奇跡は偶然でなく必然

塾長と塾生というのは、やはり何か見えない糸で繋がっているように思います。

と言うのも、先日塾長と西村先生が長崎で行われた研修に行かれました。

今回は見守る保育を実践している保育園の園長、副園長を対象とした研修で「理論武装研修」という名の研修です。少し名前が物騒ですよね(笑)

私も初めて聞いたときは、何を武装するのだ?!と少しビビっていましたが、参加してみるととても面白い研修です。

しかし塾長は約7時間も講演し、宿泊先のお風呂でもミニ講演が始まるほど、とにかく学びが多い研修です。

今年は外部塾生である大阪の邨橋先生も参加されていたようです。

 

その邨橋先生と塾長はやはり何か見えない糸で繋がっていると感じた出来事がありました。

研修も終わり、塾長はそのまま鹿児島で連続して研修があるので向かう予定ですが、今回の震災の影響で一旦、大阪の伊丹空港まで戻り、伊丹空港から鹿児島空港へ向かう事になりました。

邨橋先生ももちろん伊丹空港に行くのですが、塾長の便よりも遅い便だったのです。本来は簡単に変えることはできるのですが、邨橋先生は特割で航空券を購入したためキャンセル料がかかってしまうのです。

ですが塾長に「とりあえず、変更できるか聞いてみたら?」と言われ、

カウンターに行き交渉してみると・・・

 

「天候が大雨により、欠航する恐れがあるので、今回は無料で変更できます」

 

と天の声が聞こえたのです。

お陰さまで邨橋先生は塾長と西村先生と3人仲良く伊丹空港まで帰ることができました。

大雨も時には役に立つ時があるのですね。

 

さて、そんな奇跡の話から臥竜塾が始まりました。

今回のメニューですが、鹿児島からお土産を買ってきてくださいました。

まず鹿児島の郷土料理である「鶏飯(けいはん)」です。

そして鹿児島の黒豚を使用した豚味噌もトッピングに・・・。

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この料理は暖かいご飯の上に、鷄ササミ、錦糸卵、椎茸、そしてパパイヤの漬物、そして薬味のネギや海苔を乗せて、その上に鷄から取った出汁をかけて食べる料理です。

今回はパパイヤは無かったので、普通の奈良漬を代用しました。

鹿児島と言っても、奄美大島の郷土料理です。私は以前、塾長と奄美大島に行った時に食べましたが、美味しさに衝撃を受けたのを思い出します。

また新宿せいが保育園でも誕生日の特別メニューで「鶏飯」を作りましたが、子ども達もあまりにも美味しかったのか、年長さんのリクエストメニューでも「鶏飯」がリクエストされたほど人気のメニューです。

 

「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」

江戸中期の俳人 山口素堂の作です。

目にも鮮やかな「青葉」、美しい鳴き声の「ほととぎす」、食べて美味しい「初鰹」と春から夏にかけて江戸の人たちが好んだものを俳句にしています。この俳句が一躍有名にになり、江戸っ子の間では、初夏に出る「初鰹」を食べるのが粋の証となったそうです。

そんな事もあり2品目は「カツオのたたき」です。

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そして鰹を購入した魚屋さんに置いてあった「もずく」です。

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あと塾長の自宅にジャガイモが余っていたそうなので、ジャガイモを使った料理ということで

「ポテトサラダ」です。

ただこのポテトサラダには私の個人的な思い出があります。

新宿せいがに就職して初めて塾長の八王子にある自宅に招待され奥様手作りの夕飯をご馳走になりました。その時のメニューがハンバーグ、切干大根の煮物、そしてポテトサラダでした。

そのポテトサラダにコーンビーフが入っていて、食べた瞬間本当に美味しくて、それ以来、自宅でポテトサラダを作る時は真似してコーンビーフを入れて作るようにしているくらい、美味しかった印象があったので、3品目は「思い出のポテトサラダ」です。

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なかなか栄養のバランスが取れた素敵なメニューになりました。

そしてデザートは鹿児島といえば・・・「しろくま」ですね!

