上海報告

では3月12日の塾報告をさせてもらいます。

早速今回の食事ですが以前に柿崎氏が研修で学んできた食事が忘れられずにいたので今回再現させてもらいました。以前のブログになります→http://namagaryujuku.com/?p=3093

今回の食事です。
この鍋を全部平らげる塾生です。
デザートは上海からのお土産です。
ありがとうございます!!

そして塾の内容はと言いますと…

いつものスタイルで報告です。

塾長と田崎氏による上海報告です。まずは上海を知るために。

街に普通にあると言っていました…
中国といえばリニアモーターカーですね!
見にくいですが時速430キロ!!
そしてこの夜景!綺麗ですね。
上海タワーなど…笑
何やら美味しいお茶を購入したそうです。
何か怪しさを醸し出しているのは気のせいでしょうか。
上海の浅草だそうです。


そして上海の浅草にいた鯉。
「めっちゃ多くないですか!?」By田崎氏

本題です。

上海での講演写真

今回上海を訪れたのはコペルという教育団体からの依頼で様々な教育があり、その中でフラッシュ暗記などをしていることから、そういった内容もいいがその内容をもっと社会に引き出すためには子ども集団が必要ではないかという内容だったそうです。才能をより引き出すことができる見守る保育の提案は上海では非常に興味深い内容だったようです。

講演後の質疑応答では、保護者と先生と同じ質問があったそうです。

それは、「どこまで見守ればいいのか」

「モンテッソーリ教育との違いはなんですか?」

という質問がありました。

塾長はモンテッソーリは子ども同士は地域や家庭が主になっているが見守る保育は保育園という集団で保育をするという違いである。自発的という部分では一緒だが子ども同士でやるというところが違ってくるということを説明したそうです。

なるほど…勉強不足の私に染みていきます。

また、保護者と先生から同じ質問というのがすごいよねという話題にもなりました。確かに保護者がモンテとの違いはなんですか?というのはモンテッソーリ教育を知っているからこその質問になりますね。質の高さが伺えます。

この講演の前には子どもたちの発表がありました。

フラッシュ暗記?を披露している映像を見ましたが、ページをめくるスピードが尋常ではありませんでした。そのスピードで覚えている事も凄いですが、私はページをめくるスキルにも驚いてしましたが。

他にも大きなパネルに10✖️10くらいの絵が描かれているのを暗記して同じ場所に絵を置いていくといったことをしていました。暗記力のすごさがわかりますがこれがどんなところに生きてくるのかも非常に気になるところでもありました。

では最後にお土産竜の帽子をかぶった森口氏でお別れです。

報告者 本多 悠里

初 塾報告

3月5日、初の塾報告をさせてもらいます。まずは、この日のメニューですが、生姜焼き、ご飯、味噌汁というメニューでした。私が、少しは料理できると思ったのですが、さすがは先生達、手際の良さが凄すぎて僕のスピードではいつ出来上がるというとこを、阿吽の呼吸で作っていきます(笑)私はというと、味噌汁の出汁をとるのに四苦八苦(笑)味噌汁にいれる、薄揚げ。豆腐の切り方に山下先生が苦笑いでした。

まな板で豆腐を切っていた私が、カルチャーショックを受ける出来事が。豆腐は手で切るものだと気づいたんです。そういえばそうだったような思いも、これこそ先入観。先生のブログのも書いてあった、私はステレオタイプなのではと思わされました。最初に話した内容は寮生活の話しから始まりました。実は私事であれですが、田崎先生と一緒で私も寮生活をしていました!中高6年間です。外部からの情報は断たれ、テレビもなかったので、情報は新聞のみ。しかしその新聞も読めない環境にありました。私が一番ビックリしたのは、総理大臣は変わったことも分からなかったということです。中学生だった、私はなんと、小渕総理が亡くなったことも、その後に森内閣が発足したことすら知らなかったのが一番ビックリでした。でも、このような環境でも森口先生は興味あるかもしれませんが、あの伝説の松坂大輔が投げた、延長17回の死闘を生で見れた事です。熱中症で倒れる人も何人かいた思い出があります(笑)これが私の唯一の自慢でしょうか。

