ここでは、臥竜塾で話し合った議題や、塾長が塾生に向けて話してくれた内容を紹介していきます。
今日の臥竜塾
ブログ
5月7日の塾〜園庭の学び〜
5月7日の塾の報告になります。
この日はzoomでの開催になりました。
4月に行われたGT鹿児島で塾生でもある青松こども園の松元先生が「藤森メソッドにおける園庭」について、自園での実践を踏まえて考察したことを発表されたそうなのですが、その発表を塾の中でもしてくれました!
身近にあるものをいかに保育者が意図して取りだし、子どもの興味関心を育むのかということを松元先生が伝えてくれました。
環境ができると、子どもたちはその環境の中で主体的に遊びこむことができます。そして、その環境を常に工夫していくことが私たち保育者の重要な役割です。しかし、ここで注意しなければいけないのが、環境があり、子どもが遊び込んでいると、ついつい日々の保育の中で工夫をしたり、保育者の意図を持った活動を子どもに提供することを忘れてしまうことです。
意図を持った活動ばかりをしてしまい、毎日大人の意図ばかりがあるのも問題ですが、環境だけ用意して、そのままというのもやはり良くないですね。子どもの様子を見て、意図性を大切したり、子どもが自由に遊ぶことを大切にしたりできるバランス力が保育の専門性でもあるのかもしれません。
そんなことをみんなで議論するいい時間になりました。
報告者 森口達也
4月30日塾報告
新年度が始まり、水田康貴(みずたこうき)先生が新しい塾生として仲間入りしました!
よろしくお願いします!
今日はそんな水田先生のことを深掘りしていきたいと思います。
水田君は長崎出身で、なんと外部臥竜塾の宗先生と同じ中学校だったそうです。
先輩後輩ですね!
そして、水田先生も生徒会長をやり、宗先生も生徒会長をしていたそうです。
まさかの偶然が重なりました!
好きな食べ物は、町中華のチャーハンや餃子が好きで、餃子のタレについてみんなで盛り上がりました。
大学時代はバンドをしており、ギターやピアノ、キーボードが弾けるそうで、今後の保育が楽しみですね!
さて、そんな水田先生から見た塾生の第一印象について聞きました。
たすく先生、「フィジカルが強そう、体幹が強そう」
森口先生は、「いつも明るけど、一人になったら反省会をしてそう」
佐野先生は、「木工が好きそう」
小林先生は、「めっちゃ真面目そう、スーパー真面目」
中村先生は、「愛妻家っぽい、ペットをを大事にしてそう、動物に優しそう」
廣田先生は、「かっこいい、イケメン、だけど悪い友だちがいそう・・・」
伊藤あきと先生は、「気さくに話しかけてくれた、サッカーの下平批判がすごい」
伊藤カレラ先生は、「マカロニえんぴつのボーカルに似てる」
平井先生は、「ジャグリングが上手」
本多先生は、「年齢不詳な顔をしている。爽やかで若いイメージ」
柿崎先生は、「あまりいない人(調理にいることに気づいた)」
最後に、水田先生から「実際に新宿せいが子ども園で働いたことで、これまでの父が話してくれていたことや考えはここに繋がっていることに気がつき、実家の園の変遷を感じることができました。」とのことです。

そんな水田先生は雑貨が大好きで、以前、おしゃれな部屋として紹介されたこともあるらしいです!今後の成長が楽しみな水田先生です!
次は伊藤カレラ先生の畔上りんご園さんの出張報告がありました。
向かう途中に山手線が工事で使えないとのことで、様々な交通手段を考えたそうで、
保育も1つの方法にこだわらずに、状況に合わせて進められたらいいと藤森先生からアドバイスをいただいたそうです。
さて、講演では、「AIが発展していく中で子どもたちにはどんなことが必要か?」ということで、
・実行機能
・対話する能力
・他と協力する能力
を中心に話されたそうです。
カレラ先生は、助手としてついて行くことで、保育以外にも社会人としての振る舞いを考えたり、質問に対して自分なりに考えられるように日々の保育の目的や自分のクラスのことについて追求していきたいとのことでした。
これからのカレラ先生のさらなる成長が楽しみです!
カレラ先生の話を聞き、ついつい忙しさのあまりに自分の保育を見直していなかったと気がつきました。一つ一つの自分の行動に対して、説明ができるようにしていきたいと改めて思いました。こうしてみんなの話を聞くことで自分の学びにつながる塾という存在がありがたいです!
(報告)佐野
それぞれの今
今週の塾(4/23)は藤森先生が長崎出張に行っていることもあり、オンライン塾となりました。