おそらくブログに何度か出てきていると思うので多くの方が知っていると思います。

ですが今回は「しろくまプリン」でした。

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一口サイズのプリンですが、その小さなプリンにしろくまの美味しさがギュッとつまったプリンです。

ありがとうございました。

 

さてさて、食事をしながら塾長があるテレビ番組を録画してくれたそうで、それをみんなで食べながら見ました。

おそらくご存知かと思いますが「アド街っく天国」で高田馬場が舞台だったので、それをみんなで見ました。

まず高田馬場の由来ですが文字通り馬がいた場所だったそうですが・・・

まず高田君(たかだのきみ)という人物がこの土地に庭園を作ったそうで、家康の息子、松平忠輝の母 茶阿局のことです。

その高田君が作った庭園に流鏑馬などを行う馬場があったことから「高田馬場」となったそうです。

 

今更ながら「へぇ~」と思いながら見ていました。

高田馬場は早稲田大学があることで有名ですが、ほかにも専門学校がたくさんあるので学生街としても有名です。ですから学生を対象とした飲食店が多くあります。

それも昔から何十年も続いている老舗の定食屋が数多く存在し、私も独身の時に利用したのを思い出しました。

 

私が個人的に感動というか驚いたのは、今度遠足でチェックポイントにしようとしている場所がランキングに入っていたことです!!

これ以上言うとネタバレになってしまうので詳しくは言えませんが、先日遠足係りと下見に行った時にまさにその場所が写っていたので、これには驚きました・・・。

高田馬場で働いて10年目になりますが、イメージとしては学生が多く、賑やかな印象で、特に今の時期は新人歓迎会で駅前は連日連夜賑わっています(笑)

しかし番組を見ながら感じたのは高田馬場の歴史をより詳しく知れたことがなんだか嬉しく思いました。

毎年保育園の遠足で高田馬場の歴史や地域を学んでいますが、まだまだ知らない歴史や伝承がたくさんありますね。今の時代はコロコロと店舗も変わり、気がつけば無くなっている!ということも多々あります。

そんな中でもずっと続けている老舗のお店を見ると、なんだかホッとした気持ちなります。今年の保育園のテーマが「伝統を引き継ごう」だからでしょうか。お店に入った瞬間、元気のいい若い人もいいですが、お年寄りの夫婦が仲睦まじくお店を切り盛りしている姿になんだか憧れというか、自分もこんな風に年を取りたいな・・・と思う瞬間があります。

 

とテレビを見ながら感傷に浸っていました。

実はもう一つ奇跡というか、よく覚えているなぁ!と思う出来事があったのです。

実は22日は新人塾生の森口先生の誕生日でした。先日、入塾のお祝いであんこのケーキを食べてお祝いしたので、さすがに同じ物はつまらなし、おはぎもなんだかベタだし・・・と思っていたら塾長が

 

「確か、あそこのイタリアンのお店に小豆を使ったケーキがあったような・・・」

 

「えっ!先生、イタリアンのお店にさすがに小豆はないんじゃないですか?」

と半信半疑で塾長とそのケーキ屋さんに向かうと・・・

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そうなんです!あったんです!!小豆を使ったケーキが・・・。

これには驚きました。

 

「先生!ありまたしたね!しかもラスト一個!!」

 

「でしょ!なんか、あったような気がしたんだよね」

 

塾生一人一人の大好物を熟知した塾長のアンテナが小豆の電波をキャッチしていたのですね・・・。

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邨橋先生の航空券の出来事、ケーキの出来事、二つとも偶然かもしれませんが、結局は塾長の「聞いてきたら?」に一言や、普段から色々な所にアンテナをはっているなど、奇跡や偶然というのは自然に起きるのでなく、必然のような気がします。この2つに共通していることは、私は「好奇心」だと思います。それでも塾長は「たまたまだよ」と言われるかもしれませんが、私は塾長自身が知らずのうちに呼び込んでいるのだと思います。

 