改めて塾の内容に移ります。この日は山下先生が出場した東京マラソンの話から、あの大迫選手は佐久長聖時代は花が咲かなかったが、アメリカにいって開花したという話が園長先生からありました。心内で思っていたことですが、実は佐久長聖の野球部の監督は、私の高校時代の先生でもあります。その後も寮生活の話はあとを尽きません。すると森口先生が高校生活の話をしました。自身の部活の体験をこれまでとは違った、逆説的な話をしました。誰も指導する人間がいなかったので、自分たちで考えて創意工夫しながら部活動の励んでいたらしいです。みな同じベクトルを向いていたからこそ、充実した学生生活だったそうです。今保育でもピックアップされている、非認知能力、我慢強さであったり、思いやりであったりと、そのような能力は私のなかでは、寮生活で身についたものだと今では感じるこの頃ですが。当たり前ですが、世の中色々な人がいます。考え方や価値観は千差万別でも、いろんな人がいてこの世の中がなり立っている。自分の主張だけでなんにもならないのが、会社員時代に感じた事でもあります。辛い、苦しい、ちょっとしたことでも辞める人間はたくさんいました。

石の上にも3年と言われていますが、今は石の上にも5年といわれているそうです。でないと何もわからない。これが、会社員時代に言われてきたことです。だからこそどのような環境にいても粘り強さであったり、他者の気持ちを推し量る能力が必要なのではないか?それは幼少期で学ぶ事だと感じました。これを体現できるのが見守る保育なのではと思う今日この頃です。

またまた話がずれてしまいましたが、今日は千代田せいがの風景画を見させてもらいました。その後神田川の話へ、私もまったく知らないことだったのですが、神田川に由来する、時代劇のドラマを見ました。あらすじを書くと長くなるので、要約すると、江戸時代では、井戸を掘っても塩しかでてこなかったそうです。水は江戸時代には重宝されていたので、江戸に水を流すために、何の知識もない菓子司に家康が命じのち、仲間と一緒に水を江戸へ導くというストーリーでした。今のご時世も言える事かもしれませんが、当時も能力ある人間が重宝され、そうじゃない人間が切り捨てられていくという内容に、能力あるなしに関わらず一生懸命にやってきた人間を簡単に切り捨てるの本末転倒だよねという話に、結果その人達の力がなければ達成できなかったという痛快なストーリーでした。このドラマで学んだことは、同じ目標を持ったもの同士が力を合わせれば困難なことも打開していけるのだということを学んだ日になりました。 �\�

手際の良い山下先生!
おかきを揚げました!

久し振りの西田先生&食品添加物について

う2月26日の臥竜塾は、外部塾生となった西田先生が東京で行われていた研修に参加していたという事もあり、久し振りに塾にも参加してくれました。

 

今回の話題としては、前回に引続き私が参加した添加物についての研修の話の続きをしました。

前回の塾頭からの報告にもあった濃縮還元ジュースに関しても驚きがあったのですが、他にも某ファストフードで販売している「チキンナゲット」にもたくさんの添加物が入っていることに驚きました。というのも私自身過去にアルバイト経験があり、普段から好きでよく食べていました。その研修で頂いた資料にイギリスのフードライターが調べたチキンナゲットの材料が書かれていました。たくさんの材料が使われていて全ての材料を数えてみると、なんと40種類も使われていました。

普通に家庭で作るのであれば使う材料とすれば、鶏肉、塩コショウ、ニンニク、生姜、小麦粉、油・・・と、おおよそ10種類くらいですが、やはり美味しくする為のものだったり、長持ちさせるために保存料が入ったりと、たくさんの種類が添加されていました。

廃棄量を最小限にしつつも美味しくて賞味期限を長くするということは大変な企業努力があるとは思いますが、さすがに40種類ともの様々なものが加えられているということには私も含め塾生も驚いていました。

そんな中で森口君から「なんでそういうものを作るんだろ?もっと安全なものを作ってくれればいいのに」という声がありました。私が参加した研修の講師の方も話されていましたが、それはやはり消費者が「安くて美味しいもの」を買い求めているから企業もそういったニーズのあるものを作っているという事でした。

野菜に関しても「安くて綺麗で形のいい物」を求める消費者が多いから安くて綺麗に形良く収穫する為に、農薬をたくさん使うことで消費者が求めている野菜が出来上がっているので、逆に安全なものを求める声をたくさん企業に伝える事で企業が努力してくれるとも言っていました。

 

