です。

保護者の皆さまが、
「こんなに成長していたんだ」と感じられる時間になればと願っています。

【国語的・算数的な力も、遊びの中に】

文部科学省の「今後の幼児教育の教育過程、指導、評価等のあり方に関する有識者検討会 最終報告」を藤森先生から重要な部分を解説していただきました。

その中に、乳幼児期から育むべき力として、言葉や数量の基盤が示されています。

それは、早く文字を読めるようにすることや、計算を覚えることではありません。

大切なのは、

・言葉で伝え合うこと
・経験を言語化すること
・比べたり、分類したりすること
・数量や形に気づくこと

これらはすべて、日々の生活や遊びの中にあります。

絵本から発展する劇遊び。
配膳時の「いっぱい」「ちょっと」というやり取り。
ブロック遊びの中で形を組み合わせる経験。

こうした全ての経験は「子ども集団」「環境」があるからこそ成り立つ学びです。

藤森先生がずっと言われていることが、ようやく追いついてきました。

すくわくプロジェクトも、成長展も、日々の保育も、目指している方向は同じです。

子どもが主体となり、環境の中で遊び、
その過程で人格形成の基礎を育てていくこと。

私たちの仕事は自己が満足するのではなく、あくまで子どものためだと私は思います。

目の前の子どもたちの「今」と「未来」を見据えた保育、教育を実践していくことが大切ですね(報告者 山下)

12月4日の報告

 みなさまこんにちは。塾生の小林です。
 今回は、12月4日に行われた塾の報告をさせていただきます。

 この日は、ケンタッキーフライドチキンを囲んで和やかに舌鼓を打つところから始まり、リラックスした雰囲気の中での学びの時間となりました。

バーレル!

 当日は伊藤カレラ先生から福岡出張の報告がありました。11月末に福岡で複数の園を見学させていただいた際の様子について、写真を交えながらお話をしてくださいました。
 また見学された園の紹介だけでなく、実践発表や藤森先生の講演内容についてのお話、また太宰府などを観光したことなども共有していただき、幅広い内容に触れる機会となりました。

 紹介された園はいずれも印象的で、それぞれの環境や条件の中で工夫を重ねていらっしゃる様子を知ることができました。
 異常気象や雨の多い状況の中でも屋内で自然を感じられるように環境づくりを工夫している園のお話や、思い切ったオープンなスペースへと環境を変えていく中で、当初あった課題が解消され、子どもたちの姿が変化していったというお話などを聞き、どの園もそれぞれの状況に応じて試行錯誤を重ねていらっしゃることが伝わってきました。

報告用に資料をつくりこんでくれたカレラ先生

 カレラ先生が強調されていた一番の学びは、「まずやってみること」の大切さでした。
 まずアンテナを広く持ち、さまざまな情報や実践に目を向けることで、これまでになかった視点や未知の体験に出会うことができる。そして、そこで得た気づきを実際の環境や保育の中で試してみる。その積み重ねとしてのトライアンドエラーが、結果的によりよい環境をつくり、質の高い保育につながっていくという言葉が心に残りました。

 このお話を聞き、私自身が特に考えさせられたのは、行動することの大切さです。保育の現場でもPDCAという言葉がよく使われますが、計画や振り返り以前に、まず一歩踏み出してみることがなければ何も始まりません。どれだけ考えても、実際にやってみなければ見えてこない子どもの姿や課題があることを、改めて実感しました。
 やってみてうまくいかなかったとしても、それは失敗ではなく、次につながる大切な学びだと捉えたいと思います。トライアンドエラーを繰り返す中で、子どもの反応や環境の変化に気づき、そこからまた新たな工夫が生まれていく。その積み重ねこそが、保育の質を高めていくのではないかと感じました。
 また、この「まずやってみる姿勢」は、仕事だけでなくプライベートにも大切なものだと思います。新しいことに挑戦したり、これまで経験したことのないことに触れたりすることで、自分自身の視野が広がり、その経験が保育を考える際の引き出しになっていくと感じました。日常の中での何気ない出来事や体験も、見方次第で保育に活かせるヒントになるのではないかと思います。
そのためにも、常にアンテナを張り、「これは保育にどう活かせるだろうか」「子どもたちの環境づくりにつながることはないだろうか」と考え続ける姿勢を大切にしていきたいです。特別なことをしなくても、日々の生活や周囲の出来事に目を向け、そこから学ぼうとすること自体が、保育者としての成長につながるのだと思います。
 今回の学びを通して、立ち止まって考えすぎるのではなく、まずは行動すること、試しながら学び続けることを意識し、今後の保育や自分自身の在り方に活かしていきたいと感じました。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回も学びを共有できたらと思います。(報告 小林)