なんだか報告というよりは、私個人の思いになってしまいましたね。(報告者 山下祐)

祝竜

はじめて報告させていただきます。内部臥竜塾生になりました森口達也です。
島根県で保育士として7年間GT園で働いていたのですが、藤森先生のもとで保育を学びたい、藤森先生の考えをもっと知りたいといった思いがどんどん強くなってきて、おもいきって奥さんと二人で東京に住むことに決めて、やってまいりました!
そして、こうやって臥竜塾の様子を報告することになったこと、内部臥竜塾生として塾に参加していることを嬉しく思いますし、
なんだか自分でも驚きを感じています。
これから楽しみながら保育の実践や報告ができるように頑張っていこうと思っておりますので、みなさんよろしくお願いします!!
この日は臥竜塾セミナーの第1回目が行われました。今回の担当は山下先生、西村先生でした。とても楽しそうな雰囲気のセミナーでした!
今回の臥竜塾のメニューはさっそく、森口の当番でした。
正直、料理が得意ではないので、この臥竜塾の場でみなさんから料理を学び、そしてそれを家庭にもつなげていきたいと思います!
ということでメニューですが、新宿せいが保育園の今年度のテーマが「伝統を引き継ぐ」ということもあり、
また、私自身、島根からやってきたということもあり、島根県の伝統的な料理をテーマに出雲そばとしじみ汁を作ることにしました。
そばとみそ汁を作るのもあまり自信がなかったのですが、そこは新宿せいがの料理番長こと柿崎シェフが背中で僕に料理の仕方を教えてくださり、安心しながら進めることができました。
しかし、柿崎シェフがそばを茹でるために大きめの鍋にお湯をはっていたのですが、
僕はそこに自信をもって、しかも勇んでしじみを投入してしまいました!横にしっかりと小鍋が用意されているのにも関わらず!しっかり見ろよ!
ということで、通常の約2倍のしじみ汁が完成するということになりました。
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富山名物ホタルイカは絶品でした!!

 

そうこうしているうちにみなさん到着され、いただきますの時間に。
この日は塾頭のお父様からいただいた絶品ホタルイカも加わり、豪勢な食卓になりました。
私がとても嬉しかったのが、並んだメニューをみなさんがうまい!うまい!」とどんどん食べていく姿を見て、感動してしまいました。
島根の料理をみなさんがそうやってまさにがっつきながら食べてくださる姿からは「臥竜塾へようこそ」と改めて歓迎していただいているようなそんな気分になり本当に嬉しかったです。
みんなで作った料理ではありますが、人に食べてもらうというのはこんなにも嬉しいことなんだと体験することができました。
そして、この日は4月15日に誕生日を迎える塾長のお祝いもしました。
67歳という年齢とは結びつかない塾長のパワフルさを感じます。
地方から出てきた私にとって塾長の歩くスピードの速さ、そして距離は驚くべきものです!そして、自分の体を知り尽くした体調管理の仕方などはとても勉強になります。
塾長、お誕生日おめでとうございます!これからもますますお元気で、一緒にいろいろなことを楽しんでいきましょう!
塾生からケーキ(塾長の好物のサバランもあります)と竜のオブジェ、そして似顔絵のプレゼントをしました!
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今回の似顔絵のテーマは塾長が好きな「スターウォーズ」です。それぞれの似顔絵の似具合いについて、もうそれはそれは盛り上がりました!みなさんはどう思われますか?笑
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掛け替えの儀です。

 

みなさんよく似ていますが、ちょっと納得のいっていない人がいますので、それは一体誰なのか、ちょっと考えてみてください笑
塾生のみなさんの楽しさを広げる姿勢、なんでも楽しんでしまう姿に楽しまさせていただいていますし、「すごい!」と日々感動しています!
塾生になることができた私もそんなふうにみなさんと楽しみながら保育を深めていけるこれからにとてもわくわくしています!
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中山先生から三陸産のワカメもいただきました。

(報告者 森口達也)

春の歌 愛も希望もつくりはじめる 遮るな 何処までも続くこの保育道を 完結編!