そしてもう一つの話題としては先日行われたエルフェデザインさんの研修に西村君が参加したのでその報告がありました。

参加者は都内近県と福岡から来たGTの先生方が中心に参加していたそうです。そして「ヨーロッパにおける環境」という事で塾長の講演があり、内容としては以前に塾長が行ったオランダとドイツの室内環境を見せながら、プロジェクト保育や参画からのオープン保育、小さな科学者について話されていたそうです。

福岡の先生から「10の姿をどのように園に落とし込んでいいか」という質問があった中で、臥竜塾セミナーで塾生たちが行った例を伝えたそうです。塾セミナーのためにまず塾長からレクチャーを受け、プレ発表という事で園で発表した後にちょっとした意見交換をし、修正などを加えてセミナーで発表という流れでせいがでは学んでいっているとお答えをしたそうです。

 

こだま保育園さんの研修内容は柿崎からだったのですが、うまく伝えることができず塾長からの報告でした。

塾長が講演している中で発見したことがあったということでした。それは「話す力と聞く力」の中で「話す力」というのは訓練でつけられ成果が見えるので、学校ではそれを重点的に教えることでプレゼン能力が上がっている。しかし「聞く力」の方は訓練ではできないし成果が見えづらいが、「聞く力」の方が大事ということでした。つまり、相手の話を聞きその意図を感じることが大事で意味の深いこと。音声を耳に入れることではなく、相手の気持ちを感じることが「聞く力」で、仕事をやる上でもチームで行うので「聞く力と話す力」というのはとても重要ということでした。

 

また、こだまさんから『「ありがとう」とか「ごめんね」が言えない子どもはどうしたらいいか』という質問がありました。その答えとしては、幼児期からそういうのが言えなくても気にしなくてよくて、むしろ大人が普段から言っていかないと子どもは言わなくなることがあるので、大人が言っていくのが大事ということでした。

 

今回の食事は、外部塾生となった西田先生が久し振りの参加ということで、西田先生(嫁)の大好物の「海老フライ」にしました(笑)

これについて簡単に説明すると、西田先生が地元の石川に帰ってしまうということで、最後に好物の物をサプライズで塾のご飯にしようと思い、西田先生の奧さんに「西田先生の好物って何?」と質問をしたら「海老フライ!」と教えてくれました。そしてその時の塾のご飯は海老フライを用意しました。何があったのかと言いますと、奥さんに旦那さんの好物を聞いたつもりが、奥さんは自分の好物を聞かれたと思い「海老フライ」と答えてしまったということがありました。

そんな笑い話を思い出しなが今回の塾のご飯は海老フライと西田先生の本当の好物の「ポテトフライ」と、西田先生からのお土産の味噌汁をいただきました。

食後のデザートも西田先生からのお土産で、あんころ餅と、加賀棒茶をいただきました。

食事全体の写真を撮り忘れてしまいましたが、全部おいしかったです!   (報告者 柿崎敬史)

大きな海老フライ

大きな海老フライ

色々な味噌汁のセット

色々な味噌汁のセット

西田先生本人とお茶とあんころ餅

西田先生本人とお茶とあんころ餅

食育「食の安全」

さて食の話題はまだまだ続きます。

ドイツの給食の話になりましたが、

ドイツでは冷凍食品を使用しているそうです。聞いた瞬間「え!?」と思うかもしれませんね。

確かに、私も冷凍食品と聞くと体にあまり良くないと思ってしまいます。

しかし、そのあとの塾長の話しを聞いて「なるほど!」と考え方が変わりました。

まず畑で収穫した野菜をすぐに使用し、調理し、それをすぐに冷凍するそうです。

なので野菜を運ぶ時に使用する防腐剤などの薬品は使用しないので、

安心、安全な食事を提供できるというシステムです。

 

お次は柿崎先生から添加物の話しをしてもらいました。

今年の臥竜塾の新年会や、数年前の忘年会を行なった高田馬場にあるイタリアンのお店が主催の

研修に参加してきたそうです。

 

そこのお店は過去に紹介していると思いますが、有機野菜を多く使用した、

イタリアンのお店で、とにかく食材にとても気を使っているお店です。

実際にサラダなんかは一つ一つの野菜の味が濃く、本当に美味しい野菜を提供してくれます。

 

聞くところによると、オーナーがイタリアで修行をしたお店が、

食材に大変、気をつけたお店だったそうで、初めて食の大切さを修行中に学んだそうです。

それを一人でも多くの人に知ってもらうために、安心安全な野菜を使用した食事がメインです。

もちろんお魚、お肉料理もあり、こちらも絶品です!

