10月11日塾報告

こんにちは。10月11日開催の塾報告を中村よりさせていただきます。

今回は急遽zoomでのオンライン開催となりました。議題は大きく分けて3つ。

・臥龍塾セミナーに向けた発表相談(中村)

・廣田先生からの茨城出張報告

・山下塾頭からの名古屋出張報告

まず1つめ。来たる10月25日に臥竜塾セミナーがあります。ご存知の方も多いと思いますが、今年度は新宿せいが子ども園に入職して2・3年目の臥竜塾生メンバーがそれぞれのテーマに沿って話をするものとなっております。

そして私はその25日に“3・4・5歳児の保育”について発表するのですが、準備段階にはなりますがこの場を借りてプレ報告をさせていただきました。

正直、みなさんの前でお話しするレベルにはまだまだほど遠く、プレ報告にもなっていなかったと思うのですが、皆様の率直なご意見や貴重なアドバイスをいただくことができました…!

本番があるために詳細のお話しすることはできませんが、今回の発表準備をするにあたり、見守る保育や異年齢保育に関して改めて大変勉強になりました。藤森先生からのお話を聞いたり実際に現場に入って保育をすることがあっても、日々の保育について自分から誰かに話すことはありません。そのため、誰かに伝えるという難しさをとても痛感しました。ましてや準備段階とはいえ、藤森先生や塾生の前で話すなんて。。実はこの日の塾が始まってから発表が終わるまでずっと胃がキリキリしていました(笑)。

資料にまとめたり、話す内容を落とし込んで言葉にして練習して。頭で考えた構築も形にしようとすると大変難しいですね。藤森先生や塾生の先輩方の凄さを改めて感じています。

残り少ない期間ですが本番までしっかり準備してまいります!

さて、2つめは廣田先生からの出張報告です。

10月7日に茨城県鉾田市にある「青山こども園」さんでの園内研修があり、藤森先生と森口先生と廣田先生で行かれています。

青山こども園さんは新宿せいが子ども園のOBで臥竜塾生でもある小松崎先生が園長先生を務める園で、もちろん見守る保育〜藤森メソッド〜の実践園です。

藤森先生から見守る保育〜藤森メソッド〜の授権書が授与されている時の様子です。

青山こども園さんのHPを見てもわかる通り、自然豊かな環境でのびのびと保育をされています。私は実際には伺ったことがないのですが、以前の塾で夕涼み会の様子を動画で見させていただいたことがあり、先生方かたくさんの工夫をされている様子を覚えています

廣田先生からの報告では、園内の様子を写真に撮って見せてくれ、先生たちの工夫を感じることができました!

3つめは山下塾頭からの名古屋出張報告です。

これから新しく見守る保育を導入する園へのコンサルティングについてでした。藤森先生のこの保育を実践していく仲間が増えるのはとても楽しみなことです!

最後に佐野先生より一言いただいたのでご紹介してこの日の塾報告を終わりにしたいと思います。

佐野先生「廣田先生からの青山こども園さんの報告について、各ゾーンや環境の中に先生たちの工夫はもちろん、遊び心が垣間見れました。自分も日々の保育の中で遊び心も忘れずに環境を整えていきたいです。」

zoomの様子です!

報告者 中村英知

2023年度 研修旅行in金沢

9月20日の塾報告です。

ちょうど9月16、17日と新宿せいが子ども園の研修旅行がありました。

今年の研修先は石川県で、わかばこども園さんと光こども園さんにお邪魔させていただきました。

わかばこども園さんは新宿せいが子ども園の元職員、西田先生が園長をされておられて、臥竜塾生ですのでzoomで塾が開催の時は参加してくださいます。そして光こども園さんは、こちらも元職員の川辺先生のご実家の園です。

改めまして、見学をさせていただき、ありがとうございました。

という、イベントがありましたので、今回の塾では参加した塾生の報告会とさせていただきましたので、一人ずつの感想を書かせていただきます。

中村先生

やっと西田先生の施設(わかばこども園)を見れて良かったです!2年目の先生が率先して環境を整えていることを聞いて、自分自身3年目の身としは、もっと積極的に保育室の環境を整えていきたいと思いました。

光こども園さんは新しい施設で、藤森メソッドしっかりやるつもりの建物設計の印象を受けました!

小林先生

光こども園さんは給食を一斉に食事を食べないことに、自園との違いを感じました。新宿せいが子ども園しか知らない自分にとっては、他の園が藤森メソッドをどのように工夫して実践しているのかを知るのは、とても良い学びです。

また、2園を見学させていただいた時に同じチーム内で議論しながら一緒に見るというのは貴重でした!また午後のディスカッションでも同じ価値観を持っているからこそ、同じ悩みを持っているのだな・・・と知り、保育理念が一緒だからこそ、違う施設の職員とも深い話しができるのは、本当に学びが多い研修になりました。

太田先生

 光こども園さんは、園舎がとても広く開放的でした。2歳の部屋を中心に見させていただきましたが、カーペットの床の色でゾーンをわかるようにしていたので、2歳の子ども達が視覚的にゾーンを理解できるという環境の作り方は素晴らしかったです。わかばこども園さんでの2歳児クラスでは手作りおもちゃが多い印象を受けました。また食育活動で行った活動から、ごっこ遊びにつなげている連続性は実践してみたいと思いました!