さて、それでは森口先生から皆へ質問です。

 

森口先生→柿崎先生

〝ご飯をつくる時に何を考えていますか?〟

→「つくる料理の内容によって違うが、切り物の時は効率を考えている。」

「ピラミッドの一番下が切り物。先ずはそこを仕上げる。」

時間内に終わらせなくては、というのが大前提にあるから、ということです。

詰まる所、「つくってるものをどうしたら美味しくなるか。」を常に考えながら料理をしている、ということでした。

藤森先生から「それを毎日やるから大変だよね。」と労いの言葉をいただいていました。

 

森口先生→小松崎先生

〝朝と夜はいつも何を食べていますか〟(笑)

→「朝は基本食べないが、最近はたべるようにしていて、チョコチップパンを3本食べている。夜は外食、コンビニ、近くのお弁当屋さんをローテーションして食べている。」

ハンサムで一人暮らしで体が締まっていて。そんな小松崎先生を見て素朴な疑問が湧いたのでしょう(笑)丁寧に、そしてとてもリアルに答える小松崎先生でした。

 

森口先生→加藤

〝せいがに入ってここは素晴らしいな、と思うところ〟

→あり過ぎて、またその日その日によって感動することが違うのですね。僕は最近特に感動することが多くて、本当に毎日幸せなのですが、この幸せを下さっているのが、新宿せいが保育園という環境なのだと思っています。一言で言うと、「数行で表し切れない感動を、毎日様々な角度から、新宿せいが保育園で働く人達それぞれに与えているところ」という感じです。感謝です。

 

森口先生→西村先生

〝楽しく仕事をする秘訣は?〟

「どんな仕事も楽しいと思い込む。つまらない仕事でも面白い要素を入れていく。」シンプルなようで、仕事を楽しむ上でとても重要なことを言っているように思います。さすが西村先生!といった感じがします。

 

森口先生→若林先生

〝一時保育はどういう感じなのでしょうか?〟

今年度から一時保育の担当になった若林先生に、素朴な疑問を持ったようです。

「保育園に来る回数が少ないので、どの子も一週間に一日会えたらいいな、という感じ。マンツーマンになることも多いので、子ども達との距離が近いです。」

また、一時保育ならではの楽しみを語っていただきました。

 

森口先生→本多先生

〝本多先生は〝優しい〟〝柔らかい〟といったイメージですが、奥さんにはどんな風に接していますか?〟

いい質問!(笑)

「子どもが生まれてより円満になった。奥さんへの負担をとてもフォローするようになって今2日目です。」一同爆笑。出産を遂げ、一ヶ月経って自宅に帰ってきた奥さんはとても寛大になられていたようで、夫婦関係がとてもよくなったということです。

 

森口先生→塾頭山下祐先生

〝塾頭も奥様も上京されて東京に来た。自分たち夫婦も同じ境遇。どういう風に生活をしていくべきか。〟

「今は、できる限りのことをやる、というスタンス。」朝の内に夕ご飯のかぼちゃを煮たり、前日の内に翌日のご飯をつくっておいたりしている、とのことで、塾頭はまさしく〝イクメン〟!

 

そして、心配そうな森口先生に「大丈夫だよ。」と温かな声をかけていました。こういう先輩がいる職場です。

 

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2010年2月17日『楽しむ2』の中でこう書かれています。

 

〝論語の中では「楽しむ」という言葉がしばしば使われています。(中略)

論語の最初の章は、學而に「學而時習之,不亦?乎 有朋自遠方來,不亦樂乎」とあります。最初の文から「楽しむ」が出てきます。孔子は、学ぶことによって、そして、それを繰り返して学びを深めることによっていろいろなことがわかってくるのは何とうれしいことか。また、同じように考える仲間が訪ねてきて、共に学び合うことは何と楽しいことであろうかと言っています。それを冒頭に論語では持ってくることに、全体の思想があります。学ぶこと、学び合うことこそ人生においての喜びであり、楽しさなのです。〟

 

森口先生。同じ空間で学び合えることを、本当に嬉しく思います。人生の楽しさを、たくさんたくさん味わっていきましょう!