- 新人研修と藤森メソッドについて
- 各保育園での近況や課題について
- 中国からの見学者の反応と、見守る保育に対する評価
- 保育士の仕事の難しさや疲労について
- 異文化交流や海外での藤森メソッドの展開について
- 職員間のコミュニケーションや指導方法について
- 子どもたちとの関わり方や成長の様子について
今回は上記のことが話題に上がりました。
まずは新宿せいが子ども園では新人研修が行われました。
年度の始めに新人の先生が参加し、配信している森口先生の講演を昼の時間を使い聞いています。
こうした新人さんに対するアプローチというのはとても大事なことと思います。どの園さんもやっているかもしれませんが新人の方が理念であったり、見守る保育、藤森メソッドの基本となる部分を知ることでそれが基盤となりそれらをベースに物事を考えられるいい機会なのではないかと思います。
私も新人の頃に藤森先生が我々にしてくださったことを覚えています。
一つ覚えているのが、子どもがクレヨンを箱ごと落としてしまい、クレヨンが散らばってしまった時先生はどんな対応をするだろうかというお話でした。
ある子には先生が2、3本拾って手伝い、あとはできるねと子どもに任せていました。ある子にはほとんど拾い、最後の数本だけ子どもに任せていましたという話です。
何が言いたいかと言いますと子どもの発達、能力に合わせて先生が手伝う量を変えているということです。
新人の頃の私としてはとてもわかりやすく、頭にスッと入ってくると同時に子どもみんな同じ対応ではないんだというのと、こういうことが発達に合わせた保育なんだと新人ながら思った記憶があります。
こうした基本的な考えやチーム保育についてお話をしただけると現場に入った時にスムーズとはいかないかもしれませんが、少しは理解できるのではないかと思います。
森口先生には感謝ですね。
2の各園の近況や課題についてでは4月ということもありそれぞれ環境は変わった中で奮闘している方々のお話でした。
新宿せいが子ども園を退職され、自園に戻られた中村先生は元からある文化の違いに戸惑ったり、連絡帳アプリに苦戦したりと日々頑張っている姿が伺えました。
石川に帰られた、川辺先生もとにかく大変だと疲労の顔を見せておりました。
3については大阪の邨橋氏は中国からの見学者の話をしてくださり、とても講評だったと伺いました。
その中でも中国からの見学者が日本の見守る保育に高い関心を示し、その様子がYouTubeで300万回再生されたという話題が印象的でした。これはなかなかすごいことですね!!
6の話では新宿せいが子ども園でも2、3年目の先生が初めてやるクラスのお話をしてくれたり、幼児クラスの近況を教えてくれたりと4月の様子がよくわかるお話でした。
最後にzoomのAIなんちゃらにzoomの内容を聞いてみるとズラズラーと内容を打ち出したくれた最後の文章にこんなことが書かれていました。
「全体的に、各参加者(塾生)が自分の経験や課題を共有し、互いに励まし合っているような雰囲気が感じられます。」
とありました。
互いに励まし合う関係というのはとても塾生にとっては大事なことと思っているのでこれからもその関係を続けていけたらと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。
報告者 本多悠里
コミュニケーションの大切さ
4月9日の報告です。
個人的な都合もあり私が参加したのが20時になってしまいましたが、到着したときには4月5日(土)に行われたブラヘイジの報告を塾長が紹介していました。
新宿せいがに10時集合で参加は、小林君先生、カレラ先生、伊藤先生、平井先生の4名でスタートしました。最初の目的地は面影橋で満開の桜を見に行きました。その後は細川庭園→椿山荘→鳩山邸(ここで今年からせいがに入職した水田先生が合流)→徳川慶喜終焉の地(ここで報告を聞いていた本多先生に塾長から「本多君、徳川慶喜ってどういう人か知ってる?」と質問。本多先生は「え〜っと、あれですよね⁉︎・・・ジャイアンツの・・・笑」という笑いを交えながら、最後は廣田先生がしっかりと答えていました笑)→凸版印刷博物館(ここで小林先生が帰宅)→千鳥ヶ淵へ行き17時に解散という流れだったそうです。紹介された写真から綺麗な桜スポット巡りをし、途中で昼食やお茶タイムをしながら2万歩以上の歩数を記録したそうです!
「ブラヘイジは塾長と参加者1名からでも行う」「途中参加、途中帰宅OK」「子どもの参加もOK」といったルールを確認し、参加した伊藤先生は「4年住んでいるが知らなかったことがたくさん見つけられた。また、都内だけど自然がいっぱいあることにびっくりでした」と感想を教えてくれました。
次の話題は、「暴力を振るう子が増えてきた」という記事を塾長が紹介してくれました。去年で7万件、加害児童数5万人という数字から、暴力は繰り返してしまう子が多いのではという話になりました。
小学校の校長先生が述べる原因の1つとして「対話ができない」「伝え方がわからないことらそういった行為になってしまう」といった会話をすることが減ってきていることが問題なのでは?ということを述べていました。
時代の流れもあるが、ゲームやYouTube、SNSなど一人でも楽しめるものがたくさん増えてきたことで会話が減っているのはあると思います。
大学生や大人でもコロナの時はzoomで授業や会議などをしたり便利にはなってきた反面、やはり会話をする機会は減ってきているし、それに伴って相談などもしにくくなってきているのではないか、そして最近では退職代行を利用する人が増えていることに関しても会話することが減ってきている原因なのでは⁉︎という話をしました。
塾に参加していた青山さんもおっしゃっていましたが「我慢とか忍耐といった力が減ってきている。いろんなものが便利にはなってきているが、変えちゃいけないものもある」というのはその通りだなと感じました。
仕事の話はもちろん大切ですが、先輩だったり上の人間が仕事と関係ない話をしてみたり、とにかく話やすい雰囲気を作るのが大切だなと感じていました。そこで小林先生から「報連相の元々の意味では、下の人間が上の人間に物事を言うのではなく、上下の関係にこだわらない関係で話ができることを目的としたスローガンのようなものだった。でもいつの間にか意味が変わってしまった」と言う話を聞き、人同士が関わっていく社会だからこそコミュニケーションの大切さを学んだ今回の塾でした。(報告者 柿崎)
