こんにちは。水田康貴です。
今回の臥竜塾では、日頃の保育実践について意見交換を行い、その後、数週間にわたり作り続けていた、太陽系の惑星(水金地火木土天海冥)の模型づくりを完成させました!
塾が始まる前、塾生全員で夕食をとりました。そこで、スポーツ界や営業職の事例も交えながら、「どの仕事においても最後は『人』が大切である」という話になりました。
プロ野球監督である阿部慎之助さんのエピソードや、悩みをChatGPTに相談したという子どもの話などが紹介されました。AIが身近になり、多くの情報を得られる時代だからこそ、最後に人の心を動かすのは「誰が伝えるか」「どんな関係性の中で伝えるか」という、人と人とのつながりなのではないかという話題になりました。
保育も同じです。知識や技術だけではなく、子どもや保護者との信頼関係をどのように築いていくのか。その土台となる人間性の大切さについて、改めて考える時間となりました。
また、保育実践において特に印象的お話を、藤森先生がしてくださいました。
それは、「甘やかし」と「甘えを受容すること」の違いについてです。
「甘やかし」とは、子どもが求めていないにもかかわらず、保育者が先回って手を出してしまうこと。一方で、「甘えを受容する」とは、子ども自身が助けを求めてきた時に応えることです。
見守る保育を実践する中では、この境界線が非常に難しく感じられます。困っている子どもを見ると、つい手を差し伸べたくなります。しかし、その瞬間に保育者が先回ってしまうことで、子ども自身が考えたり、周囲に助けを求めたりする機会を奪ってしまうこともあります。
一方で、「助けて」と言えること自体も大切な力です。自分の困り感を相手に伝え、必要な援助を求めることは、生涯にわたって必要となる力だからです。
また、保護者との関係という話も挙がりました。保育者が意図をもって見守っていても、その意図が十分に伝わらなければ、「なぜ助けてあげないのだろう」と受け取られてしまうことがあります。子どもの育ちを見守る視点と、保護者に安心感を持っていただく視点。その両方を考えながら関わることの難しさについても意見が交わされました。
今回の臥竜塾では、「人との関係性」と「見守ることの本質」という二つのテーマが印象に残りました。
保育は正解のない仕事です。しかしだからこそ、子どもを信じて待つこと、そして必要な時にはしっかり応えること。そのバランスについて、改めて考える機会となりました。
話が長くなってしまいましたが、、園内に展示する太陽系の惑星(水金地火木土天海冥)の模型づくりについてもご報告させてください!
先生たちみんなで発泡スチロールや風船を使い、惑星ごとの大きさの違いも再現しながら色を塗り、天井から吊るして仕上げました。
特に苦労したのは、土星や海王星の輪を作ることでした。どのように輪を取り付けるか、どうすればきれいな形を保てるか、さらにどうやって安全に天井から吊るすかなど、様々な課題がありました。しかし、その都度先生たちで意見を出し合い、工夫を重ねたことで、とても素敵な作品に仕上げることができました。
こうした場面で、「輪をどうつけようか」「どうやって吊るそうか」と次々にアイデアを出し合い、話し合いながら形にしてしまう先生方は本当にすごいと思います。一人では思いつかないような発想が集まり、協力しながら最後までやり遂げる姿に、改めてチームの力の大きさを感じました。
以上です。