 

報告は以上です♪

次回の報告は、これもまた縁で、森口先生がして下さいます。(〝今日の活動〟の報告は、塾生紹介の順番で書くルールになっています。)

 

初めての報告ですね。皆様ご期待下さい!(プレッシャーになってしまったらごめんなさい!笑)

 

ケーキに感動している森口先生。これから、どうぞよろしくです!

ケーキに感動している森口先生。子どものような、純粋な表情をされています。これから、どうぞよろしくです!

 

(報告者 加藤恭平)

春の歌 愛も希望もつくりはじめる 遮るな 何処までも続くこの保育道を

春の訪れに心踊る4月5日の臥竜塾。

先ずはメニューを紹介します。

塾長(藤森先生)の奥様が前日より仕込みをしていただきました特製ハンバーグ!(奥様、本当にありがとうございます。) それにコーンスープを人参のグラッセ、ほうれん草のバターソテーです♪

塾長(藤森先生)の奥様が前日より仕込みをしていただきました特製ハンバーグ!(奥様、本当にありがとうございます。)
それにコーンスープを人参のグラッセ、ほうれん草のバターソテーです♪

 

こちらも奥様が前日より仕込みをしていただきました、マッシュポテト!(奥様、本当に、本当にありがとうございます!)

こちらも奥様が前日より仕込みをしていただきました、マッシュポテト!(奥様、本当に、本当にありがとうございます!)

 

これは最近の若林先生の必須アイテムです。

これは最近の若林先生の必須アイテムです。

この日はいつに増して大きいペットボトルですね(笑)

そして、イチゴのスパークリングワインで、

そして、イチゴのスパークリングワインで、

 

乾杯♪

乾杯♪

ちょっと豪勢な夜ですね。と言うのも、外部臥竜塾生として活躍されていた森口達也くんが、本日より内部臥竜塾生となり、その記念すべき1日目ということで、森口くんの好きなメニューでお祝いをしたのでした。

嬉しそうにハンバーグを頬張る森口くんですね。

嬉しそうにハンバーグを頬張る森口くんですね。

「それでは、馴れ初めを。」と藤森先生。「そうですね。出会いは高校生の頃で…、」と奥様との馴れ初めを話し始めようとし、一同爆笑(笑)「私(藤森先生)との出会いだよ。」ということで、食べながら、今日に至るまでをお話しいただきました。

初めての出会いは、島根のGT園としてあまりにも有名な、あさり保育園の園内研修だった、とのことでした。その時森口くんは新人1年目。

「覚えてる、覚えてる」と塾頭。質問に来た1年目の青年、ということで、印象深かったようです。

それから数年経ち、藤森先生への興味・関心は増す一方だったとか。

「読むんだったら、コメントしちゃいたいな。」ということで、『臥竜塾』ブログへコメントを書く、に至ります。

「普通は中々そこに行き着かない」と塾頭。感心されていました。

初めてのブログコメントは2013年5月9日『芭蕉に学ぶ』

先日ブラヘイジで江東区芭蕉記念館へ訪れたばかりでした。縁を感じますね。

そんなこんなでこれまた縁あって、藤森先生との初対面の日へ。森口くんは吐きそうな程緊張したそうです。

その日は地元島根県は何十年ぶりかの大雨だったそうで、川の増水など、とても大変な日だったそうです。龍は雨を呼ぶと言いますから、これも何か関係があったかもしれません。

そして、一昨年、新宿せいが保育園は職員研修旅行として島根に行きました。出雲大社を訪れた時に森口くんに会えた奇跡は僕もとても印象深く覚えています。紐解くと、その日は森口くんの弟の結婚式の日で、それが出雲大社で行われていました。〝新宿せいが保育園の職員は出雲大社へ行く〟という情報を聞きつけ、僕らのことを探して下さったのだそうです。

