2020年 初塾

1月15日の塾の報告をさせていただきます。今回の塾は、新年一発目!2020年になりました。あけましておめでとうございます。

塾長宅に到着すると、まずは恒例のお屠蘇をいただきました。歳の若いものから順にいただいていき、最後は塾長へ。毎年、塾長、奥様、準備ありがとうございます。

さて2020年初めて塾のメニューを紹介させていただきます。今回のメニューは手巻き寿司でした。トッピングにマグロやびんちょうマグロ、タコ、サーモン、カツオ、たまご、カニカマ、たくあん、納豆などなど、を用意して自分の好きなものを組み合わせ食べていきました。手巻き寿司など、人のトッピングの仕方など見ていて個性が出ますよね。「あっ、それにそれをあわせる!?」なんてことがあったりして、みんなでわきあいあいと笑いながら食べました。皆さんはおすすめのトッピングなどありますか。

食事を終えると、食器を片付けて、本多先生が次回の塾セミナーで発表する内容を見せていただきました。テーマは「2歳児」でした。2歳児といえば、乳幼児期において最も重要な時期であると言われています。言葉も、友達の関わりも、自立、自律の面でも大きく成長するとっても面白い時期ですよね。自分も今、2歳児クラスを担当させていただいていて、とても勉強になりました。

コーヒーを入れてくださる 西村先生
発表される本多先生

以下にセミナーの内容の一部だけまとめてみます。

新宿せいが子ども園の2歳児クラスのお部屋には、子どもたちが勝手に外に出ていかないように柵があります。この柵が自律と関係しています。進級して間もない4月の頃は子どもたちも「ここからは出てはいけない」というラインがわからず、柵をしていなければ、出て行ってしまいます。しかし、子どもたちの成長に伴って、この出てはいけないというラインがわかってくると柵をしなくも出ていかなくなります。自分で自分を律しています。

ではこの柵をどんなタイミングであけるのか。現場の先生にきいてみたところ、「柵するの忘れちゃうんだよね〜。閉め忘れていかない時あるんだよね〜」と言っていたそうです。もちろん、子どもたちの様子や発達を見ながら、朝はお母さん追いかけちゃうから閉めて、昼には開けたりしています。子どもの様子次第で開けたりするので、毎年、柵を開けるタイミングはバラバラです。森口先生が、そんな話を聴きながら、「子どもの様子次第、ってことがまず第一にでるのが、せいがらしいですよね」とおっしゃっていました。

確かに今年の2歳児クラスで、どのタイミングで開けたかなと思い返してみたのですが、思い出せませんでした。クラスの先生たちと話をしながら、子どもたちの様子を見て、なんとなく開けてみたような気がします。塾長が「本に載っていることよりかも、ネットに載ってることよりかも、真実は子どもの姿」とおっしゃしますが、まさにだなと思いました。

本多先生の発表を聞き終わり、食器を片付け、今回の塾は終わりました。2020年が皆様にとって、良い歳でありますように。今年もよろしくお願いいたします。

報告者 横田龍樹

さあひっくり返そうか

見守る保育は世界を変える

私はその言葉を信じない

どうせ見守る保育なんて出来ない

それでも人々は無責任に言うだろう

子供の発達を保障しろ

誰とも違う自分の個性を駆使して保育しろ

今こそ自分を貫くときだ

しかしそんな考えは馬鹿げている

手を出し、やってあげる方が賢明だ

私はまた為す術もなく保育する

保育室の中、もはや絶体絶命だ

1/22の塾報告です

この写真を見て何を思い浮かべますか?

これはマサイ族が一日に摂取する塩分量で、2gの塩分があれば人は生命活動を維持できるそうです。ちなみに日本人の一日の平均塩分摂取量は成人男性で10gを越えるとか。なぜこんなに塩分をとってしまうのでしょうか。

たしかに美味しいものには塩が山のように入ってますよね。人は塩が不足しないようにそれらをより美味しく感じる体の作りに進化したそうですが、それは生物が進化の過程で海から陸に上がったせいで塩分ががなかなか手に入らなくなってしまった遥か昔の時代の進化であり、簡単に手にはいる現代では逆に塩分を摂りすぎないような体に作り替えるべきだともいえるほど塩分過多になりやすい食品で溢れているそうです。

物事には全て起源がありそれをたどっていくというのはなかなか興味深く面白いですよね。起源を知り己を深く知ることで行動も変わってきます。食の起源第一弾は米、第二弾は塩、そして次回第3弾は脂についてだそうです。次回もまた楽しみです。

