戒めの言葉

8月12日の塾報告をさせていただこうと思います。

今回は、新宿せいが子ども園の4階で行われました。その理由としては、9月に行われる、長崎の研修がリモートで行われるため、その録画収録を行いました。内容はと言いますと、ありがたいことに我々塾生は藤森先生の元で働かせていただき、様々な場面で時間を共にしているため、

「藤森先生の言葉を取り上げて、自分の中でどう戒めているのか」

というのがテーマでした。

こちらが収録の様子となります。

塾生それぞれが藤森先生から受けたお言葉は数多くあります。その中から、2,3個をとりあげ、自分の中でどのように生きているのか…、僭越ながらお話させてもらいました。

塾生の人数も今はありがたいことに多く、全員が話してしまうと非常に長くなってしまうので今回は入塾が早い順の塾生5人がリモート収録をさせてもらいました。さらには今は自園に帰られて、石川、大阪、茨城でご活躍中の、邨橋氏、西田氏、小松崎氏もリモートで参加し、藤森先生から受けたお言葉から戒めを聞くことができました。やはり非常に面白いお話を聞くことができました。参加している我々もそれぞれの言葉を聞き学ばせてもらっています。
藤森先生はそれぞれの塾生によって伝え方も違うところが印象的だなと感じたのが本多個人的な感想です。

本日はその番外編といたしまして、5人以外の塾生からの言葉を載せたいと思います。収録した、動画は後日YouTubeに上がりますので乞うご期待…笑

見学をしていた塾生です。今回はこちらの塾生のお言葉をお伝えいたします。

では…

まずは横田氏から

「僕はなんだろ…×2」就職当時、自分は調子に乗っていたり、下手にプライドが高かったりで、空回りしていた部分が多くありました。そんなまだ入って、2週間くらいの時に塾に向かう途中、藤森先生からのお言葉です…

「横田くんにはいい意味で期待してないから」

それを受けて思ったのが、「そんなに頑張らなくていいんだよ、見栄をはらなくていいから、ありのままでいいんだ」というように捉え前向きになれたそうです。しかし、自分らしくなりすぎて再度調子に乗ってしまうこともあったそうです…笑

お次は高橋氏から

「僕はそんなに藤森先生とお話ししてないので…」一同笑

藤森先生の助手で講演に行った時のお話しなのですが…

「見守ると放っておくことは違う」

見守る保育って知り方を悪く言うと、免罪符になりやすいと言うか…例えば…喧嘩をしていたら、これはこういう体験をさせたいからなど免罪符になりやすい言葉なので、入りたての頃はそう考えてしまっていて、本当にこれは見守っているのか…と悩んでいる時に上記にある言葉を聞くことができて「子どもの為になっていなければそれすらも見守る保育ではないんだ」と気づけた。それから他の事務仕事に対しても子どもの為になってるのか、クラスの為になってるのか、園の為になってるのかなどを考え、物事に対して保育との判断ができるようになってきたのは藤森先生と講演に一緒に行けているおかげかなと感じています。

続いては宮城氏から

先生と色々と話す機会もいろいろといただいて思い返す一言というのが、コロナが始まった時に気を遣って来なかった時期があったんですが、私の中では、園に迷惑かけては行けないななど考えていました。そして時期が空いて、気を遣いながらも園に来た時に先生から言われた一言です。

「本当に保育を学びたかったんじゃないの?」

と問いかけられた時に、本当に学びたかったのに、こういった無駄な時間じゃないけれど時間を過ごしてしまったことになんだったんだろうなと振り返ったことが一番心に残っています。

最後になります、川辺氏から

えーどうでしょう…笑
年賀状でバスっと言っていただけることですかね。

「人を信じることができないよね」

周りがどう見るかというのが一番あれなのかなと思ったりもしたので、今後の僕自身の課題なのかなと思わさせていただきました。今後どういうふうに計算していけばいいのかなというところを勉強させていただいた。

といった様子です。みなさんはやり、藤森先生からの言葉というのは重く突き刺さる部分はあるのかもしれないですね。そして何か自分の人生を考えるきっかけを頂いている気がします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
報告者 本多悠里

GT長崎 新たな試み


8月4日の臥竜塾の報告です。

最初のテーマは、9月に行われるGT長崎の打ち合わせをしました。今回行われるGT長崎では、新型コロナウイルスの影響もあるので事前に収録したものをyou tubeで見ていただき、その後、塾長の話をZOOMを使ってリアルタイムで会員の方に見ていただくという新しいやり方で行うことになりました。

21時からZOOMを使って長崎県の西村先生をはじめ、元塾生の西田先生や邨橋先生、小松崎先生も一緒に参加してもらい細かい打ち合わせをすることになりました。

元塾生のメンバーには、事前に打ち合わせをする旨を伝えていなかったので始まる数十分前に連絡をしたところ西田先生と邨橋先生はすぐに「参加できます」という返信があったのですが、小松崎先生からは返信がない中、20時50分頃に西村先生とZOOMが繋がった瞬間、なんと、西村先生がアフロ姿で現れました(笑)

西村先生登場(笑)

みんな西村先生を知っているのでそのギャップにみんなで爆笑でした(笑)