出雲大社は縁結び、人と人を結びつける神社です。これもまた縁ですね。

そして、彼の念願叶って、今年度4月より、新宿せいが保育園の職員としての人生を歩み始めるに至るのでした。

塾長「来てみてどうですか。」

森口くん「社会人1年目を思い出しています。」ふと、見学に来たところで働いているのかぁ、と思い、感慨深い気持ちになるそうです。

保育士になろうと思ったのは、10歳離れた小さな従兄弟の面倒をよく見ていた、こんな可愛い子がいるのか、という思いだった、とのことで、よほど可愛かったのでしょう、そのことが伝わって来る話ぶりでした。

剣道は2段をお持ちです。そこで、特技(?笑)を披露していただきました。

一本とった時の勝ち鬨(かちどき、勝った時の掛け声)です。

一本とった時の勝ち鬨(かちどき、勝った時の掛け声)です。

「あひぃぃぃぃぃいいいイイイイッ!」

伝わりますでしょうか(笑)

人によって勝ち鬨が違うらしく、達人のように強い先輩の勝ち鬨も披露していただきました。

これが意表をつく声の感じで(笑)一同大爆笑。藤森先生は涙を流していました(笑)

塾生もそれぞれスポーツをやっていたので、それぞれのスポーツで用いられていた声について、大いに盛り上がったのでした。

ちなみに、

塾頭→フェンシング

柿崎先生→バレーボール

本多先生→サッカー

小松崎先生→野球

若林先生→サッカー

西村先生→空手

加藤→野球

皆それぞれに楽しい学生時代がありましたね♪

あんこもりもり(〝森〟と〝盛り〟がかかっているのですね。天才!)ケーキ♪

あんこもりもり(〝森〟と〝盛り〟がかかっているのですね。天才!)ケーキ♪

 

藤森先生が「森口くんのお腹の中を表しているみたいだね。」と(笑)

塾長藤森先生が「森口くんのお腹の中を表しているみたいだね。」と(笑)

 

新たな内部塾生メンバーの誕生を、森口くんの大好きな〝あんこ〟でお祝いをしました。

ここでちょっと一息。僕が書くとどうしても長くなってしまいますね(笑)

後編は塾長藤森先生のご提案で、〝森口くんから皆に質問〟という時間が設けられました。質問がとても森口くんの人柄・個性を感じさせ、また、それに真剣に応える塾生の回答も、とても興味深いものでした。後編にてお伝えします。

(報告者 加藤恭平)

 

忘年度会

3月29日の臥竜塾の報告をさせていただきます。今回は、忘年度会ということで、外食しました。どこで外食したかと言うと…

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ケンタッキーです。(笑)

と言っても、普通のケンタッキーではありません。今までのケンタッキーとは少し違い、バー要素の入ったケンタッキーに行ってきました。名前が、「KFC+CAFÉ&BAR」という名前となり、日本で初の試みのお店が高田馬場にできたのです。昼は今までどおりカフェとして、夜はバルとして展開しています。

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最近、ファストフードなどの外食チェーンの店舗内で、夕方からお酒とつまみを販売する「ちょい飲み」スタイルが広がっています。もともとは牛丼チェーンの吉野家やラーメンチェーンの日高屋が先行しており、サラリーマンを中心に人気が高まっていたのですが、今ではこのケンタッキーをはじめ、スターバックスやタリーズコヒーと言った20〜30代の女性をターゲットにしたお店が増えています。

ケンタッキーのオープンは4月1日だったのですが、3月の最後の週はプレオープンとして、営業していました。朝のニュース番組に取り上げられるなどして、話題のお店だけあって、入店するのに少し並びましたが、奇跡的に臥竜塾生8名が1つのテーブルに座ることができました。

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店内はおしゃれなバーという雰囲気で、普段のケンタッキーとは違うものでした。チキンなどの普通のメニューもありましたが、フラフトビールの並ぶショーケースがあったり、プレミアム・モルツやハートランドのサーバーがありました。フードメニューも充実していました。