森口先生

 光こども園さんの施設は、ガラスが多く、とても開放的で、子どもが自然と外を観れるのはいいですね。子ども自身で落ち着いたり、気を紛らわすことができるかもしれませんね。わかばこども園さんは余白がある印象です。先生達に余裕があるというか、園長先生(西田先生)の雰囲気が伝わっているのか、良い意味でキチっとしていないw

写真:光こども園さん

午後のディスカッションで先生方と意見交換させていただき、先生たちが生き生きとしていた!楽しく話してくれたは印象的です。そしてSTEMゾーンがどちらも素晴らしい環境で、もう一度自園を見直します・・・。

佐野先生

 光こども園さんの3、4、5歳児クラスでは漢字表記が多かったので小学校への連携などを意識しているのかな?と思いました。午後のディスカッションでは一緒に悩み、相談して、モチベーションが上がった研修でした!

廣田先生

 光こども園さんは新築の匂いでしたwそしてガラス張りが多く、とても開放的な雰囲気だったので、子どもの心も広くなるのなかなーと思いました!2歳児クラスでは細かいおもちゃもたくさん置いてあったので、参考にしようと思います。また幼児クラスでは1つのおもちゃの数が少ない印象を受けたので何か意図があるのでしょうか・・・。わかばこども園さんの2歳児クラスでは手作りおもちゃが多くあったので、一つ一つのおもちゃを発達に合わせて細かく設定できるので、遊びの連続性も作りやすいと思いました。 

また2日目の観光では、兼六園、美術館など金沢市内をいろんなものを見ながら歩くことで、アンテナを張ってキャッチする大切さ!を知りました。

伊藤先生

 皆さんの意見とほぼ一緒ですので、僕は西田先生の発表に注目させていただきました。西田先生も新宿せいがで学び、実家に戻り、今は園長として見守る保育を実践されている姿を見て、自分に置き換えて発表を聞かせていただいたので、本当に学ばせていただきました。

写真:西田園長先生の発表

また、午後のディスカッションでは、他の園の先生方の話はもちろんですが、一緒にチームを組んでいる先生方の考え方を改めて聞けて良かったです!また行きと帰りの新幹線でも普段、関わりがない先生方と話すことができて、その時間も貴重な時間でした!

以上となります。

今回、私は諸々の事情でお留守番でしたが、普段、新宿せいがの職員は皆さまから見ていただくことが多いのですが、この日だけは逆に見させていただくことで、自分たちの保育の振り返りにつながる、とても良い機会です。

また伊藤先生のコメントのように、新宿せいがのように職員が多いと普段、なかなかじっくりと話すことがない職員と話す機会もできて、仲間を知るという部分でも良い機会です。(報告者 山下)

10.4「変化を恐れない」

まずは、と言っても私は少し遅れて入室しましたので、そこからの報告になってしまうのですが、邨橋先生の園に韓国の園長先生たちが視察に訪れた話から始まりました。

26名の方が視察に訪れたそうです。こちらは、園長先生と懇意である韓国の元烏山大学のコン先生が、どこか大阪で視察できる園はないかと園長先生に連絡があったことから実現されました。

韓国では幼保の一元化を進めているということから、邨橋先生への質問は制度についての話が中心だったそうです。

次に西村先生の園が無事に運動会を終えたという話になりました。

今年から新宿せいがと同じような形に運動会を変更されたようで、かつ運動会の名前も

新宿せいがと同じように「成長展~からだの育ち~」というタイトルに変更されたそうです。

そして、すべての行事のリーダーを今年は西村先生が担当し、せいが、藤森メソッドの行事のあり方を示しているそうです。

何かをはじめる時に、まず基本となる形をしっかり職員さんに伝えていくことが何より大切なのかもしれません。私自身も、中間的な立場になり、職員との関わり方で迷うことも多いです。そんな中でまずは先陣きって自分が動いていくことが大切なのかなと思いながら過ごしています。なので、西村先生の在り方からも刺激を受けました。

また、運動会のプログラムをSTEMのMである数に注目して、サイコロ型にしたこと、そして、それに関連して、numberの表紙に載っていたリーチマイケルに自分自身がなったことなど、細かく、ユーモアも忘れない実践が西村先生らしいところです。

