「お母さんと二人きりでの子育てでは、〝我慢〟という力がつきづらいのです。」
この言葉の結論に至る前に、先ず、我慢、自制心について。12年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2015年3月7日『意志の弱さ』ではこのように書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)
自制心、という力がとても大切なものであることがわかります。
そして、藤森先生は最近テレビを賑わした話題の人達、麻薬や犯罪に走ってしまった人達を例に挙げ、このように仰っていました。
「我慢できない脳の特徴は〝見通しを立てることができない〟こと。」
「3歳、4歳から我慢を覚えさせようとすることは無理に近い。1歳から1歳半、この時期にどうやって我慢の力を身につけさせるかが保育の課題です。」
ここで、最近話題のマシュマロ課題について触れられます。
(マシュマロ課題の概要についてはこちら。『臥竜塾』ブログ2016年3月17日『実験結果』の中で紹介されています。
しかし、〝我慢ができる子〟と〝できない子〟。その分かれ道をつくるものとは一体何なのでしょうか。そして、我慢できる子へと育てていくにはどのような方法があるのでしょうか。
「信用できない大人の元で育てられると我慢ができない。」
〝我慢〟という言葉をキーワードに、講演は展開されていきます。
(報告者 加藤恭平)