オープン臥竜塾

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12月16日の臥竜塾の報告をさせて頂きます。
またしてもつたない文章だと思いますのでお付き合いください。
今回の臥竜塾は毎年恒例となっている年末のクリスマスパーティーを兼ねたオープン臥竜塾です。
参加者は臥竜塾生以外に4名の職員が参加してくださいました。
本日のメニューはクリスマスといったらこれですね。
KFCケンタッキーフライドチキンバーレルです!!
他にもガーリックトーストやちょっとオシャレにフォアグラなんかも添えてみました。パスタもゆで、盛りだくさん!
更に塾長が九州の方からいただいた牡蠣も食しました!!
牡蠣はオイスターソース炒めや網焼きで頂くことができ、一同大満足の夕食でした。
こんな雰囲気です!

こんな雰囲気です!

フォアグラのパテです!

フォアグラのパテです!

すいません、牡蠣の網焼きは興奮していて撮るのを忘れてしまいました。
楽しい食事をしているうちにこんな話が出てきました。
以前塾生である、西村氏が関東GTで発表した
「新人から見たせいがのベテランとのチームワーク」についてというのがありました。
そこで、今回のオープン臥竜塾では先輩の方が多くいらしていたので…逆に
「ベテランの方から見た新人、臥竜塾生についてどう感じているのか」
というのを聞いてみることにしました。
まずは、Y先生から…。
・塾長のブログである臥竜塾を見ていてコメントも見ている。書かれている塾生のコメントはそれぞれが見る視点が違っていて面白さを感じている。それぞれが違うのだけれど根本的なところはブレていないことが読んでいてわかる。
・新人だった頃に比べて今では子どもも園も変化し、私たち(ベテランの方)が塾生たちに頼っていける存在になってきている。(新人だった頃、塾生のありえない失敗も支えてくださり、しっかりと保育を教えてくださいました)
・塾生は塾長から毎週お話を聞き、様々なことを蓄えているイメージ。
・塾長が塾生を育て、みんなもそれを広めていく。この過程にありがたさを感じてる。
・仕事をして行く中でも、なるほどと思うこともあり、良い仲間の中で仕事ができていることを嬉しく感じてる。
箇条書きですいません。
一歩引いたところから私たち塾生を暖かく見守ってくれていることがよくわかります。こういった視点だからこそ、下のいる職員もそれを伝承していけるのではないかと感じます。
そこで出張の話も出ました。
いつも出張に行っている人たちには塾長はこんなことを言っています。
「出張に行っている人が偉いのではなく、出張に出してくれる職員が偉いんだよ。」
と…
その出張に行く意図や役割をわかっているY先生はこんなことを言っています。
「日本の保育を良くしてほしいと思う。よその保育園も良くなってほしいと思っている。園長先生が誰を連れて行こうとそれはわかっているし、それが良いチームワークに繋がっていく。最終的には子どもたちにとって良いことだとわかっているから」
なんだか私はこの様々なコメント聞いていて、感動していました。塾長の考えを理解し、客観的に様々なことを見ている視野の広さ。最後にある言葉のように良い保育を広めることで最終的には子どもにとっていいことだと考えられるのは子どもを第一に考えている証拠だと思います。この原点は忘れてはいけないことです。私はこんな先輩がいることに常に感謝しなくてはならないと感じます。
そしてもう一人A先生から…。
・塾生や他の職員が育ってきている。自分がしていた役割をされることで自分の立ち位置を考え、じゃ自分がどう立ち回ろうかと考える。
・みんながみんな仕事ができることで仕事の取り合いになってしまうことがある。そのバランスをさらに考えると一人、良い意味で遊んでいることができる。
これは塾長がよく言う、
「1人は暇そうにしている人も必要」
ということに繋がります。
バランスを考えて、あえてのんびり過ごす存在。
この言葉には伝えることの難しさを感じます。
現場にいる先生はよくわかると思いますが、全体の雰囲気がせかせかしているときがあると思います。その雰囲気をいち早く察してくれるのがA先生だと私は思います。
その雰囲気を察し、あえてのんびりすることで全体もその雰囲気に気づき場が落ち着くようになります。その先生のせかせかする雰囲気は子どもにも伝染し悪循環を引き起こす可能性があることを知っているからこその行動だと思います。
私自身も経験しましたが、A先生を見ることで我に帰ることが多くありました。
このわかりづらい説明ですのでよく知りたい方はぜひ新宿せいが保育園へお越し下さい。
・保育ってなんだろう、子どもってなんだろうなど新人のころは自分たちが当たり前に思っているところがそうでないときもある。そういった時はしっかりと伝えなくてはならないと思っている。
・保育士同士仕事をしていく中で様々な中身を知れて色々学べ、感謝している。
このA先生の出す雰囲気は保育園全体を巻き込み良い雰囲気にしてくれます。
言葉一つ一つに深い意味があるので聞いてる私たちは非常に勉強になります。
そしてA先生は新人の先生からも学ばせてもらっているというスタンスがあり、どんなことでも感謝の気持ちであふれています。このような先輩方がいることで今の塾生や職員が育っていっていることがわかります。良い伝承が新宿せいが保育園を取り巻いていることを再確認することができました。
何度も言いますが、この雰囲気を知りたい方は是非新宿せいが保育園へお越し下さい。
オープン臥竜塾の最後には毎年恒例のプレゼント交換があります!
プレゼント交換にはルールがあります。
それはくじで渡す人を決め、渡す時にその人の
「良い所」を言うというルールがあります。
なかなか人前で言う機会はないですし、身近にいながらも改めて言われることでまた違った感覚になることがあります。あぁ、こんなことをこの人は自分に対して思っていたんだなど新しい発見も見られます。良いことを言われ、自信にも繋がりますね。
このプレゼント交換ルールはおすすめです、ぜひ使ってみてください。
(報告者 本多悠里)