出張報告の日

10月30日木曜日の塾報告となります。
遅れてしまいました…。すみません…。
かつて塾生にいた小松崎氏はこう言っていました。
「明日やろうはバカやろう」だと。
明日やろうしかしてこなかった私にとってはなかなか心に響くフレーズでした。そしてこのブログを書くことを日々の忙しさを言い訳にここまで先延ばしにしてきた自分を恥じております。
ダメですね明日やろうは…いつやるんだという話になってきますから。しかしながら常々この意識をもち始めてからというもの、締め切りギリギリマスターだった私がなるべく早めに終わらせるということが仕事やプライベートで最近できています。(自己評価ですが)人間変われるものだと自分自身を通して感じています。冒頭から完全に話が逸れましたすみません。

今回の塾は現地の塾でした。
始めに塾生に水田氏が藤森先生と行った出張の報告をしてくださいました。

GT四国研修会研修報告と書いてあります。

今回は写真多めでいかせていただきます。

観光もさせていただいたようでこちらも楽しい気持ちになりました!

ここからが研修となります。

園内の環境もとても参考になることばかりでした。
阿波国慈恵院こども園さんの目指す子ども像
主体的に育っていけるような子ども像であると勝手に想像していました。
言葉で説明するよりも見ていただいた方が良いかと…

これらが水田氏がまとめてくれた内容になります。
ここまでしっかりと我々のためにと言いますか、わかりやすく出張報告をまとめてくださるととても有意義な時間になりますね。私はまとめるのが苦手なので尊敬します。

個人的に気になったと言いますか、意識したいなと思ったのが、
『保育者として子どもたちに「生き様」を見せる』
というところです。
様々なことをポジティブに考え行動することは常々意識したいと考えています。最近は「失敗してもいいじゃないか」というようなことを考えて行動し、まずやってみる精神で動いています。そもそも失敗なんてないんじゃないかというような考えにも至っています。この気持ちは他の職員にも派生していけるように、おこがましいですがそんな意識をしたことを面に出していこうと努めています。私の性格上そんな考えで仕事をすることで自分自身が楽しく保育ができますし、新しい提案こそ違う職員から出たらそれはたまらなく嬉しく、ぜひやってみたいと思えます。藤森先生は自分も一緒になって職員と一緒にやるとおっしゃっていたことを覚えていますし、実際に一緒にやってくださったことも多くありました。その時はたまらなく嬉しく、またやる気がますます出てきたというような気持ちになったことを覚えています。歳を重ね、体力続く限り職員の方々とは一緒にやってきたいものです。
新しいことを始めるのにはなかなかのエネルギーが必要になってきますのでやっぱりやめておこうと思うのではなく、「まず!やってみるか!」という勢いを大事にしています。最近。その勢いが形になった時の喜びは大きいですし、次への活力にもなります。もちろん失敗して落ち込むこともありますが1日寝たら忘れます!そんなトライアンドエラーをさせてくれる園であることを感謝しています。

水田氏の発表から少し話がずれてしまったかもしれませんがやる気がでた次第であります。他の園さんの環境を見させてもらうというのはやはり刺激をもらいます。アイディアも広がります。
この後青山さんかも韓国の出張報告があったのですが盛りだくさんすぎてとても面白いのと刺激をもらいました。ここの記すと果てしなくなってしまうので割愛させていただきます。

楽しそ、美味しそう!!
ちゃんとお仕事されてました!

韓国の保育がとても熱心であることが伝わりました!

ほんの少しですがこんな感じでした。

水田氏、青山さんありがとうございました!!

