韓国版「見守る保育」(学研)出版予定!!

8/16(火)今日の生臥竜塾

今回の生臥竜塾は、塾生で帰省している先生もいたので、塾長を含めていつもより少ない6人での会となり、いつもはテーブル2つをみんなで囲っていますが、今回は1つをみんなで囲む家族の食卓のようでした。

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家庭のような食卓

 

塾生の中には帰省を済ませた先生もいて、お土産で食卓が賑わいました。

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角煮饅(西村先生の長崎土産)

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玉こんにゃく(本多先生からの山形土産)

 

また途中から帰省帰りの森口先生が駆けつけてくださり、デザートに島根土産をいただきました。

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ふぐ味噌干(森口先生からの島根土産)

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白ウサギのフィナンシェ(森口先生からの島根土産)

 

このフィナンシェは、本多先生の中でTOP3に入るほど美味しかったそうです!!島根に訪れた際はぜひご賞味ください!(ちなみに鳥取でも買えるそうです)

そんな美味しいデザートを買ってきてくださった森口先生が島根帰省報告をしてくださいました。

1度観て面白かった「シン・ゴジラ」を島根帰省中にもう1度観たそうです。

余程面白かったらしく、塾長にもおススメして塾長も観たそうです。

そこで、ゴジラに関する話を塾長を含めてみんなでしたのですが、ゴジラシリーズを1作も観ていない私は全くついていくことができませんでした。上手く説明ができないので興味がある方はこちらをご覧ください。↓

http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9

そして、森口先生からぜひ観てほしい、期待は裏切らないとのことです!私は観てみようと思います!みなさんもぜひ!!

そして!!今回はお祝い事が何と2つも!!

1つは塾長である藤森先生著の「見守る保育」(学研)の韓国版が今月末に出版される予定となりました!!おめでとうございます!!そして、出版記念に伴い、パーティが催されます!先日塾頭である山下先生からGT各園に詳細メールを送らせていただいたので、詳細はそちらをご覧ください。

塾長が提唱された「見守る保育」が、中国版、韓国版と本を介して日本を飛び越えて、世界に認められていることに塾生として、見守る保育を日々実践させていただいている1人として非常に嬉しく思います。

そして2つ目は、塾生の加藤先生に第2子の男児「瀬名(せな)くん」が誕生しました!!本当におめでとうございます!!お会いできる日を楽しみにしています!

今回は台風が接近していたので、いつもより早めのお開きとなりました。

(報告者 若林)

大阪報告と一問一答

8月9日(火)の生臥竜塾

 

今回は、塾頭の父上でもあります、世界文化社の山下氏もゲストティーチャーとして参加してくださいました。富山名物の「白エビ」をはじめ、「ヒラメの昆布締め」など、多くのお土産をいただき、非常に豪華な夕食をいただきました。ありがとうございました!さっそくメニュー紹介からいきたいと思います。

 

麻婆茄子丼ととろろ昆布のすまし汁

麻婆茄子丼ととろろ昆布のすまし汁

茄子と茗荷とササミの和え物

茄子と茗荷とササミの和え物

だだちゃ豆

だだちゃ豆

らっきょう漬け

らっきょう漬け

白エビの唐揚げ

白エビの唐揚げ

ヒラメの昆布締め

ヒラメの昆布締め

かき氷

かき氷

 

 

今日の塾の始まりは、先週の森口先生の大阪出張報告からでしたが、この報告は森口先生が既にアップしているので、そちらをご覧ください。同じ塾生の邨橋氏が勤められている園の報告です。

http://namagaryujuku.com/?activity=大阪

 

塾長も、幼稚園という立場から地域に積極的に働きかけて保育の質向上のための尽力、環境を思い切って変えたり、乳幼児期の重要性を訴えて行動している園長先生をはじめ、諸先生方を「すごいよね」とおっしゃっていました。また、ここに至るまでも決して簡単ではなかったという背景話などもあり、邨橋氏の苦労をねぎらっておられました。同じ塾生としても誇らしく、同時に、素敵な刺激を受けた報告でした。

 