ちなみに今日のメニューは牛丼でした。皆様は牛丼のトッピングといえば何を思い浮かべますか?今回は王道のキムチや温泉卵の他に、変わり種の納豆なども用意してトッピングビュッフェスタイルでの夕食となりました。私が水戸出身なのでなにかと納豆を推しているのですが、美味しいとはいってもらえるもののなかなか浸透せずもどかしい思いを抱えている次第であります。

上の写真を見てわかるように今回欠席が3人もおり、塾長含め6人での塾になりました。いつも笑いの絶えない塾もなんだか物足りない雰囲気で、ボケの天才本多先生やキレキレツッコミ森口先生の重要性を再確認する一日でした。それぞれのキャラがしっかりたって成り立っている場というのは1つのピースが欠けるだけでひどく寂しく、まるで塾はチーム保育のあるべき姿を体現しているのではないかと思ってしまうほどです。

来週には全員が顔を揃えることができることを願い今日は締めとさせていただきます。

追記 最初の文章に違和感を覚えた方は 保育室の中、ぜったい絶命だ から下から上に読んで見てください。

(報告者 髙橋)

オープン臥竜塾2019

報告が遅くなってしまい大変申し訳ありません。

12月11日に行われた、毎年恒例の臥竜塾クリスマス会兼オープン臥竜塾の報告をさせていただきます。

オープン臥竜塾とは、普段塾生だけで行っている塾がどのようなものなのかを知っていただくための日であります。

毎年、このオープン臥竜塾を行うと、クリスマスの高揚感と合わせて、そろそろ今年も終わるな〜なんて

しみじみしつつも、やはり年末にむけた特別な高揚感に包まれる次第であります。

このような感じで会は進みます!

今年もたくさんの方に集まっていただいたということで、会場は広めの場所を借りてのスタートとなりました。

まずは、塾長より司会を仰せ使った私が、ただただ元気に乾杯の挨拶をし、会が始まりました。

その後、世界文化社の宮城さんより、塾長と同行された中国出張の報告がありました。

宮城さん!

このように写真や言葉で中国の様子を紹介していただいたのですが、

まさに、異国である中国の地で見守る保育が着実に広がっていることを感じ、驚きました。

また、かつての中国のイメージとは違い、先進的な施設も多く、どんどん進んでいる国だという

中国報告の様子

印象を受けました。私たちが知らないだけで、周りの国々はいいことは吸収し、発展させることで、

前へ前へ、先へ先へ進んでいるのかもしれません。

そういう意味でのこのように海外の様子を伝えてくださることで、知れることはとてもありがたいことだなと思います。

そして、そのまま会は進み、プレゼント交換へ。

ここではくじでプレゼント渡す相手が決まります。そして、その相手の方に一言プレゼントするのが習わしになっています。

毎年、このプレゼント交換がドキドキでもあり、楽しみでもあります。

自分自身がどのように思われているのだろうか?また、自分が知らなかった自分をプレゼントを渡してくださる相手の言葉から気づくことができるので、とても嬉しい時間です。

同時に、やはり少し恥ずかしい時間でもあります笑。みんなの前でほめられたりするのはなんだか恥ずかしいですね。

普段、いつも私は「誉めて伸びるタイプです!」と豪語しており、塾長にも年末に行われら忘年会で「もっとほめてください笑」と言ってしまった私ですが、面と向かってほめられるとそれはそれでまた恥ずかしく、あ、いや、そもそもほめられる前提でいますが、特にほめられている訳ではなく、なんとも面倒な言い回しで申し訳ありません笑。

ただ、ここで、自分以外の様々な人の新たな一面を知れたりすることもあって、なんだかとても幸せな時間だなと思ったりもします。

年の瀬にこのような会が開催できること、みんなで顔を合わせ、ご飯を食べること、とても貴重な時間だなとまた今年もしみじみ思いました。

今回のラッキーパーソンはなんと言っても石井先生ではないでしょうか。

取手に指を入れて飲み物を飲むとオシャンティーな指輪をしているように見えるスワロフスキーのコップを園長先生から贈呈されていました。

やはり石井先生、似合いますね!

それぞれみんなが選ぶプレゼントもそれぞれの個性が反映されていてとてもおもしろいです。

私はある先生からボールペンの中でもいいボールペンをいただきました。

その後、私は幼稚園免許更新の講習に行くことになるのですが、そうだ、あのボールペンを使ってみようと思い、そこで使い始めたのですが、これがとてもいい書き心地で、書くことがさらに楽しくなり、

メモをとるペンも走りと、とても気持ちよく講習を終えることができました。

最後は少し関係のない話になってしまいましたが、今年も楽しいオープン臥竜塾を開催することができました。

報告者 森口達也