報告者 本多 悠里

1月31日の塾

1月31日の塾について報告いたします。

この日はzoomで塾が開催されました。

zoomの日は9時から塾が開始になるのですが、私自身、家庭の諸々が終わってからの合流になるので、だいたいいつも9時半ごろの入室になります。

いつも、遅れてしまってとても申し訳ないという思いも持ちつつ、途中から参加する場合、みんなの会話にどのように入っていこうかとタイミングを見計らっています。

子どもが、他の子が遊んでいる中に入る時ってこんな感覚なのかななんて想像を巡らせることがありますが、それにしても子どもたちの遊びへの入り方は見事だなと思います。

受け入れる方も常に受け入れオッケーという感じだからかもしれませんね。

そんな子どもの遊びへの入り方に注目して、子どもを見るのもおもしろいかもしれませんね。

余談でした!

私が入室してからではありますが、

2月3、4日に行われるGT全国大会in長崎がいよいよということもあり、事務局の西村先生より、準備の様子などの話を聞きました。

私も長崎大会事務局から配信されているYouTubeを洗い物をしながらイヤホンで聞いていたという話をしました。

2日目の会場は「出島メッセ」と言う場所になるのですが、そこは私が敬愛する長崎のスター雅治福山も登壇した場所なので、身震いを隠せません。

ここまでの準備、参加者の皆さんの対応など、大変なことも多かったことと思います。本当にありがとうございました!

さて、話はにこにこ組(2歳児)にあるドラの話へ。

先日、にこにこ組にある、ドラはどこで買われたのでしょうかと言うお問い合わせがありました。このドラは、お片づけの合図などに使用しています。

そんなドラは園長先生がシンガポールで買ってきたものになります。そして、わらす(345歳児)にある、食事の開始の合図に使用している木魚のようなものが広島県の宮島で購入したと園長先生から話がありました。

その際に、園長先生からは「あれを買おうと思って探してもなかなか見つからない。いつもアンテナを張りながらいろいろなことを見ることが大切」という話がありました。

これはとても大切にしたいことですね。

外に出て、いろいろなものを見ることで、思考のスイッチが入っていくように自分の心を作っておく。こうすると、クリエイティブになりますし、何よりワクワクして行動することができるのではないでしょうか。

意欲や、やる気もジッとしてても湧き上がることはなく、行動することで、自然で湧き上がってくると言われます。つまりは無理にでも動いてみるということが大切になります。思考も同じように、ジッと座っていてはクリエイティブなことは生まれにくく、実際に行動することで、点と点が結びついていくのかもしれませんね。

次に私から先日の島根出張の話をさせてもらいました。

島根出張では、我が地元の隣町である浜田市に伺いました。

浜田市の市議会議員の方や、幼児教育センターの方が浜田の乳幼児教育をなんとか変えていきたいという思いがあり、今回、藤森先生をお呼びすることになりました。

緑に癒されます

3日間ありましたが(私は事情により土曜日で帰京いたしました💦)

浜田市の乳幼児施設を訪問し、環境の助言や質疑応答をしたり、二日に分けて講演会を行いました。

私としては、園長先生と二人で質疑応答をさせていただいたり、また、ほぼ地元である浜田市の乳幼児施設の職員さんたちが園長先生の話を聞く機会を目の当たりにして、地元が変わっていくかもしれないというワクワク感を抱き、感慨深い時間とありました。

また、今回、里山子ども園わたぼうしの盆子原園長先生が送迎などをしてくださいました。かつて一緒に働いていた盆子原先生が園長として頑張っていること、そして、盆子原先生だからこそ、人との関係性をどんどん広げて、つながりを自然と作り、さまざまな取り組みが動いていることを感じ、刺激を受けました!

そんな話が展開され、最後は小林先生のお子さんの授業参観の話で本日の塾はおしまいになりました!

報告者 森口達也

シンガポール報告

7月5日の塾報告です。

今回の塾は対面式で行いました。

最初の話題は、今後塾生で行うことについて話ました。それは、GTの広報誌に塾長がいつからどんな事を考えながら園長をやり始め、今に至っているのかを塾生で話し合い、その様子や内容を何回かに分けて連載するとのことでした。今回は知っている方もいるとは思いますが、建築を学んでいた塾長がどんな思いでなぜ学校の先生になったのかというところまでを話し合いました。話した内容についてはぜひ広報誌を見ていただければと思います。

次の話題は、塾長が6月25日~30日までシンガポールへ行っていたので、その報告を写真など交えて紹介してもらいました。ちなみに今回のシンガポールツアーは5泊6日で参加者が37名ということでした。

