ZOOM 塾 9/16

季節の変わり目ですね!前の報告も行事前の報告になりましたが、今回は運動会です。

運動会という表現では行事を開催するのは難しく、成長展の一環として行う事になりました。

新宿せいがは行事の在り方を常に模索しています。前回の夕涼み会同様に園長先生始め、係の先生主導のもと、このご時世ならではの運動会の在り方を試行錯誤しながら園長先生から助言を頂きそれを係の先生達が具現化していく様を現場で見れるのはホント感謝です。

さて、今回のトップバッターは鹿児島の松元先生です。私事ではありますが、せいがに入って一年目でクラスで一緒になった先生です。

幸せそうな松元先生!

なんと!先生から嬉しい報告が!みなさんなんだと思いますか?

そうです!結婚の報告です、塾生みなから誰??と突っ込まれるとタジタジに(笑)

相手のノリが好きになったのが始まりでそこが入口だったそうです。ここから松元先生の東京ラブストーリーがはじまりました!紆余曲折があり結果ゴールインしたそうです!

ホントおめでとうございます!!最初にいい報告が聞けてよかったです。

塾の内容ですが、今回初参加の城山の平田先生からの話しです。私は初めてお会いしますが、久しぶりにみなさんに会えて嬉しそうでした。3人お子さんがいる先生ですが、ZOOM開始の間、コンビニで時間調整していただいたそうです!ありがとうございます!

次はサミットの話です、今回はなんと東京富士大学内で、講演がありました。内容としては、STEM財団の立ち上げの話、東京理科大学の川村教授の話、財団の経緯などを話してくださったそうです。

その他、保育ベンチャー企業を立ち上げた水野先生の話の中で、今後の展望を語っていただきました。来年はベトナムに足を運び広めていく、最終的には人類の起源である、アフリカへの進出を考えている先生!壮大なプラン!見守る保育が世界の保育のスタンダードになっていくべき話を聞いたら嬉しくもなりますね!

その中でも私が最も気になった話が、情報処理と情報編集の話です。認知能力、非認知能力の内容だそうですが、ここで園長先生からの例えの話が。電車の運転士、車掌さんどちらが情報処理で情報編集か?これを保育に当てはめると、見守る保育は車掌さんであり何かあったら助けにいくというスタンスで情報編集にあたる。私自身、非認知能力の向上に適している保育の在り方が見守る保育で、改めて理にかなっているなと感じさせて頂きました。

非常に興味深い話でした!!(笑)

興味深い話生みの親!本多先生

次は、森口先生の話です。

名司会者の森口先生!

先日幕張メッでSTAM教育EXPOに行ってこられたみたいです。その中で学んだ事として、共同的開発能力が日本はトップクラスだそうで、数学、化学にいたっては、15歳以下では高くアメリカの2倍近くいるそうです。

先生の聞いた話の中でも、教員がレクチャー強化する時代は終わった。これはなぜか?メディアにいいコンテンツが溢れすぎているから、確かにYouTubeなどの動画配信から、芸人さんなどがおもしろく学問をレクチャーしている背景を鑑みると納得できます。それでも分からない子たちに対して個別指導していく事がこれからは、なにより大切な事なのだと。また人間力を育てるのに時間を割くことができ、より子どもたちに対して注視する事ができるのであるという事を今回も学ばせていただきました。

最後に先生方の近況報告を聞き、今回も有意義な時間にさせてもらった事に感謝です!

報告者 川辺

蝶のはためき

少しずつ日本列島にも台風が到達する時期になりはじめましたね。台風12号も関東に直撃するかと思いきや、なんとか思い止まってくれたようで、ほっと胸をなで下ろしています。

皆さんは台風と聞くとなにを思い浮かべるでしょうか。今回の12号がドルフィンであるように、一つ一つに名前が付いていることでしょうか、それとも一瞬の晴れ間を映し出す台風の目についてでしょうか。わたしが台風が近づいていると聞いて一番に思い浮かべたのは『バタフライ効果』についてでした。

それでは9/23の塾報告です。

今回は台風の影響もあり荒天ということでズーム開催となりました。やはりズームでやると全国各地の先生の姿を見ることができるという、ズームならではの良さに毎回心が踊ります。