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その中で、カーネルハイボールという今のところ、日本でここでしか味わえないハイボールがありました。これはサントリーとKFCが独自開発したそうで、ケンタッキーのオリジナルチキンを食べるためだけに開発されたそうです。ケンタッキーにかけられている魔法のスパイスをこのハイボールにも振りかけられており、オリジナルチキンとの相性は抜群でした。フードメニューもいくつか頼み、大満足のケンタッキーとなりました。

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そして、ケンタッキーの後は、いつものように塾長のお家に向かいました。家で締めに、出張先から買ってきた、味噌煮込みうどんを食べ、いつもの塾の開始です。

今回は、私からテーマを設定させていただきました。一応忘年度会ですし、4月からはみんな新しいクラスに入って保育をするので、来年度はどんな視点で保育をしていくかを聞いてみたいなと思い、そのようなテーマにしました。また、保育士じゃないメンバーは来年度やりたいことを話してもらいました。

まず、本多先生です。本多先生は、お子さんも生まれ、本多先生も0歳児クラスの担任ということで、赤ちゃんの研究を少ししてみたいということでした。塾長がブログに書かれるような赤ちゃんの実験を自分のお子さんも含めて、やってみたいそうです。実際に実験をしてみると新たな発見がありそうですね。

次に、3.4.5歳児クラスに入る、小松崎先生、加藤先生の視点です。今年は、子供のエピソードをよくブログにもアップする2人がタッグを組むことになりました。楽しみですね。

そんな加藤先生は、今の移行期に小松崎先生と3.4.5歳児クラスに入って、小松崎先生の子供との関わり方を見て、この関わり方が研究につながっているのだろうなと感心したそうです。しかし、小松崎先生はその関わり方を今年はお休みしてみようとのことでした。(自分では充電期間とおっしゃっていました)昨年度1歳児クラスに入った小松崎先生は、3.4.5歳児クラスとの散歩に行って、楽しくてしょうがなかったそうです。と言うのも、1歳児クラスとの散歩は、嚙みつきがあったり、子供がどこに行くか分からなかったりと、やはり神経を張っていたようですが、3.4.5歳児の散歩では、子供が育っているため、そこまで神経を張らなくても大丈夫だそうです。なので、今年は子供との距離を少し詰めて観察していきたいとおっしゃっていました。

加藤先生は、まだ決まっていませんが、成長展のテーマに沿って、今年も子供を観察していくそうです。特に、2歳児クラスからの持ち上がりなので、成長が分かりやすいとおっしゃっていました。

次は、若林先生です。先生は、一時保育のクラスに入ります。最大10名、年齢は0〜6歳まで、毎日違う子が来るクラスですので、小さい集団での異年齢や、その中での関わりを観察したいそうです。また、成長展での展示の仕方も少し変えてみたいともおっしゃっていました。さらに、地域性の感じられるクラスだから、地域や保護者とも積極的に関わっていくそうです。

ここからは、保育士以外の先生です。調理の柿崎先生は、料理の幅を広げる!とおっしゃってました。特に、急速冷凍の機械をもっと活用したり、保育園の屋上のハーブガーデンのハーブをもっと料理にも活用していくことを宣言されました。屋上のハーブガーデンは今年度から少しリニューアルし、料理に使えるハーブを新たに植えました。

山下先生は、雑草の研究。(笑)と言うのは、半分冗談で。見学者がもっと新宿せいがを見学しやすいような工夫をしていくそうです。具体的には…ここは見学してからのお楽しみにしたいと思います。とにかく、見守る保育を分かりやすく、見学しやすい工夫をするとおっしゃってました。

最後に、私は自分が勉強したことを、もっと保育に取り入れたいと思います。お茶やコケなどの教室に通っていますが、まだそこまで保育園に還元できてない気がしたので、もっと勉強して保育に活かしていきたいです。

以上が、塾生の2016年度の新たな視点です。これらの視点で、2016年度も保育を頑張っていこうと思います。2015年度お疲れ様でした。

西村 宗玲