1日目は移動で9:10の飛行機でシンガポールへと向かいました。

2日目から見学で、1園目はSTEMに力を入れている園ということでした。

「Mud Kitchen」といって外で泥を使って遊べるキッチンがあり、園舎内にあるおままごとゾーンのようなものがありました。塾長も常々園舎内でやるような遊びも外でできたらいいよね!と言っているのを体現しているかのようなゾーンでした。他にも、光るテーブルの上に色のついたセロファンやアクリル板などを置いて遊べるものや、テーブルの中心から風が出るテーブルがありそこでいろんなものを風の力で浮かせてみたりと、楽しそうなものがたくさんありました。

ちなみに私も数年前にシンガポールへ行かせてもらっていて、今回のツアーで5園ほど見学をしたそうなのですが、そのうち4園は私も行ったことがあったのでその時に印象にあったことも紹介したいと思います。私がいったときはちょうど「STEMフェスティバル」というものをやっていて、ステージの上で演劇を交えて液体を混ぜて色が変化したり透明にしたりという大人でもたのしめる実験をしていたのが印象的でした。またそのときは園内でもいろんな実験が親子で楽しめるまさにフェスティバルが行われていました。

2園目は園児数1000人超えの大型園の見学でした。

ここは、屋上に遊具があったり、水遊びができるところがありました。また、園内ではお店屋さんごっこができるように作られたそのお店の手作りのクオリティーがとてもすごかったです。

私が見学させてもらったときはまだ開園しておらず、園児が入っていない状態だったので実際に子どもたちが生活している雰囲気が感じられました。またここは何といっても有名ホテルで働いていたシェフが働いていて今回も彼の話を聞いてみたかったのですが、どうやら有名レストランからのヘッドハンティングがあったそうで退職されていたそうで少し残念におもっていましたが統括園長曰く、思ったよりも長く働いてくれていたとのことだったそうです。

3日目の3園目は、園舎の目の前に大きな国立公園がある園の見学でした。ここでは目の前にある公園を利用して双眼鏡を使ってバードウォッチングをし、様々な鳥を発見したということで表彰されたこともあるそうです。また、園内では1つの手洗い場に4つの蛇口がついているのですがそれぞれ水の出し方が違う設計になっていて、確かに社会にはいろんな水の出し方があるのでこういったところでも学べるんだなと感じました。

私が行った時も子どもたちと一緒に双眼鏡を使って公園内を歩き回り、バードウォッチングをさせてもらいまた。また、園内では美術に関心がある園だったのかこどもたちのたくさんの制作物やカラーチャート、テラスでは立ったままアクリル板に直接絵具で絵が描けるようなものがあったのが印象的でした。

4園目は、ショッピングモール内の一角にある小さな園に見学したそうです。私が行った時の記憶では、スペースとしては大きくないのですがそれでもSTEMについての玩具などがありました。そのとき子どもたちが遊んでいたのは、車輪のついた玩具にどういう経路でゴールに向かうかなどのプログラミングをして遊んでいたのが印象的な園でした。

4日目は子ども科学センターや国立博物館を見学し、その後5園目で講義を行なったとのことでした。ちなみにシンガポールでは「見守る保育」のことを「ウォッチ&ウエイト」と訳していましたが最近、「ウォッチ&ウエイト/ケア」と訳すようになったそうです。

5日目は自由行動ということで、Enの鳥海シェフ、長崎の西村君たちとマーライオンやマリーナベイサンズ、植物園などの観光名所を巡ったとのことでした。シンガポールは景観を大事にしているので、ポイ捨てや路上飲酒、路上でガムを噛んだり様々なことで罰金があるおかげで、街はとても綺麗になっているということでした。もし行く際にはご注意を!(笑)

報告を聞きながら自分が言った時の事を思い出しながら改めて刺激を受けました。特に1000人規模の園で知り合いになったバーナードシェフと帰国後も連絡を取り合っていたのでまた会えたら嬉しいなとも思いました。

また観光した時はその当時F1が好きだったのでタイヤ痕やサーキット場を見て興奮したのも思い出しました(笑)

そして塾頭の誕生日ということもあり、みんなで追い生クリームしたケーキでお祝いをしました!   (報告者 柿崎)