今回は、これから臥龍塾で企画していることや、確定していないことが多く、あまり詳細な報告はできないので、そんな話を聞きながらわたしが考えていたことについての報告とさせていただきます。

まず、冒頭のバタフライ効果とはなんだ?となった方もいらっしゃるかもしれませんが、バタフライ効果とは、遠くで起きた小さな事象が、全く別の地の遠い先の時間に大きな影響を与える、ということを、『ブラジルではためいた蝶が起こした風が、テキサスでハリケーンを起こす』といった気象学者であるエドワード・ローレンツの言葉から産まれた現象です。

今回の塾でわたしの中に強く残った部分として、

コロナが流行している今の時期に、オンラインなどで必要な情報を配信する媒体に需要があることは誰しもが理解していることだが、果たしてその需要に答えられるのか、どう向き合っていくべきなのか、そして、その需要を満たした先の新たな需要にどう繋げていくのか、というものがありました。

最近行事リーダーをしていると、保育中でも他の先生方が隙間を作ってくださり、行事関連の仕事をさせてもらうことが多いのですが、自分がいなくても滞りなくまわっていくクラスの日常に、安心するような、でも少し寂しいような不思議な感情を覚えます。

自分という存在は組織にとって必要であっても不可欠ではありません。ならばどうすれば自分は不可欠になれるのか、自分への周囲の需要はどのようなものなのか日々考えることは、保育の質の向上にも繋がっていきます。子供にとって今時分が必要なことはなにか、時には関わり、時には一歩引き場を整える。そんな目を今養っている最中であることを行事を通して感じさせられます。

少し話はそれましたが、今現在のコロナ禍の需要に答えるということは、まさに今起こす小さな一歩が、未来に大きな影響を与えるという良い例ではないでしょうか。

今新宿せいがこども園がやろうとしていることが小さなこと、というわけではありませんが、今始めたことがいずれ大成し、世の中により大きな影響を与えていくと考えれば、これほど楽しみなことはないのではないでしょうか。

“思い立ったが吉日”なんて言葉もありますから、常日頃から行動力は持ち続けていたいですね。

熱い話し合いを優しく見守る西田先生

日々学ぶことができるこの環境に感謝しながら報告を締めさせていただきたいと思います。

(報告 髙橋)

見守る育児

9月9日に行われた塾の報告です。

この日はまず、9月に行われる臥竜塾セミナーの打ち合わせからスタートしました。

担当の本多先生からパワポでの共有があり、そこに塾長からのアドバイスをいただくという時間になりました。

塾長の話を聞いて思うのは、その言葉の裏にある多くの知識と経験です。

見守るとは、異年齢児とは、選択とはという考え方が、一体どのように生まれたのでしょうか。多くの経験をし、考え、実践されてきたからこそ生まれたものだと思います。私自身も様々な場所で園長先生の考えをお話しさせてもらう機会がありますが、改めてそのことを理解し、話をしていきたいなと思いましたし、なんというか、しっかり学んでいかなければならないなと思わされます。

そして、次はある作業にとりかかりました。

というのも韓国で、以前先生が出版した「見守る育児」の本が翻訳され出版されることになりました。その本に挿絵として子どもたちの写真を使用したいということで、数ある写真の中から「育児」というイメージに合いそうなもの、各章の内容に合いそうなものをみんなで探していきました。

加藤先生はズームで参加!写真を選ぶという作業は困難なため、にこやかな顔をしばらく見せてくれた後におやすみなさいをしました笑

多くの写真の中から「これどうですかね?」「あ、これなんかいいんじゃないですか?」と塾生が塾長に声をかけます。

それに対して塾長は「ん〜それはちょっと違うね」「ん〜この章はこういう内容だから、それはこっちの章の内容かな」や「それいいね」「お〜いいじゃん」というように返されていました。

何気ない会話ではあるのですが、いい雰囲気だなと感じました。

というのも塾長の指摘があまり細かくないのです。これが僕は藤森先生からいつも感じることです。私自身、細かく指摘されるという環境に慣れていたせいもあるのか、そのようなスタイルにいまだに驚かされます。