時間になるまで雑談をしていたのですが、未だ小松崎先生とは連絡がつかなかったので、塾頭が電話をかけ始めました。

電話は繋がったみたいですが何やら笑いながら「大丈夫だよ、大丈夫だから」と言いながら話していました。

そして小松崎先生の映像が出た瞬間また爆笑でした。なんと彼は湯船に浸かりながら参加してきました(笑)

真ん中下の小松崎先生は入浴中(笑)

先ほどの「大丈夫だよ、大丈夫だから」はそういうことかと思いながら、メンバーが揃ったので打ち合わせをしました。

次の話題は現在塾長の奥様が読まれている本には、日本で英語を使用する職業は2割もないということだそうです。それよりも、「国語ができない若者が多すぎる」という話になりました。今回コロナ禍でよく耳にするようになった「不要不急」という言葉ですが、その意味を知らない人がたくさん外に出回っているということでした。

よく「頭が良い人」と言ったりしますが、それは英語がペラペラな人だったり学歴が優秀な人のことを言いがちです。しかしそれが「その人の質」ということになれば、時代によって違うのかもしれません。

もし、狩をする時代であれば足が早い人が優秀な人間かもしれません。少しずつ発展していますが、すぐにいろんな言葉に翻訳できる機械があれば、英語が話せるより国語の意味を知る方が必要です。

塾長のお孫さんも絵画教室に通っているときに、お母さんに「イエロー取って」「レッド取って」と英語を使っている子がいたそうです。それに対してお孫さんは「深緑取って」と言っていたそうです。つまり中途半端に知っていると、知っている単語の色しか選ばなくなってしまいます。

塾長も海外で講演をする際、本当は英語を話せた方がいいとは思うけど、中途半端な英語を使って会話をすることで内容が薄くなってしまうくらいなら、ちゃんとした日本語で話し、それを訳してくれた方がしっかりと相手に伝わる。とのことでした。

確かに、翻訳できる機械だったり、アプリなどはすでにできています。私も英語は全くできなのですが、シンガポールの園の調理の方と翻訳アプリを駆使してなんとか会話をしていました。そう考えると、翻訳機やアプリを使えば英語以外にコミュニケーションは取れますし通訳の方もいます。なので、私としては日本のことや、調理に関する専門的な言葉を覚えた方が、会話としてお互いのためになるのかな!?と思う一方で、やはり英語をペラペラと話せる中山副園長や職員を見て「かっこいいなー」「楽しそうだな」と思ってしまうのも正直ありました(笑)

これについては「語学脳」があるかないかという話でしたが、私にはきっとないんだろうなと感じながら国語を頑張ろうと思った塾でした(笑)

その他、次回行われる臥竜塾セミナー「書類について」の打ち合わせをしました。内容はネタバレになってしまうので・・・すみません(笑)       (報告者 柿崎)

やっぱりSTEMは大切!

塾の報告が前後してしまい、読んでくださっている方には、

本当に申し訳ないと感じています・・・。

7月22日の報告です・・・。

今回の塾は新宿せいが子ども園の4階で行いました。

なぜかと言うと7月22日には塾セミナーがあり、終了時間が20時だったので、

そのまま4階で・・・という流れです。

せっかくなので塾セミナーの話題に少し触れたいと思います。

今月は「チーム保育」のディスカッションがメインの会でした。

4、5、6月と塾生が「21世紀型保育のススメ④」を読み解いて、

レクチャーをさせていただきました。

その内容を踏まえた上でのディスカッションというわけですが・・・。

おそらく参加されている園の皆さんはすでに実践されていると思うので、

ディスカッションの中身は「人間関係」がメインになるのではないかなー

と思っていましたが、案の定そうでした。

今回は15名ほどの新宿せいがに来ていただき、2グループに分かれてのディスカッションを行いました。

2グループとも個人の悩みであったり、園としての課題、

実践していることについての皆さんの意見だったりと、充実した時間を各々過ごしたと思います。

これまでの塾セミナーはzoomを使ってのオンラインでの研修でしたが、

ディスカッションに関しては、やはり人と顔を合わせて話し合うということは

とても大切な行為だと感じた時間でした・・・。

さて塾セミナーも無事に終えて、そのまま塾に突入です。

食事も終えて、塾長からSTEMに関して改めて話しの途中で

塾長はあるテレビ番組を録画したのを私たちに見せてくれました。

それは親子で科学実験をしている映像です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「すくすく子育て」という番組が

科学あそびに特化した10分ほどの映像です。

3つほど実験映像を見ましたが、どれも簡単で、誰でも簡単に出来そうな動画でした。

静電気を発生させて、水道から出る水を曲げる実験!
結構曲がってますねーww

どうしても科学実験と聞くと難しく捉えてしまい、そうした活動を控えてしまうと思います。

少し前子どもの理数科離れと言われていました。

それは最初の入り口があまりにも高度なことと、認知的なものを教え込ませていることにより、

不思議だな!?どうして!?知りたい!学びたい!という意欲が育たなかったのではないでしょうか??

前々回の横田先生の報告で森口先生が実践したペットボトルの実験なんて、簡単にできますが、それでも子ども達は不思議そうに見て、楽しんでいる様子がうかがえると思います。

そうしたたくさんの経験を子ども達ができるように、色々と挑戦していきたいです。

(山下 祐)