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6月21日 岡山県 出張報告

6月21日の塾の報告を行います。

今回の塾は、オンラインでの開催でした。

今回は森口先生に出張報告をいただきました。

6月18〜19日まで岡山県にある「富岡保育園」さんに藤森園長先生と森口先生が行かれました。

その話の中でも特に興味深いと感じた話を書かせていただきます。

こちらの部屋は奥が以前まで0.1歳の部屋で使われていたみたいですが、今では、地域の方がいつでも、誰でも気軽に入ってもいいような場所となっており、地域の方が集まって会合をしたり、お昼ご飯を食べたりする際に利用されているみたいです。

園が地域とコラボしたり、交流があることはとてもいいことだと思いますし、地域全体で子どもたちを見守ることができるのも良いですね!

次に園庭を見学されたました。

森口t「私が以前のいた園の園庭にも丸太をおいていたのですが、丸太を置いておくと、子どもは自分の発達に合わせて考えて登ったりするので、体幹なども鍛えられてよかったことを思い出しました。」

また他の塾生からも、ビールケースがあったり、起伏があったりして遊びながら登ったり降りたりすることで自然と体も鍛えられてとても良いなどの声もありました。

また、園庭には地域の方もボランティアとして毎日来ているようで、朝に来てお昼は一度帰宅されて、夕方までいてくれるようで、子どもたちと遊んでくれるたりするみたいです。

確かに、私自身も幼い頃、地域の方と遊んだり交流することは楽しかった記憶がありますし、その後小学校などへ進み、成長していってもいつもその地域にいて見守ってくださり、挨拶や声をかけてくださったりしていただいた思い出もあるので、このような取り組みは子どもたちにとってもとてもいい経験や交流になると感じました。

また、園庭には木もあり、木があると夏など暑い日でも影ができ、園庭にいれるので、木を植えることはいいことだという話もありました。

私も今までは園庭といえば、広いグラウンドにいくつかの遊具が端っこの方にあるイメージでしたが、この「富岡保育園」さんの園庭のように起伏があったり、丸太があったり、木がたくさん植えてあることで、園庭=運動をする場所だけではなく、園庭に出て座って話したり、ゆっくり遊んだりすることもできるし、日陰で友だちとゴロゴロするだけでも気持ちよさそうだし、このような園庭はとても魅力的だなと感じました!

また、給食も時間は自由なようで、13時半までに食べ終わればいいようになっているみたいです。

また、このようにお水で遊ぶこともできるようで、子どもたちが考えて水路を作ったり水に触れることで日常の中にSTEMがあり自然と科学に触れることができるので、とても良いなと思いました。

こちらの写真は、米糠をもらって来て、その米糠を水に浸して置いておくことで粘土のようになることで、土などとは違った感触でさまざまな遊びができるようになっているみたいです。

匂いもそれほど気にならないみたいなので、米糠さえあれば、すぐ取り入れることができるのでぜひ参考にしてみたいですね!

このタイヤも穴があいているみたいで、そうすることで水が抜けるようになっているので、園庭にも気軽に置けるようになっているみたいです。

一つ一つに小さな工夫がされていて、勉強になります。

このような感じで、日曜日は藤森園長先生の講演があり、月曜日が園の見学と実践発表があったようです。

その中でも森口先生は藤森園長先生の設定保育についてのお話が印象深かってとのことでした。

設定保育とは、リテラシーを教える時間やきっかけ作り手段で、設定保育をした上で、自由遊びの中であとは子どもがどう発展させたり、好奇心を持ったりしてるかで、自由遊びの中にこそ学びがあり、その中から子どもたちが今どの発達にいるのかやどのようなものに興味があるのか、それぞれの特性を見つけることができるとお話され、本当の保育の中心は自由遊びであり、自由遊びが目的でそのための手段としての設定保育というお話がありました。

確かに、私も学生の頃実習では毎回設定保育があり、その度に設定保育を考えてやっていましたが、設定保育をしただけでおしまいになってしまい、その後の遊びには発展させていなかったなと思い出し、考える機会となりました。

最後に森口先生から日々の保育の一コマで経験したことを話してくださいました。

ある日の給食の際、年少さんの男の子たち(2人)が食べるのが遅くなり、1人男の子がトレーを置いたままトイレへ行ってしまい、トイレへ行ってる最中にお掃除が始まるので、食べるのが遅くなった子たちに前の方でゆっくり食べてと声をかけたそうです。

