4/16 ZOOM塾報告

おはようございます。こんにちは。こんばんは。塾生の廣田です。 今回は、ZOOMにて行われました臥竜塾の報告をさせていただきます!

今回の塾では、給食の取り組み、これからの時代に合わせた保育のあり方、AIとの向き合い方、そして藤森メソッドをどのように繋げていくかについて話が広がりました。

まず話題に挙がったのは、「GT各園の給食メニューの報告会」についてです。

各園で行っている給食のメニューを写真や作り方と一緒に紹介し合い、匿名投票のような形でメニューコンクールをしてみてはどうか、という話がありました。

地域の特産物を使ったメニューや、子どもたちがよく食べていたメニュー、栄養士の先生方の工夫が詰まったメニューなどを共有することで、給食という日々の営みを改めて見つめ直す機会になるのではないかと思います。

給食は毎日あるものだからこそ、当たり前になりやすいものでもあります。しかし、子どもたちの体をつくる大切な食であり、園の文化や地域性が表れる部分でもあるように感じます。

続いて、時代によって保育を変えていくことの大切さについて話がありました。

たとえば、近年の暑さです。これまでは「夏でも外で遊ぶ」「外で体を動かす」ということが自然だったかもしれません。しかし、今の暑さは昔とは違います。熱中症の危険もあり「昔からやっていたから」という理由だけで同じことを続けるのは難しくなってきています…。

だからこそ、外で過ごすことだけにこだわるのではなく、室内でも十分に体を動かせるような環境をつくることが必要なのではないか、という話が印象に残りました。

これは暑さに限らず、保育全体にも言えることだと思います。

昔から行っているから続けるのではなく、今の子どもたちにとって本当に必要なことは何か。今の社会の中で、どのような経験を保障していく必要があるのか。そうした視点をもちながら、新しいことを取り入れたり、変化をもたらしたりしていくことが大切なのだと感じました。

その流れの中で、AIとの向き合い方についても話が広がりました。

AIを使うことで、保育について考えたり、文章を整理したり、アイデアを出したりすることができます。時には、自分の考えに対して批判的な視点を返してくれることもあり、自分一人では気づけない視点を得る助けにもなります。

一方で、AIに振り回されてしまう危険性もあります。

AIが答えを出してくれるからといって、自分で考えることをやめてしまっては本末転倒です。これからの時代に必要なのは、AIを避けることではなく、AIを使いながらも自分で考え続けることなのだと思います。

これは子どもたちにも同じことが言えるのかもしれません。

答えをすぐに得られる時代だからこそ「本当にそうなのか」「なぜそう考えるのか」「自分はどう思うのか」と問い続ける力が、より大切になっていくのではないでしょうか。

さらに話は広がり「応答と統制」についての話も印象に残ったテーマのひとつです。

子どもに対して、まず応答することはとても大切です。子どもの思いを受け止めること、気持ちに寄り添うこと、声を聞くことは、保育の土台になるものだと思います。

しかし、応答だけでよいわけではありません。必要な場面では、ルールを伝えることも大切です。危険なこと、人を傷つけること、集団で生活するうえで守る必要があることは、保育者がきちんと伝えていかなければなりません。

子どもに委ねるだけでもなく、縛るだけでもない。その間にある言葉として「見守る」という表現はやはりとても適切なのではないかと感じました。

見守るという言葉は、何もしないことではありません。子どもの姿をよく見て、必要な時に応答し、必要な時にはルールを伝え、子どもが自分で考えながら育っていけるように支えていくことなのだと思います。

今回の塾を通して、私自身が特に感じたのは「変えていくこと」と「繋げていくこと」の両方の大切さです。

時代は変わります。子どもたちを取り巻く環境も、社会も、テクノロジーも変わっていきます。だからこそ、今の時代に合わせて保育を変化させていく必要があります。

一方で、自分自身、変えたくないと思うこともあります。

それは、子どもを信じること。 子ども同士の関わりを大切にすること。 環境を通して育ちを支えること。 そして、保育の本質を問い続けること。

こうした大切なものを、私たちは次へ繋げていかなければならないのだと思います。

塾生として学んでいることを、自分の中だけで終わらせず、職員同士で共有し、日々の保育に返し、さらに誰かに伝えていく。

その積み重ねが、藤森メソッドを繋げていくことになるのではないでしょうか。

今回も学びと気づきの多い時間となりました。

ここまでご精読いただき、ありがとうございました!

報告者:廣田

4月2日 塾報告

こんばんは。

4月2日木曜日に行われた塾の報告をさせていただきます。

新年度、皆様どのようにお過ごしでしょうか?