塾長が園長先生が、藤森先生が、あまり細かいことを指摘されないからこそ(そこは、やはり信頼してくださっているからです。信頼しているから任せる。まさに見守るではないでしょうか)私たちは柔軟に物事を見れているように思います。そして、柔軟な発想をすることもできていると思っています。なので、挿絵の写真の中にはなかなか面白いものもあります。しかし、面白いだけではなく、しっかりと内容が伝わるものでもあるように思います。この本における挿絵の意味はいかに相手に章の内容を写真を通じて感じてもらうかではないでしょうか。その部分を外さなければ柔軟に選んでいい、そんなメッセージを塾長の姿からは感じました。

いつも思うことですが、「目的と手段を間違えてはいけない」そんなことを改めて感じる時間になりました。

そして、何よりみんなでこういった時間を共有するというのはやっぱり楽しいですね。

報告者 森口達也

臥竜塾と見龍塾 保育を語る3

会場のセッティングが終わり、

一人ずつ、担当された内容について、見龍塾の園長先生方と臥竜塾生とで意見交換が行われました。

この日は九州に猛烈な台風が迫ってきているということで、zoomによる参加は人数を限定して行われました。

パワーポイントによるプレゼンや、動画や写真を用いた内容など、全てのプログラムを終え、最後は塾長による講演です。

今回初めてのzoomでの取り組みの中で、より見易くなるようにと、講演者以外は自身のカメラを切って、講演者だけが映るように配慮をして行いました。

塾長も最初は、その中で話をしていたのですが、

少しずつ、参加者の方々の様子がわかる設定に、画面が切り替わっていきました

塾頭による配慮で、それはまるで桜の花が少しずつ花開いていくように、やがて全ての画面が切り替わった時には満開の様相でした。

会場を同じくする講演とは異なりますが、それに近いような臨場感を感じたように思えたのは、僕だけだったでしょうか。

新しい生活様式を、と謳われる中で様々な取り組みがなされています。その中で生まれる新しい感動に立ち会える喜びを感じることのできた1日となりました。

(報告 加藤)

臥竜塾と見龍塾 保育を語る2

鹿児島では新設園に招待され、環境を見学。


設定された環境に、Fujimori methodへの想いを感じるかのようです。

そしてその足で熊本へ向かうという、何ともバイタリティー溢れる出張となりました。

城山保育園へ訪れました

森口先生の紹介する写真に研修旅行で訪れた時のことを思い出しました。

写真に映る環境の殆どにアイデアを感じます。

その中からより興味深く感じたものをいくつか
ドイツではよく見かけるもののようです
子ども心をくすぐる棚ですね
ハッピーテーブル

久しぶりの出張報告に、他園の環境を見ることの大切さに改めて気付かされた思いがします。

この日はこれで終了。

そしてその週の日曜日、いよいよ長崎GTが開催されました。

(報告 加藤)

臥竜塾と見龍塾 保育を語る

秋の足音感じる臥竜塾。本日は、

9月6日(日)開催長崎GTの打ち合わせ

当日の流れの確認等をしました。
この日の司会は、西村先生。
そしてこの度のタイトルは、『臥竜塾と見龍塾 保育を語る』
西村先生からご挨拶をいただき、打ち合わせが始まりました。
1、 たてわりではない異年齢児保育 谷口園長先生
2、 子ども主体の保育 水田園長先生
3、 かかわりを大切にした保育 前田園長先生
4、 ねらいに応じた選択制の保育 谷口園長先生

5、 チーム保育 徳田先生

各テーマに対して、それぞれの園の園長先生からプレゼンがあり、それに応答して塾生は実践を交えた内容を話します。

「少人数における異年齢児保育の効果とは?」
「梅雨時、保育士の個性を活かした遊びの設定、子どもたちの選択肢を増やすことで、保育園に行きたいという声が増えた」
「年齢層、経験年数の幅広い職員集団に理念や保育を共有するには、どんな方法があるか」

などなど、様々な成果や、また疑問があがり、当日へ向けての準備に弾みのつく時間となりました。

時折このような画面になってしまう田崎先生

台風の影響で停電となり、携帯電話の電波でのやりとりの為、このような姿に。大変な状況の中、暗さを微塵も感じさせない田崎先生の明るさに、一同大笑いする場面もありました。

程なくzoom会議を終了し、次は森口先生の鹿児島出張報告です。

(報告 加藤)