すると、残った男の子がトイレへ行ったお友達の分のトレーも持って前へ行ってくれ、その男の子が前で食べるためにイスを2つ列車のように並べて持って行ってたそうです。

その場面だけ見ると、食事中に列車ごっこをして遊んでるのかなと思い、声をかけようと思ったそうですが、ちょっと待って考えてみると、トイレへ行った子の分のイスも運んでくれていることに気づいたそうです。

その時、その子がなにをしようとしているか待ってあげることが大切で、一呼吸置くことが改めて大事だと感じたそうです。

その話を聞いて、私も年少さんの担任をしていますが、その場面だけ見ると声をかけてしまうだろうなと感じたので、自分自身に余裕を持って保育をし、一呼吸おいて子どもたちがなにをしようとしているのか考えるという見守るの基本を改めて大切にしなきゃいけないと感じました。

今回の塾も盛り沢山のお話でとても学びの多い、またこれからの保育に参考にしたいことばかりだったので、日々の保育に生かしていきたいと感じました。

(報告者 伊藤)

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園庭作りの参画

5月25日の塾報告です。

今回の報告はボリュームが多かったので、

富山の出張報告のみとさせて、いただきます。

今回は富山県砺波市で新しく4月に開園した「たかのす認定こども園」さんの竣工式に藤森先生が招待されました。こちらの園さんは富山のG T園、チューリップ認定こども園さん、あぶらでん認定こども園さんの姉妹園となります。

ということで!竣工式の前日に富山に入り、施設を見学させていただきました。

今回、チューリップ認定こども園さんは園庭を大改修されたのが、

一番の見学ポイントでした。

まず自分達でどのような園庭にしたいのか?

イメージを膨らますところからスタートです。

そして園庭の専門家の先生を、お呼びし研修会を開き、いろいろな事例の園庭を見せていただく中で、自分達が思い描いている園庭のイメージを少しずつ固めていきます。

しかし園庭を使って遊ぶのは大人ではなく、もちろん子ども達です。

ですので、次は子ども達の視点から改めて園庭を考えました。

次のステップです。これは私個人が一番印象に残った取り組みです。

それは子ども達に「こんな園庭になったらいいな」と

子ども達自身の声を反映している取り組みです。

子どもにカメラを持たせて園庭で好きな場所を3枚写真を撮ってもらい、理由も言ってもらいます。

大人の視点と子どもの視点とでは全く違うので、園庭の環境作りにおいては、

結構参考になるのではないでしょうか?

ドイツの取り組みで「参画」がありました。

藤森先生の講演やブログでも紹介されていたので、ご存知の方も多いかと思います。

ブログのリンクを貼り付けたので、ぜひお読みください。

■「臥竜塾」2018年6月21日 【ドイツ報告6】

https://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2018/06/21

今回のチューリップ認定こども園さんの取り組みが、

ドイツの参画の取り組みと似ているような気がします。

子ども達が自分の意見が新しい園庭に取り入れてもらっていると思うと、

余計に自分の園が好きになるでしょうね。

保育室もそのように環境を整えてみるのも良いかもしれません。

ただ・・・なんでも聞いて良いわけではありませんけどねw

新宿せいが学童クラブが開所していたときに、

夏休みの過ごし方について子どもたちで話し合っていたのを思い出しました

当時、子どもたちの中で学童に自宅からゲーム機を持ってきていいか、ダメかという議論をしていました。

最終的にどうなったのか・・・すみません覚えていないのですが、

「持ってきても良いけど、壊れても、紛失しても自己責任」という意見も出ていました。

この辺が藤森メソッドで育った子ども達らしい意見のような気がします。

「持ってきてはダメ」にすると結局、隠れて持ってきて、そこでトラブルが起きる可能性が高いですね。

保育の中で子ども達が自分の意見をしっかりと主張する機会というのは大切です。

赤ちゃんは泣いて自分の欲求を大人に伝えようとします。

それが他者に自分の意図を伝える最初の一歩だと思います。

そうした細い配慮が今後の子ども自身のコミュニケーション能力に繋がっていくのでしょう。

最後は塾報告と全く関係の内容になってしまいましたが、

報告を書きながら、そんなふうな思いが巡ってきました。(報告者 山下祐)