2025年度 始まりました!
2025年度最初の臥竜塾です。
オンラインでしたが、いつものように各地域の塾生が参加していただき、様々な意見を交換でき、有意義な時間となりました。
さて、今回の主な議題となります・・・
①離乳食の進め方について、中期食の回数や内容についてアプリの情報と園の方針の違いについて
②園庭の改善や活動
③保育士の個性と保育理念の共有の重要性について
④藤森メソッドの特徴であるゾーンの概念について、その重要性と正しい理解の必要性
①離乳食の進め方について、中期食の回数や内容についてアプリの情報と園の方針の違いについて
離乳食に関しての話では、今ではアプリなどを使用して保護者が離乳食の進め方などが確認できるようです。少し前は育児書やインターネットで調べて、試行錯誤して作っていたかもしれません。便利になりましたね。
おそらくアプリにお子さんの月齢などを入力すると、順序通りに離乳食の形状を指示してくれるのでしょう。
初めての親からすると、進め方の基準ができて、とても助かるかもしれませんが、逆にアプリを信じきってしまうと、目の前の子どもの姿が霞んでしまう恐れがあります。本多先生は昨年に引き続き、乳児の担任になりましたが、やはり離乳食の進め方は子どもの食べ具合によって違うため、一人一人に合わせる必要があると意見をいただきました。
②園庭の改善や活動
邨橋先生より実践と計画を話していただき、とても興味深い内容でした。
・古い隠れ家を取り壊し、その場所に年長用の遊具を移設した
・グラウンドを改造し、築山とビオトープ、手押しポンプを設置した
・雨水タンクを設置し、手押しポンプで水を汲み上げられるようにした。
以上3点を改善しました。私は見たことがないので、一度写真を送っていただきましたが、とても素晴らしい環境です。そして、今後の計画としていくつか発表していただきました。
- 古い図鑑をラミネートして園庭に設置し、子供たちが植物を調べられるようにする計画がある。
- 外壁に黒板塗料を塗り、水で絵が描けるようにする予定
- スラックラインを購入し、自然を使ったアウトドア遊びができるようにしている。
以上3つの点を計画しているようです。藤森メソッド「学びの園庭」として、とても参考になる実践です。個人的には1の古い図鑑をラミネートして園庭に設置というのは、新しいアイディアです。
これらの取り組みを通じて、子供たちの学びや遊びの環境を充実させようとしています。
③保育士の個性と保育理念の共有の重要性について
こちらのテーマでは、「職員の趣味を活かす」というテーマで盛り上がりました。藤森先生は「保育士という仕事は、自分の趣味を仕事に活かせる」と言われます。手先が器用で物作りが得意な人、運動が好きな人、ゲームが得意な人はプログラミングに活かせます。チーム保育の一つの考え方として、「それぞれの得意分野を活かす」とあるように、趣味が仕事に活かせるでしょう。しかし、趣味や個性を出したとしても、やはり園の理念がある限り、そこは何でもかんでも自由にやって良いわけではないでしょう。この辺のバランスが難しいかもしれませんね。西村先生が当時、新宿せいがの職員として仕事をしていた時に、自分の趣味を現場で活かしながら、その実践を保育指針と照らし合わしていると、とても当てはまることが多かったとのことです。
今日、新宿せいがに見学者が来られたので、少しの時間、森口先生と私の二人で対応させていただいた時にチーム保育についての質問がありました。その回答の一つとして
「職員の中には、リーダーが向いている人、サポートが得意な人、いろいろなタイプの職員がいるからチームが成り立っている。前に出て目立っている人を見るのではなく、影でサポート、フォローが得意な人も見てあげてほしいです」と言いました。人を惹きつける、趣味を活かす、個性を出す、特に1年目の保育士さんにそこを求めるのは・・・少々酷かもしれません。私は個性というのは自然に出てくるものであり、無理に出すことではないように思います。新宿せいが子ども園の理念「共生と貢献」のように、職場で他者と共に生き、他者に貢献することで、自然と自分の個性が出てくるでしょう。
④藤森メソッドの特徴であるゾーンの概念について、その重要性と正しい理解の必要性
最後のテーマです。ギビングツリーのホームページがリニューアルしたのは既にご存知の方が多いでしょう。藤森メソッドを全面に押し出したホームページにしたつもりです。まずは5つのポイントがメインに書かれてあります。
◾️ギビングツリーHP URL
http://www.givingtree.jp/about/
西村先生が当時、新宿せいがで勤務し、見学者を案内している時に「ゾーン」について詳しく説明していたので、ぜひ「ゾーン」の重要性を記載してはどうか?と提案いただきました。確かに、私も今でも保育室をコーナーではなく「ゾーン」について話しているのを完全に見落としていました。このゾーンの考え方は、おそらく藤森先生が日本で一番最初に提唱した考え方だと思います。それまではコーナー保育というのが耳にしていたと思いますが、「ゾーン保育」という概念はなかったはずです。今でも私が鮮明に覚えているのは、藤森先生が「ゾーン保育」という概念を作り出した瞬間です。新宿せいが保育園(当時)が開園した2007年に出張に同行した際、時間が余ったので観光をすることに。お城を見学したのですが「喫茶コーナー」と「遊びのゾーン」と書かれた案内板を藤森先生が見た瞬間に「これだよ!」と何かが繋がった瞬間「ゾーン保育」という概念が誕生したのです・・・。
近日中にギビングツリーのホームページに「ゾーン保育」について詳しく掲載します!完成した暁にはお知らせしますので、お楽しみに。
(報告者 山下祐)
ほら 終わりは未来だ (3月26日)
星野源の「光の跡」にはまっている佐野です。
歌詞の「ほら 終わりは未来だ」という部分が大好きです。
切なさもあり、でも、一瞬一瞬を大切にしようと前向きになれる、そんな歌だと個人的には思います。
さて、3月26日の塾は、今年度最終となり、退職される先生もおられるため、みんなで手巻き寿司を食べました。