本日の塾はZOOMで行われました。

今回は成長展についての話があったので、そちらについて書かせていただきます。

水神保育園の中村先生の園では、3月に成長展が行われたとのことでした。

成長展自体は4回目だったとのことですが、今までは新宿せいがこども園のようなシルエットや人物画、ぬりえなどの5領域のスタイルではやっておらず、毎年テーマを変えて行っていたところを今年は新宿せいがこども園のように成長展をしようと決めて、4月から取り組んでいったとのことでした。

保護者の方のアンケートでもとても好評だったようで、「子どもの頭の中をのぞいてるようで面白かった!」や「じっくり見れるようになっていてよかった!」などの声が多くあったようです!

また、保育者も以前より成長展の準備が楽になったとの印象もあったようです。

中村先生自身も大変なこともあったそうですが、先生たちと一緒に作り上げることができ、成功して良かったとのことでした!

中村先生から頂いた成長展の様子の写真です。

また、新宿せいがこども園でも、2月28日に成長展が行われたので、そちらの様子も共有させていただきます。

新宿せいがこども園の成長展です。

私自身成長展は4回目ですが、入職した1年目は、4月から毎月成長展に取り組んでいって3月の成長展では、どのようなものになるんだろうと思いながらやっていましたが、いざ成長展当日になると1年間を通したこども1人ひとりの作品が成長として見ることができ、とても感動したのを今でも覚えています。

その子自身がどのような成長、発達をしてきたかを月毎に見比べることができ、その子自身をクローズアップして見ることができ、他にはないものだなと感じました。

藤森園長先生のお言葉にもある「こどもの『成長』が作品です。」のとおり、大人が手を加えるわけではなく、子ども自身のその時の発達や成長の姿を見せることのできる成長展は毎年の楽しみになりました!

他にもまだまだ楽しいお話がたくさんあり、今回もとても有意義な塾となりました!

今年度も保育、塾ともには楽しみですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

報告者 伊藤

3月19日 塾報告

こんにちは。塾生の小林純平でございます。 桜が咲くこの季節は、別れもあれば新たな出会いもあり、環境や関係の変化を強く感じる時期でもあります。

今回は、3月19日に行われたZoomでの塾の報告をさせていただきます。 当日は、塾生それぞれの近況を共有する時間が多く設けられました。せいがの職員からは、ちょうどクラス移行の時期と重なっていることもあり、新しい環境の中で試行錯誤しながら日々を積み重ねている様子が語られました。

昨年度、3・4・5歳クラスでフリーとして関わっていた2年目の水田先生は、今年度より1歳児クラスの担任となり、大きな環境の変化の中にあります。報告の中では、新しい環境を楽しむ気持ちがある一方で、これまでとは異なる視点や動きが求められることに戸惑いを感じている様子が語られました。特に、子どもの安全を守るための配慮やリスクの捉え方が大きく変わり、これまでのやり方や考え方そのままでは対応しきれない難しさがあるとのことでした。本多先生から、日々の動きの組み立て方や環境設定、乳児特有のリスク管理について具体的に学びながら、一つひとつの場面で判断を積み重ねているという話がありました。 また、当初は部屋に入るだけで子どもたちが大泣きしてしまう状況もあったそうですが、関わりを重ねる中で少しずつ安心して過ごせるようになり、今では自ら近づいてくる姿も見られるようになってきたとのことでした。この変化は、関わり方を調整し続けられてきた結果であり、環境の違いに向き合いながら実践を重ねられてきたことの表れであると感じました。 

今回の報告を通して特に感じたのは、新しい環境に対して柔軟に適応していくことの大切さです。これまでのやり方や経験にとらわれすぎるのではなく、まずは目の前の環境や子どもの姿を受け入れ、その中で求められている関わりを実際にやってみること。その積み重ねの中で見えてきた手応えや課題をもとに、これまでの経験と結びつけながらよりよい関わりへと更新していくことの重要性を改めて感じました。 私自身、以前はBtoBの仕事に携わっていましたが、現在のように年に一度、関わる対象や環境が大きく変わる働き方は今でも新鮮に感じています。環境が変わることで、自分の中にあった前提や常識が揺さぶられ、これまでの経験がそのまま通用しない場面にも多く出会います。しかし、だからこそ一度立ち止まり、「なぜこの関わりが必要なのか」「この場面では何を優先すべきか」と問い直す機会が生まれます。そして、その問い直しの中で、これまでの経験が別の形で活かされていく感覚もあります。 新しい環境に適応するということは、単にこれまでを捨てることではなく、一度受け入れた上で再構成していく過程なのだと感じています。まずはやってみること、その上で振り返り、よりよい形を模索し続けること。その循環こそが、保育の質を高めていく原動力になるのではないかと考えさせられました。 

今回の報告は、環境の変化の中で戸惑いながらも前に進もうとする姿と、その中で生まれる学びの価値を改めて実感する機会となりました。 読んでくださり、ありがとうございました。(報告者 小林)