 

さて柿崎先生に話してもらったのは、まずはジュースの話です。

よく濃縮還元100%と書かれたフルーツジュースが売っていると思います。

見た目も、書いてあることも瞬間的に体にも悪くないジュースと思ってしまいますね・・・。

では柿崎先生からのレクチャーをまとめてみました。

 

フルーツジュースは色々な種類のフルーツが入っています。

まず様々な種類のフルールを鍋の中に入れてグツグツと煮込みます。

この時点で既に怪しいですね(笑)

しかもフルーツといっても傷んで悪くなりそうなものや、農薬まみれのフルーツだったりと、

見た目も、味もダメになったフルーツを使用しているそうです・・・。

もうダメですね・・・。

そこに「果糖ブドウ糖液糖」という、とんでもなく甘い液体も一緒に鍋の中に入れて、

グツグツと煮込むわけですが、この「果糖ブドウ糖液糖」という液体が大変危険なものです。

甘みを出すために使用しているのが、遺伝子組み換えのトウモロコシを使用して、

甘みを出しているそうではありませんか!!

この液糖は後ほど違う意味で大活躍するので覚えておいてください。

 

その液糖とフルーツを長時間、鍋の中でグツグツと煮込み、

濃度が200〜300%くら位になるまでグツグツ煮込み、

そして出来上がった濃度が高いフルーツジュースの素を工場に運び、

それに水を足して、濃度を100%に戻し、

結果「濃縮還元100%ジュース」の出来上がりになるわけです・・・。

はい、明日からフルーツジュースを飲むのを躊躇うのではないでしょうか?

 

そして先ほど「果糖ブドウ糖液糖」ですが、この液糖は何でも返信します。

例えば・・・

黄色の色素、レモン香料と炭酸水を混ぜると「CCレモン」が完成!

カラメル色素、香料を混ぜると「コーラ」が完成!

といった具合に、簡単に身近に販売しているジュースに返信してしまう優れもの??なんです。

DSC_0119

ちょっと図にしてみました。逆に分かりにくいかもしれませんが・・・。

 

またペットボトルのお茶も安心と思っている方も多いと思いますが、実はそうでもないそうですよ。

よく考えると緑茶があんなに長時間、ペットボトルの中で綺麗な緑色を保てる訳がありませんよね?

それには添加物を入れているため、色が保てる訳です。

あとは食パンもそうですよね。普通の食パンは3、4日もすればカビが生えるのに、

スーパーで安く売っている食パンは長持ちしますが、それも添加物のお陰です。

カット野菜もそうですよね。野菜を切ると断面が茶色に変色するのに、

カット野菜は綺麗なままです。これも添加物のお陰です・・・。

こう考えると、今の暮らしには添加が充満している事に気付きます。

 

ここ10数年の間に子どものアレルギーが増えてきたのは、

もしかしたら添加物が原因かもしれませんね・・・。

 

塾生もみんな口を揃えていったのは

「じゃあ、何を信じて食べればいいんだ??」確かに、そうですね。

添加物を全く除去するのは相当意識して買い物をしないといけませんし、

そう言ってもお金もかかると思います。

また日々、仕事と育児の両立で忙しい毎日の中で意識するのはとても難しいですし、

逆にストレスが溜まってしまいそうなイメージです。

私個人の意見としては、バランスが大切のような気がします。

毎日、手作りの食事を用意するのが一番ベストかもしれませんが、

時にはお弁当や惣菜、外食に頼って、家事を少し楽にするのもいいと思います。

実際に私も平日の週一回はお弁当や惣菜に頼って、少し楽をします。

そうする事で、次の日からまた頑張れるし、息子たちともちゃんと向き合える気がします。

でも、こうした知識を知っておく事で、買い物の時でも少し意識した食材を選ぶことができますし、

結果的に添加物を避ける事に繋がっていくと思います。

 

子どもが生まれて、なるだけ食には気をつけてきたつもりですが、

なかなか難しいですし、知らないことが多くありますね。

DSC_0062

そんな話をしながら加藤先生が持ってきていただいた、

珍味を噛み締めながら食について考えた塾でした。(報告者 山下祐)