みんなで食べるとやはり美味しいですね!
退職される先生方から一言ずついただきました。
・紘睦先生より
最初は右も左もわからずにせいが入ってきて、子どもの人数の多さに驚いた。必死で周りが全然見えていなかった。あまり話せなかったが、緊張もあまりしなくなり、行事のリーダーも無事にでき、色々と経験ができた。とても学びがある塾だった。最後に、ひろむ先生が大好きと子どもが言ってると保護者の方に言ってもらえたり、楽しかった。
・永哉先生より
塾の存在は聞いていたが、仕事的にきついため塾は2年目に入った。塾で印象的だったのが、学生さんに案内した時のことで、自分なりに言葉にできた。学生さんに話すことで、自分自身が振り返えりたり、考えを整理することができた。塾での手作りおもちゃを発表したことが印象的だった。
・太田先生より
自分が塾セミナーの時に発表できたことが思い出です。みんなの前で話すことがなかったが、セミナーで経験できたことは大きい。普段から意識して見ていないとわからないことがある。人に伝えるには、自分が学ばないといけないことがわかった。忘年会でフォーマルな格好で高いものを食べることは新鮮で、一年の振り返りをしたことが印象的だった。せいがでは、初めての社会経験だったが、先輩が教えてくれた。社会人としてのあり方も。3年間があっという間に過ぎた。このつながりを大切にし、地元に戻って頑張りたい。
・中村先生から
「塾の存在は知らなかった。藤森先生のブログを読むと楽しそうだし、いろいろな学びがあるんだなと思った。たすく先生に「塾に入らないのか?」と聞かれて入ったのを覚えてる。塾セミナーの発表は大変だったが、達成感があり自信につながった。いろいろ考えることがあって、みんなが励ましてくれたことが支えてくれた。それからまた頑張ることができた。藤森先生が塾でいろいろと分かるように噛み砕いて話してくれて勉強することができた。そして、何よりも、横のつながりができたことが宝物!今できることを積み重ねて、またみんなに会いたい。」
最後に、塾頭の山下先生からみんなへの一言。
「自分に合った道がある。まだまだ若いので、いろいろとチャレンジしてほしい。保育だけではなく、人が生きる場を学ぶ場所が臥龍塾。この塾から離れるけど、オンラインの塾に参加して、他の先生たちがどんな生き方をしているのか学べるのがこの塾のいいところ。ここで学んだことを120%出し切ってほしい。」
藤森先生から退職祝いとしてプレゼント🎁


