初めまして。臥竜塾生見習いの西村と申します。今回の報告は、私の初めての報告となりますので、どうか温かく見守って頂けたらと思います。
今回は2014年最後の臥竜塾ということで、忘年会を開催しました。場所もいつもと違い、外食という1年に1度の特別な会だそうです。ボーナスも出たので、普段はワンコインの夕食ですが、1万円握り締めて良いものを食べに行ってきました。(笑)
今年の忘年会は、『CAPOLAVORO』という自然派・野菜料理のイタリアンのお店で開催されました。
最初はスパークリングワインで乾杯ですが、1番若いメンバーということで、私が乾杯の挨拶をさせていただきました。臥竜塾に入った経緯や、まだ見習いですが、来年からこのように報告などもやるようになると思いますので、その抱負を話して乾杯しました。
メニューは、まずサラダ。バルサミコ酢のドレッシングがかかったものです。
このメニューの書き方ですが、赤字は温かいもの、黒字は冷たいものを表してます。この書き方ですが、塾長がお店に提案をして、このような書き方になったそうです。 次にアンチョビのソースのバーニャカウダです。
このような美味しいディナーを頂きながら、話題は先日最終回を迎えた大河ドラマ『軍師 官兵衛』の話に。
私は官兵衛を観てなかったため、観ていたメンバーで盛り上がっていましたが、その中で、豊臣秀吉のような、偉くなればなるほど威張る人ではなく、謙虚な人になるべきだと塾長がおっしゃいました。色んな書き方によって秀吉の捉え方は様々ありますが、秀吉は力をつけると傲慢な態度をとることがあったそうです。
そこから話は広がり、論語の三省の話になりました。先週の土曜日に私が、塾長と出張に行った際に話して頂いたことです。
論語の三省とは、
『人の為に謀りて忠ならざるか。
朋友と交わりて信ならざるか。
習はざるを伝へしか。』
というものです。
簡単に訳しますと、
『人の相談相手になって、真心を尽くさないことがありはしないか。
友人と交際するのに、信義に欠けることがありはしなかったか。
(先生から教わったことで、自分がまだ)習熟していないことを(人に)教えるようなことはなかったか』
となります。
先ほどの話は、三省の3つめに深く関係していると思います。1年目というのは、塾長から話を聞き、急に色んなことを知るため、すべて知ったように話してしまうところがあります。
しかし、いつも塾長から言われるのは、『10を学んで1を語れ』ということです。10を知って1を語ることで、どんな質問が来ても答えられるし、自信になるということです。
これは、今後助手として出張に行く際に、心得ておきたいと思います。
そして来年の大河ドラマ『花燃ゆ』の話に。
来年の大河ドラマはご存知でしょうか。来年のモデルとなった人物は、吉田松陰の妹である「文」という人物です。
吉田松陰とは、主宰した松下村塾において明治維新で活躍した志士を育てた人です。松下村塾には、高杉晋作や伊藤博文など多くの若者が在籍し、松陰からの師事を受けていました。この松陰の思想は、明治新政府に入閣した松下村塾生に引き継がれ、日本の近代化を支えました。
この吉田松陰の妹である文は、松下村塾生から可愛がられ、後に塾生である久坂玄瑞と結婚することとなります。ドラマの中では、文を中心に、困難を乗り越えていった杉家の強い絆と、松陰の志を継いでいった若者たちの青春群像が描かれます。
これは、臥竜塾生は観ないといけないね!という話になりました。というのも、臥竜塾のモデルはこの松下村塾なのです。松下村塾のように、臥竜塾生が塾長の志を受け継ぎ、今後の保育界の中心となっていけたらと思っています。
最後は塾頭から締めの挨拶です。
忘年会とは、年を忘れると書きますが、忘れたくなる1年ではなく、「その1年を振り返り、覚えていたい年にする会」ということで、覚年会という方がふさわしいということでした。
それぞれが今年1年を振り返り、来年から始まる塾生の講座もみんなで協力してやります。また、来年塾長が中国でセミナーを開く際には、助手として行くのは1人かもしれないですけど、塾生全体でフォローをしていこうと、来年に向けての抱負を話していただきました。また、保育園の中でも、臥竜塾のメンバーは、塾長の考えなどを示していく人として、そのポジションを確立していけたらなと思っています。
初めての報告で、読みにくいところもあったと思いますが、これから少しずつ文章を書くのも成長できたらと思います。1年間お世話になりました。また、来年も臥竜塾をよろしくお願いします。(西村 宗玲)