そして、森口氏は、日本100名城スタンプ帳をコツコツと集めており、大阪でも「大阪城」に登ってきたという話から、大阪という土地に脈々と流れ続けてきた文化に触れて、非常に刺激的な体験が多くできたという話もしてくれました。

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【塾長への一問一答コーナー!】

塾長は、見学者に園内を案内する際、各クラス(発達)に応じた環境構成を実際の現場にある物を通して説明します。この環境がある意味は、この時期にはどのような環境が必要なのか、どんな発達を促すための環境なのか等、その説明を聞くだけでも、新宿せいが保育園の保育の質の奥深さというものを強く感じることができます。なかには、担任が知らなかった環境というのもあるほどです(汗)。そこで、こんな質問をしてみました。

 

Q:見学者案内をしている際に、環境で気になったところ・よかったところ・そうでないところなどはあるのか?また、その際には、どのような方法で伝えるのか?

 

A:基本的に、自分の考えを説明したり、こういう考えでこうだから、ほらこの環境がそうでしょと、現場の環境に理屈をつけて説明する。これは先生たちの考えで、私の考えをこういう風に具体化しているみたいだって。自分が思っていた環境と違う場合がある時は、後で“あそこ説明しにくかったよ”と伝えたり、また、別の違った時には、その説明の時には触れないで、“説明がうまくつかなかったよ”って担任に言うことはある。そうすると担任は気付く。ちょっとそれは違うなって思っても、理念に直接関係がなければ、その人の“発想”だから否定しない。違うなって思っても、それは個人の問題。クラスを歩いて回ったり、案内したりしていても逆に感心することの方が多い。うちの園では、あまり具体的には言ってないけど、自然と私の考えに沿っている。基本的な部分は、既に構成してはある。ドイツの統一カリキュラム「バイエル」では、分厚く発達ごとにきちんと決められているからこそ、独創性が出せている。日本では、独創性を出すためにと言って逆に薄く作っているから現場が確立化しない。守るべきところが見えないから。きちんとした明確な理念になるほど、画一化しない良い発想が生まれる。そこを守ればいい。

 

 

“説明がうまくつかなかったよ”などの言葉から、塾長の、職員に対する「信頼」「愛」「真心」といったものを感じますね。また、質問以上の実に奥深い返答を頂きました。そして、「見守る保育」という保育方法のもと、「共生と貢献」という理念が新宿せいが保育園には存在しています。

共生:他を受け入れ、共に生きていくなかで、それぞれの子どもが周りのすべての環境のなかで生かされていることを知り、自分も相手の存在を深め、また豊かにしていくことができる社会づくり。

貢献:さまざまな体験を通して得た知恵や知識を用いることによって、 よりよい共生を目指す(貢献)ことに喜びを感じる子ども。

子どもの発達を踏まえて見守り、上記に沿ってさえいれば、どんな環境であってもいいのです。職員の皆が生き生きと働いている理由が、また一つ理解できた気がしました。

(報告者:小松崎高司)

監査とドイツ報告

先週は塾長と西村氏がドイツへ研修に行っていたので塾はお休みでした。
そして今週は無事にドイツから帰国したので到着祝いも兼ねた臥竜塾となりました。
ドイツから帰られたということでやはりメニューは塾長の大好きな「焼きそば」で決まりです!!
チキンと目玉焼き、ソーセージ!ソース焼きそばと塩焼きそばという贅沢なワンプレートです!

チキンと目玉焼き、ソーセージ!ソース焼きそばと塩焼きそばという贅沢なワンプレートです!

わかめスープもあるよ。

わかめスープもあるよ。

ドイツ土産のチーズです。 これが美味でした!!

ドイツ土産のチーズです。
これが美味でした!!

もちろんソーセージもあるよ。 こちらもドイツ土産の品です!!安定の美味しさでした!! ありがとうございます!!

もちろんソーセージもあるよ。
こちらもドイツ土産の品です!!安定の美味しさでした!!
塾長、西村氏ありがとうございます!!