モバイルバッテリーとマルチハサミでした。


一緒に働く仲間がいなくなることはとても寂しいですが、新しい環境に行っても学びはやめず、この塾で学んだことを活かしてほしいです。
(報告者 佐野)
次世代セミナー後
2月20日の塾報告をさせていただきます!
遅くなってしまい大変申し訳なく思っております…
この日は次世代セミナーがあり、東京に来ていた外部臥竜塾生の西村氏も参加して開催されました。

そして開催場所はこちらになります!
とても美味しい料理をいただき塾生一同大満足でした!

いつも美味しい料理をありがとうございます!

なんだか久しぶりにこうした会に参加することができ嬉しく思います。

なかなか話が会の内容までいきませんが正直内容はなかなかうる覚えです笑
しかしながら、とても印象的だった内容をここに記したいと思います。

右に写っている伊藤カレラ先生(見切れててすいません)が新人で今年度から就職され、来年度は1歳児クラスを担当されるということで私に連絡帳の書き方を教えて貰えますか?という質問が以前ありました。
私はなかなか感覚で生きているため、「端的に書いてお子さんの姿が親御さんに伝わってもらえたらいいと思うよと…」なんて説明不足。こんなアドバイスしかしてあげられなかったです。最近は我が子も(二人目の子ども)久しぶりに保育園に通い始め、先生方の連絡帳を拝見し、感銘を受け身が引き締まる思いでいるため、書き方を考えようと思っています。
そんな話はどうでもよく、ワインを飲んでいる廣田先生にもカレラ先生が聞いたところとてもカッコ良いアドバイスをいただいていました。
「親御さんとの信頼関係も大事で書ける部分もありますし、何よりお子さんの成長がわかるような書き方がいいのでは」というようにおっしゃっていました。見守る保育という奥深いところも大事ですが何か基本に戻って大事にしたいことを振り返らせてもらった気がします。
そんな廣田先生から、「子どもの成長は神秘」であるともあり、ハッとさせられるような思いでした。
そんな廣田先生に西村氏からお言葉がありました。来年4歳児クラスをもつ廣田氏は少し不安げな表情を浮かべる中、いろいろ考えすぎてしまいがちな時に「今は目の前のことを一生懸命やれば自ずと結果がついてくる」ということでした。
大きなビジョンを描くことよりも今を一生懸命やっているからこそ、そこから経験をし、その経験で自分が形作られていくんだよというようなお言葉だったのではないでしょうか。
この言葉な森口氏も廣田氏に言っていたそうです。偉大な先輩たちの言葉には重みがあります。
ちょっと楽しく食べていてこれくらいしか覚えておらず申し訳ありません。

