9月25日の臥竜塾の報告をさせて頂きます。
今週の26日(火)は第二回目の「かず」の臥竜塾セミナーが開かれました。
少しだけ、9月26日に開かれたセミナーについて報告します。
今年度の臥竜塾セミナーでは「もじ・かず・かがく」について発表させて頂いていますが、9月は「かず」ということで本多先生が発表してくれました。
第1回目の「かず」セミナーでは「数覚」について
今回は「二歳児」をテーマに数を生活や遊びに密着させ、遊びを通して日常の中で体験していくことを中心にした発表となりました。
セミナーを開くにあたって、塾生として発表する立場に立たせていただいてはいますが、セミナーに向けての準備や当日の発表を通して、私たち自身の学びにつながっていることを実感しています。いつも参加してくださる先生方、本当にありがとうございます。
第3回目の「かず」セミナーでは「小学校の授業」をテーマに準備を進めています。
次回も参加していただけると嬉しいです。
今回のワークショップでは、板と釘を使って図形遊びを行いました。
一斉に、金づちを使って釘を打ち込むので塾生の話す声が聞こえないという…(笑)
参加者から、新しい遊びの提案もしていただき、なんとも楽しい時間を過ごすことができました。
さて、今回の臥竜塾は事務所を使わせていただきました。
メニューは、餃子・ご飯・スープです。
餃子といえば、森口先生の「餃子なし!」の話は面白いですね。
聞いたことない方は、本人に尋ねてみてください!!
おいしい食事をいただきながら、最初の話題は、この日新宿せいが子ども園に見学に来られた青山保育園さんの話になりました。実は、塾生の小松崎先生の実家の園で、初めてお父さんにもお会いすることができました。青山保育園さんは、見学の後にLUMINE THE 吉本に行かれたそうです。この日は、ロバートや千鳥が出演していたそうで「今度、塾生で行こう!」と話が盛り上がりました。
次に、先週から宮崎の稗田保育園に研修に行かれていた横田先生からの報告がありました。
運動が多い園なので、毎日体操服だそうです。
お集まりは基本的に外で、子どもたちは裸足で遊んでいるそうです。
朝の会後には、その日の給食に出る食材を赤(体を作る)緑(体の調子を整える)黄(力や体温になる)で分ける取り組みをしているそうです。
そのほかにも、ひらがなを宿題として取り組むこと。土曜日保育では、8割以上の子どもたちが登園してくるなどがありました。
報告の中には、運動会の様子もありましたが、盛大な印象を受けました。
上の写真はパラバルーンですが、甲南女子大学教授であった水谷英三により考案された遊具で、集団でパラバルーンを使った様々な動作を行なうことにより、遊びながらタイミング感覚・リズム感・スピード感・表現力などを養え、仲間とのコミュニケーション能力を育てることができるそうです。
鼓笛隊や、パラバルーンは九州では多く見かける気がします。
私の出身は、長崎ですが土曜保育や運動会など似ていることがいくつかあり、
報告を聞いて地域によって保育の色が変わってくることを感じました。
横田先生の感想として「不思議に思うことがたくさんあった」そうです。
新宿せいが子ども園での生活を通して、稗田保育園の新しい環境に行くとまた違った視点から見ることができ、気づきがあるのでしょうか。新宿せいが子ども園には、見学者がたくさん訪れますが、その人たちの視点から見ると、私たちには気づくことのできない部分があるのかもしれませんね。そうした意味でも、他の園に見学に行くことや保育を見てもらうことは大切なことなのかもしれませんね。
今回の報告はここまで。
報告者 田崎 天悠
報告お疲れ様です。田崎先生の人柄を感じる報告ですね。
パラバルーンや鼓笛隊などを指導した経験があり、その時のことが何とも印象深く残っています。炎天下の中、昼も夕方も子どもたちに練習を重ねさせ、本番に至るのですが、その日々がとても辛く、また担任、行事担当者も相当なプレッシャーの中で行っていたことが思い出されます。職員も常に前年度や、それより前のクラスが築いてきた功績との比較の中にいるので、予行に向けて真剣そのものです。その後の反省会もどうしても長いものになります。
『臥竜塾』ブログにて塾長が運動会について連載していますが、その時にそのブログに触れることができたことは本当に幸運だったとしみじみ思います。
田崎先生のような人柄溢れる報告も、きっとどこかの保育者の心を和ませているのだろうと思い、改めて書くことについて、その力を磨いていくことについて、積み重ねていきたいと思いました。