しかし、塾長は3日ぶりの焼きそばで西村氏は3日連続という焼きそば…
焼きそばは海外に行くと欲するのですね。笑
さらには31日には西村氏の誕生日でしたのでお祝いもしましたよ〜☆
おめでとう!! 素敵な1年になりますように…

おめでとう!!
素敵な1年になりますように…

さて、ドイツ報告の前に今週は監査があり、様々な対応を森口氏が行ってくれたので軽い報告をさせもらいます。
監査員の方は何回か新宿せいが保育園の監査に来られ、元保育士ということでこちら側がしっかり保育のことを説明することで細かいところまでは触れずに共感してくださる部分が多かったとようです。
また、ベテラン保育士も一緒に書類の説明をしたようで、非常に説明がうまくコミュニケーション能力の高さに驚いたようです。
そして森口氏の印象は新宿せいが保育園はDo See Planで保育を行っているが、監査の方々の考え方としてはやり、Plan Do Seeだったそうです。子どもの様子を見て、考察してから計画を立てるのではなく、計画を先にというのを勧めていたそうです。当たり前にやっていることなので、書類の難しさを感じますね。
その他には、反省があって次の年案を立てることや職員の自己評価など細かい部分の指摘も受けつつ無事に終わったことを報告してくれました。
ドイツ報告に移りますが本格的なドイツ報告は塾長による臥竜塾ブログを読んでいただきまして…ここでは軽い裏話をしていきたいと思います。
ドイツ報告は西村氏から伝えられました。
「総合的に楽しく、はしゃぎすぎちゃった」というのが第一声でした。
いかにドイツが楽しかったがこの言葉でよくわかりました。笑
羽田空港でWi-Fiを借りるのを忘れて離陸直前に見送りに来ていた森口氏に電話をして持ってきてもらおうとしたらすでに品川あたりで帰っていた(旅行会社の方が段取り良く対応してください無事にWi-Fiを借りて離陸できたそうです)という出だしのハプニングもありつつ無事にドイツに到着したのこと。
もう何年もドイツ研修に行っておられる方が西村氏と飛行機の中で隣だったようで、いきなり離陸するなり、ワインを頼んでいることに驚いたようです。それから着陸直前に出る食事と一緒にビールを一緒に飲もうと誘われたそうです。なぜかというと機内のビールがあまり美味しくないそうです。そのビールの後にドイツの本場のビールを飲むことで違いがわかるよというアドバイスだったそうです。個人的に知っておきたい豆知識です。笑
今回は例年とは違いセミナーハウスに2泊しました。
写真を見せてもらいましたが緑豊かな場所で自然に囲まれ、のどかで涼しげな場所でした。
そこで西村氏はドイツの方に3回お茶をたてたと報告受けています。
本気でたてたお茶でしたが、まさかのドイツの方が残すという事態…やんわーり笑って残していたそうです。後で通訳の「田中さん」がドイツ人は苦いのが苦手と教えてくれたそうで納得がいったようです。その後は少し薄めるなどして対応していったそうです。
セミナーハウスでは研修を行い、ドイツの方と新宿せいが保育園の職員が発表を行ったそうです。
ドイツの方の発表は…
「参画」という取り組みついての発表でした。
どんな取り組みなのか塾長に質問してみたところ、簡単に言うと「先生たちが決まるようなことを子どもたちが決める事」であったり「民主主義の究極」であるという事をおっしゃっていました。
例えば、新宿せいが保育園でいうとゾーンを自分たちで相談して決まる事であったり、ご飯の時好きなお友達と座れたり、量を自分で申告して決まる事などを指します。他にも色々とありますが…
詳しくはこちらをクリック!!
新宿せいが保育園では「乳児からのシチズンシップ」の発表したそうです。
英語の得意な職員が発表したのを動画で見たのですが、非常に格好良かったです!!
話がそれてしまいましたが、乳児からの関わり、社会性を大切にするという内容を発表したところ賞賛を受けたようです。
写真とお茶の様子が載っていますのでこちらをクリック!!
参考になります。
塾長のドイツ報告は他にも続いていますのでよろしくお願いします。
他にも色々と裏話がありましたがキリがないので割愛させていただきます。
聞きたい方個人的にお声掛けください!!
ちなみに「参画」をドイツ語で「パーティティパティオーン」というそうです。
この響きは塾生一同お気に入りのフレーズとなりました。
 (報告者 本多悠里)