おすすめです!
なかなか内容が薄いですが最後までお付き合いありがとうございました。
報告者 本多悠里
最後だね(3月19日の報告)
マンマミーヤ!森口でございます。最近は少し糖質を摂り過ぎてしまっていると反省しております。あとカフェインも少し取りすぎています。いけません。
さて、3月19日の塾報告になります。
この日はzoomで行われました。
19日は新宿せいが子ども園のお別れ遠足だったのですが、朝から雷や雪という珍しい天気になりました。このあたりは年長の担任である中村先生らしい天気になりました。本当にいつも何かがあります笑
さて、どうしたものかということになりましたが、まずは天気が落ち着くまで出発を1時間ずらそうとなりました。その後も天気は回復しなかったで、それなら園でお弁当を食べて、昼から目的地を目指そうということになりました。
このあたりの現状に固執しない藤森先生の対応にはやはり驚かされると同時に、見習わなければいけないと感じさせれました。
私たちはついつい現状が最適であるという思考に取り憑かれているように思います。だからこそ、現状に戻ろう戻ろうとしてしまうのかもしれません。しかもそれは無意識に。だからこそ厄介ですね。しかし、私は藤森先生は、そうではなく、最適な常に更新されるというような感覚があるように思います。だからこそ、今にこだわらず、過去にこだわらない対応がとれるのではないでしょうか。
これは卒園式前日の藤森先生の職員への言葉にも表れていました。
「あるべき姿にこだわらなくてもいいので、何かトラブルが合った時には、柔軟に対応してください。どんどん変えていってもいいので」と正確な言葉ではないのですが、このようなことを言われていました。こういった声をかけてもらえると職員は安心して、変な緊張感なくのぞめるなと思います。
人はどうしても「変わりたくない」という感覚を持っています。それ感覚で子どもたちと接してしまうと、勝手にこうあるべきだという姿を子どもにも押し付けてしまうのではないでしょうか。藤森先生の「臨機応変に」というスタンスは、、まさに子どものへの関わりの本質を表しているのだと感じました。
報告者 森口達也
今が大切(3月12日の報告)
いつもお世話になります。森口でございます。
胃の調子も随分良くなってきた森口です。
3月12日の塾の様子を報告いたします。
この日の塾は藤森先生の「思い出は忘れてしまうけど、思い出すことはできる」という言葉が印象に残った塾になりました。
というのも、特に子どもの思い出に関することなのですが、子どもは過去を振り返るものではなく、前に前に気持ちがいくものだということを藤森先生は常々言われます。
これをはじめて聞いた時に、私は「そうか、だから子どもはうんちを流すのを忘れてしまいがちなんだな」という拡大解釈をしたのを思い出しました。
失礼しました。
だからこそ、「子どもは思い出に浸らないんだよ。浸るのは大人だけ。でも、何かのきっかけにふと保育園のことを思い出すことはあるよね。それくらいでいいんだよ」ということを藤森先生は言われます。
人は過去や未来を意識しすぎてしまうと不安になってしまうのかもしれません。私自身が不安感が強いタイプの人間なので、そのことを肌で感じます。
所ジョージ氏も「過去は過ぎたことだし、未来は起こってもいないこと。常に今しかない。今の連続しかない」と言っていました。
そして、「心配事の9割は起こらない」ということも科学的な根拠がある事実だそうです。
あまり詳しくないので、知ったようには言えませんが、座禅も、今を見つめるための行いですね。こうやっていろいろな情報を集めても、知っていても、やはり実際にそのことを意識する、行うことはとても難しいですね。知るだけではなく、それを体感させていくような技術を会得したいと思う日々です。
話がそれてしまいました!
卒園のシーズンということもあり、私たちはついつい思い出に浸ってしまい、どこか寂しい、悲しい気持ちを持ってしまいますが、子どもたちはその先の楽しさにワクワクしていますし、同時に子どもたちにはそうであってほしいというのは私たちの願いでもありますね。
どんな時にも希望をもって、ワクワクしながら生きてほしい。
そんなことを子どもたちの姿からは教えられますし、藤森先生からも改めて教えてもらいました。だからこそ、私たち大人も「寂しい、寂しい」と送り出すのではなく、「これから先は楽しいことがいっぱいだよ」という気持ちで子どもたちを送り出していきたいものですね。
また、私が印象に残っている藤森先生の言葉を改めて塾生に紹介させていただきました。
それは、「子どもたちには生きることの楽しさを教えていきたい」というものです。
これも、思い出の話とつながりますね。
いろいろと不安な情報の多い現代だからこそ、これらのことを私たち大人が意識して子どもの接していきたいなと思いました。
その後は藤森先生が行かれたドイツ視察の写真を見せていただき、学びを深めました!