似てるw

運動会ということから、ある園での運動会での取り組みがとても参考になったという話を私の方からさせていただきました。

その流れで、園長先生はどのような流れを経て、このような運動会を作り上げていったのかを質問してみました。すると園長先生から、

「昔、広い場所で運動会をしていた。しかし、そこが使えないことになり、狭い場所で行わなければならなくなった。どうせ、そこでやるのなら、広いところが使えなくて残念と思うのではなく、狭いなりの利点を生かしたものにしようと思った」ということから、一人ひとりの発達がじっくり見れるような内容の運動会に変更したそうです。

これはまさに藤森先生の考え方を表しているエピソードですね。

そして、藤森先生は「状況によって常に変えてきたからいろいろ変えることは平気」ということを言われました。

この言葉はとても印象に残りましたし、私自身も大切にしていきたい姿勢です。人はついつい変わらないことを求めてしまいます。それゆえの悩みも多いですね。そもそも変わっていくことが世の常ですね。方丈記の「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」ではありませんが、そのことを受け入れ、では、どうするかと常に考えられる人間になりたいです。

私はついつい、くよくよと悩んでしまう癖があります。起こったことは変えることはできません。それをどう受けいれ、自分を変化していくか。

このあたりは、やはり私の好きな養老先生の思考と同じですし、養老先生はよく「人なんて3ヶ月も経てばほとんどの細胞が入れ替わっている。常に同じ自分なんてない」なんて言われますし、(藤森先生と養老先生の考えはマッチするところがたくさんあります)福岡伸一さんの動的平衡のように、生物は常に絶え間ない変化をすることでバランスをとっているという考えにもつながっていきます。

すみません、この辺り自分にとってはかなりホットな部分で、悩みやすい人間なので、いつもこのような考えに戻ってきて、また自分を鼓舞していたりするので、ついつい熱くなってしまいました。

藤森先生が歩んできた道を私たちは継承することができます。それはとても大きな財産であり、それを大切にし、残していくことが我々塾生の意味であると改めて報告をしながら、振り返っています。

報告者 森口達也

9/13 塾報告

 おはようございます。こんにちは。こんばんは。そして初めまして。初めての塾報告をさせていただきます。令和5年度7月から臥竜塾に入塾しました、廣田優也(ひろたゆうや)と申します。この場をお借りして、簡単な自己紹介だけさせてください。今年度、新宿せいが子ども園に入職しまして、現在2歳児クラスの担任をしております。神奈川県出身で、好きな食べ物はラーメンと餃子、趣味は筋トレとサウナです。お勧めのサウナ、ぜひ教えてください!ということで、以降よろしくお願いいたします!

 さて、本題に入りまして、9月13日に行われました、ZOOMでのオンライン臥竜塾の報告をさせていただきます。

 園庭にとって必要なものは、広さではなく、質なのではないかという話や、これからの学校の教師は、ティーチングではなく、コーチングが求められるなどの興味深い話が多々あがりました。その中でも「運動」に関しての話が印象的でした。

 今月末に新宿せいが子ども園では「成長展~からだの育ち~」が控えており、この日は予行の第一回が行われました。その中で藤森先生から「運動を見直していかなければならない」というお話がありました。皆さんは跳び箱を覚えていますでしょうか。小学生、中学生の時、ひょっとしたら大学や専門での授業でも久しく行ったという方もいるのではないでしょうか。そんな跳び箱も最近は、小学校などで必要性が問われていると言います。跳び箱のような、障害物に手をついて飛び越えるという運動が、児童期に必要なのかと議論になっているそうです。跳び箱を行う目的として、日本大百科全書には「障害物を征服する運動である。跳び箱という障害物を跳び越すことにより、基礎的な体力、跳躍力、機敏性、身体支配能力の向上とともに、注意力、勇気、決断、自信などの精神要素の養成も目標にしている。」とあります。確かに、跳び箱の高い段数を飛び越えることで、強い達成感を抱いた記憶があります。段数という数字が課題としてわかりやすくあることで、「6段の次は7段だ!」というふうにステップアップ、成長する感覚を持ちやすいのかと思います。保育所、幼稚園、子ども園でも運動会や運動遊びに跳び箱を取り入れている園も多いのではないでしょうか。そこで藤森先生は、跳び箱の必要性を今一度考えるべきだとお話しされています。転んだ時に手を付くために必要という声もあると言いますが、そうであるならば「段数をどんどん高くしていくのではなく、低くしていくべきなのではないか」そんなお話もありました。大事なことは、「長年やっているから」という理由で行うのではなく、本当にその活動、行為は必要なのか、目的は何か、立ち止まって考えることなのではないかと思いました。今回は跳び箱が例に上がりましたが、保育の中で「毎年やっていることだから」と、目的を考えずに行われているものが多くあるように感じます。子どもたちの発達や特性に応じた保育というのを心掛けたいと、改めて考えさせられた内容でした。

 他にも、「園の設計図、図面を見て、自分たちならどうやって保育を行うか、どのような環境を設定するかを考えてみよう」というワクワクする新しい試みやYouTubeのサブチャンネルでのお話など、興味深いお話が多くあった、有意義な塾でした。

報告者 廣田優也

ZOOM画面