オープン臥竜塾」への2件のフィードバック

  1. いろいろなことを感じさせてもらえる内容でした。「日本の保育を良くしてほしい〜」というY先生の言葉に感動しました。大きな目標を共有しているからこそ、些細なことなど気にせずに保育が行えるのですね。そして、それはチームワークにも繋がっていくという新宿せいが保育園の雰囲気を感じる言葉でもあるように思いました。先輩がそのような思いでいてくれるとそれはきっと後輩にも伝わっていきますね!A先生の全体の雰囲気を感じ、自分がすべきことを見つけ、そしてそれが周りにいい流れを生んでいくという姿勢にも感動です。せかせかしている雰囲気を感じとり、修正しようとしてくれる存在が先輩の保育士さんというのは素晴らしいですね。その人だからこその影響力があると思うのですが、それがいい方向を向くことで全体の流れを変えることもできますね。園全体のことを考えて、どう行動するべきかをみんなが実践しているからこそ、せいがのあの雰囲気があるのですね!!

  2.  先生方から会の報告を色々と聞き、また、この度の報告を読んで改めて最高の会であったことがわかりました。プレゼント交換では藤森先生から直接〝良い所〟を言ってもらったり、逆に藤森先生に〝良い所〟を言ったりとする場面もあるとのことで、大変羨ましい気持ちになりました。今年一年の総括のような、そしてまた次の日から新しいスタートを切れるような、そんな時間になったことと思います。
     見守る保育が日本の保育に浸透していくことも、新宿せいが保育園に見にきていただいて何かを持って帰っていただけたらと思うことも、日本の保育を良くする為に職員が協力することも、全て子ども達の為です。それは新宿せいが保育園の子ども達だけでなく、満足いかない保育があるとすればその保育を一身に受けて過ごさざるを得ない日本中、世界中の全ての子ども達の為にです。目の前の子ども達にとってよりよい環境を構築していけるよう、日々の努力を重ねていきたいと思います。

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