報告者 森口達也
12/18 保育者の専門性がより求められていく
おはようございます。こんにちは。こんばんは。廣田です。
寒い日が続いておりますが、皆様お身体の調子はいかがでしょうか。朝のニュース番組を見ていると、毎日のように感染症のトピックが目に入ります。感染症の流行期は、子どもたちの体調に配慮して保育を行うとともに、自分たちの身体のケアも怠ってはいけません。
健康でいることも保育者の立派な仕事だと思うので、しっかり栄養を摂って、よく寝て、免疫力を高めていきたいですね!
それでは、12/18のZOOM塾報告をさせていただきます!
この日は最初に、あるニュースの記事に関する話になりました。
それがこちらです。

ご覧になった方も多いのではないでしょうか。乳児期に保育所へ通っていない子どもたちは、保育所で生活をしていた子どもたちよりも、対人スキルや問題解決能力などの発達に遅れが見られたという研究結果に関するニュースです。
環境省が約4万人分のデータを基にして出した研究結果とのことです。この記事に対して注目したのは記事に対するコメントでした。
現役の保育者や保護者からは、やや批判的なコメントが多かった印象があります。
これを見てより一層、藤森メソッドの魅力、取り組みを広めていきたい、そういった気持ちになりました。
藤森先生は「この先、保育者の専門性が多く求められることになる。保育施設も淘汰されていくことになるかもしれない」、そう話します。
やはり私たちが行っていることは、託児ではなく、保育なのだと再認識したとともに、保育者としての専門性を高め続けていきたいと決意する、そんな議題でした。
この他に、藤森先生より環境の話もありました。
ある園での実際の環境を見させていただいたのですが、そこでの取り組みで印象的だったことが、園庭の環境づくりです。
その園は広大な敷地の園庭があるのですが、わざと砂利道にして平坦な道を減らしたり、凹凸のある道にしたりしています。
この環境づくりの意図として、「園内で怪我をしないように」ではなく「町で怪我をしないように」というものがあるそうです。
園内で安全な環境が用意されていれば、確かに園での怪我は少ない。では子どもたちは、どこで怪我を回避するすべを学んでいくのか、そういったところに着目して、環境づくりを行っているとのことでした。
藤森先生が成長展~からだの育ち~にて、「跳び箱のような普段使わない運動能力を見せるのではなく、街中の障害を避けるパルクール的な運動を見せよう」と話していたことに繋がるものだと思いました。
安全性だけでなく、子どもの本来必要な育ちを促す環境づくり、これも保育者の専門性が問われる重要なものだと気づかされました。
最後に、“東京都 魅力ある保育”についての話となり、塾生でその内容を見させていただきました。

新宿せいがでの取り組みや森口先生による、藤森メソッドについてのお話が見れますので、ぜひ内容を見ていただければと思います。
非常にわかりやすくまとめられており、新人の職員さんに研修資料として見ていただければ、藤森メソッドへの理解を深めてもらうこともできるのではないかと思います!
それでは、次回の報告もお楽しみに。ご精読ありがとうございました!
報告者:廣田