11月27日 塾報告

こんにちは!

11月27日の塾報告を行います。

今回はオンラインでの塾でした。

はじめの話題は、先日行われた職域別セミナーについてでした。

藤森メソッドにおける子育て支援についてや藤森メソッドにおける食育、藤森メソッドにおけるICTや環境、保健について話されたとのことでした。

食育における子ども同士の関わりの関わりやチーム保育についてを面白い切り口で話されてたとのことでした。

ぜひ私も詳しく聞いてみたいです!

次に話題はMBTIについてでした。

みなさんMBTI診断とはご存知でしょうか?!

MBTIとは、「興味関心の方向(外向・内向)」「ものの見方(感覚・直観)」、「判断のしかた(思考・感情)」、「外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)」の4つの指標によって、性格を計16タイプに分類した性格診断のことです。

スイスの有名な心理学者かつ精神医学者であるユングの著書「心理学的類型」をもとに、アメリカのキャサリン・ブリッグス(母)とイザベル・マイヤーズ(娘)の親子2人がつくったので、この2人の名前をとって「Myers-Briggs Type Indicator」頭文字をとってMBTI、日本語に訳すと「マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標」となっています。

この診断では

興味関心の方向(外向・内向)

ものの見方(感覚・直観)

判断のしかた(思考・感情)

外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)

の4つの指標によって、性格を計16タイプに分類して捉えています。

私は以前からこのMBTIについて興味があり、友人などとお互いのMBTIのタイプを共有したりして話の切り口や話題の一つにしたりしていました。

そんな私はESFJ型でE(外向方)S(観察)F(感情型)J(計画型)です。

ちょっと書いてあることが難しいですね…。

このように簡単にまとめたものもあるので、ネットで検索してみるのもおすすめです!

16タイプに分けられるので、職場の人や友人などと自分のMBTIを共有することで、一つの話題作りにもなりますし、その人との関わり方やどういう人なのかの参考にもなるので、是非やってみるとおもしろいと思います!

※あくまで参考です。

また、その時々のその人の状況やおかれてる環境によってもタイプが変わるとのことで、定期的にしてみるのもおもしろいと思います。

私は何回かやってみましたが、同じタイプでした。

塾生の中にも

ENTJ型(指揮官)タイプ

ENFP型(運動家)タイプ

ENFJ型(主人公)タイプ

ESFP型(エンターテイナー)タイプ

INFP型(仲介者)タイプ

ISFP型(冒険家)タイプ

いろんなタイプの先生方がいて、それぞれの特徴や性格を知れるのもおもしろいです!

新宿せいが子ども園では、12月7日にお楽しみ会が、あるので、それについても各クラスの先生方が進捗状況や悩んでいることなども話されており、残り1週間ちょっとですが、私自身もいい会になるように準備していきたいと感じました。

そして、この会を通して成長していきたいです!

本日も学びのたくさんある、また様々なことを知ることができたいい塾となりました。

今年もあと1ヶ月ちょっとですね!

みなさま、風邪をひきやすい季節になりつつありますのでご自愛ください!

報告者:伊藤

11月6日の塾報告

チャオ! 塾生の小林です。
突然ですが秋って最高ですよね!
暑くもなく寒くもなく、花粉もない。
秋って本当に最高ですね!
ですが秋という季節は年々短くなっていくように感じます……。
春も同様ですが……(春も花粉さえなければいい季節ですね! 花粉め!)。
日本も夏と冬のみの風土になる日も近いかもしれませんね。

さて今回は11月6日にありました塾の報告を書かせていただきます。
この日は現地での開催でした。

藤森先生から2つのテーマについてレクチャーしていただきました。
一つはグローバル化・多様性について、もう一つはチーム保育についてです。またそれ以外にも塾生が作った手作り玩具の紹介するなど、かなり盛りだくさんの内容の日でございました。
その全てを紹介するのは難しいため、私が印象的に思った部分やそれに対して考えたことなどを、今回は記させていただきます。
この日の塾で特に印象に残ったのは、グローバル化・多様性についてのお話です。私が重要なポイントと思ったことを下記に箇条書きいたします。

