大人と子ども、子どもと子ども、人と人の距離から保育を考えます。それは、社会を形成する中で、人の関係性をどう考えるかという保育です(コーヒージョン)
目的
環境を通して子どもの発達を保障する。(子ども自ら発達しようとする力を力を引き出し、可能な最大限まで発達させることを意図した環境を用意すること)
方法
1条
『子どもが自発的、意欲的に関われるような環境の構成と、そこにおける子どもの主体的な活動を大切にすること。(生活と遊び・ゾーン)』
~子どもが自らやろうとするのを見守る~
2条
『子ども一人一人の発達について理解し、一人一人の特性に応じ、発達の課題に配慮して保育すること(一斉保育から選択制保育へ)』
~子どもの発達を見守る~
3条
『子どもは多様な大人、子ども同士の体験から、社会を学んでいくこと。(シティズンシップ)』
~社会の先輩は、将来の社会人を見守る~
4条
『保育者は、子どもが自発的、主体的、多様な人との関係の中で活動するために、いつでも駆け込める愛着という存在でいること』
~子どもを見守る~
5条
『子ども同士の中で刺激しあうということから、様々な年齢とのかかわり(見て、真似して、関わって、教わって、教えて、一緒にやって)を保障すること。(異年齢保育)』
~子どもと大人の関係ではなく、大人は子ども同士の関係を見守る~
6条
『子どもは、職員のチームによって、多様な社会とのかかわりを学習すること。(チーム保育)』
~みんなで見守る~
7条
『子どもを、男女、しょうがい、年齢による刷り込みを持たないこと。(インクルージョン保育)』
~個人として見守る~
8条
『子どもが自立していくこと、自己の意思を表明しようとすることを保育者は妨げてはならない。』
~やってあげる保育から見守る保育へ~
9条
『保育者は、子どもに奉仕したり、面倒をみたりする人ではなく、一人の人格を持った人として子どもと共に生活すること。(保育者の人権)』
10条
子どもの権利条約(私案 乳幼児教育基本法)に則った保育を展開しなければならない。