5月7日の塾の報告になります。
この日はzoomでの開催になりました。
4月に行われたGT鹿児島で塾生でもある青松こども園の松元先生が「藤森メソッドにおける園庭」について、自園での実践を踏まえて考察したことを発表されたそうなのですが、その発表を塾の中でもしてくれました!
身近にあるものをいかに保育者が意図して取りだし、子どもの興味関心を育むのかということを松元先生が伝えてくれました。
環境ができると、子どもたちはその環境の中で主体的に遊びこむことができます。そして、その環境を常に工夫していくことが私たち保育者の重要な役割です。しかし、ここで注意しなければいけないのが、環境があり、子どもが遊び込んでいると、ついつい日々の保育の中で工夫をしたり、保育者の意図を持った活動を子どもに提供することを忘れてしまうことです。
意図を持った活動ばかりをしてしまい、毎日大人の意図ばかりがあるのも問題ですが、環境だけ用意して、そのままというのもやはり良くないですね。子どもの様子を見て、意図性を大切したり、子どもが自由に遊ぶことを大切にしたりできるバランス力が保育の専門性でもあるのかもしれません。
そんなことをみんなで議論するいい時間になりました。
報告者 森口達也