⚪︎移民・難民の増加は世界的なトレンド
⚪︎ グローバル化はより加速している
⚪︎ 同時に反グローバル化の動きも世界的に見られる。
⚪︎ 他者へ共感性や異なる文化に対する敬意などをもつことは、今後より重要になってくる。

まずこれらが前段となります。
移民や難民の増加も含めて、グローバル化は間違いのない世界の潮流であると思います。同時に反グローバル化の動きもそれに伴って目立つようになってきています。トランプ大統領が再選したことに象徴されるように、グローバル化への反発として保護主義的・排外主義的だけでなく、差別主義的な動きも大きくなっているように感じます。
そういった世界の流れの中で、他者に共感したり異なる文化を受け入れたりできるということは、より大切な資質になっていきます。

では、これからの時代を生きる子どもたちを導く責任をもつ我々は、どのような保育をした方がいいのでしょうか?
藤森先生はグローバル化・多様性といった切り口で、当園ではどのような取り組みを行っているのか(以前行っていたことと含む)を改めて解説くださいました。それらが下記になります。

⚪︎異年齢保育 
目的のひとつとして、外から見える姿からの刷り込みをなくすというものがある。子どもを、男女、しょうがい、年齢、国籍によって判断するのではなく、その子の特性、発達によってその子の課題を見つけていくことが保育者側としてと大切。
⚪︎ゾーンの活用 
345歳児クラスは、ロールプレイングゾーンがある。これはいわゆる「ままごと」ではない。家庭での調理といったことだけでなく、店舗で接客するなどのさまざまな職業体験ができる環境である。外国の民族衣装や異性向けの服を着る経験もできる。また多文化ゾーンにおいては、外国の絵本や玩具を用意してして多文化に触れる体験をする。伝承遊びも多文化のうちの一つである。季節ならではの遊びを体験することもできる。
⚪︎保育において 
・週一回の頻度で多文化ゾーンにて「海外を知ろう講座」を、希望する子ども向けにしていたことがある。
・シンガポールの子どもたちとオンラインビデオ通話でコミュニケーションをとったことがある。
⚪︎行事
・親子遠足 
・お楽しみ会 

先生からご解説いただいている中で私が特に重要と感じたポイントは下記です。
・新宿という地に園を構えていることの地域性
・保育者がさまざまなことに興味がある必要がある。
・環境を用意するだけでなく、活動や働きかけをする必要がある。

まず地域性についてです。当園のある新宿という土地は外国籍の世帯が非常に多いところです。新宿区は23区において最も外国人率の高い区です(全国的には川口市に次いで2位)。
そういった地域の特性を活かす保育をすることは大切なことであると改めて感じました「多様性を重視した保育のモデルを示せる可能性がある」という先生のお言葉も大変印象的でした。

また「保育者がさまざまなことに興味がある必要がある」ということも、多様性を大切にする保育をする上で重要と思いました。多様性を子どもたちに実感してもらうには、保育者自身も多様な引き出しをもつ存在でいなければいけません。これはグローバル化や多様性というテーマに限らないことであり、保育者は日々の生活の中で好奇心を強くもちながら様々なアイディアを取り込んでいく意識がなくてはいけないと、再認識させられました。またプライベートでも積極的に様々な体験をするように心がけていきたいと思いました。

環境を用意するだけでなく、活動や働きかけをする必要がある」ということも、保育全般にいえることであり、改めて肝に銘じていかなければならないことであると思います。きちんと意図性をもちながら、人的環境として活動を提案したり言葉を掛けたりしていかなければ感じました。

報告は以上です!
グラツィエ!
アッリーヴェデルチ!
(報告 小林)