おはようございます。こんにちは。こんばんは。廣田です。
寒い日が続いておりますが、皆様お身体の調子はいかがでしょうか。朝のニュース番組を見ていると、毎日のように感染症のトピックが目に入ります。感染症の流行期は、子どもたちの体調に配慮して保育を行うとともに、自分たちの身体のケアも怠ってはいけません。
健康でいることも保育者の立派な仕事だと思うので、しっかり栄養を摂って、よく寝て、免疫力を高めていきたいですね!
それでは、12/18のZOOM塾報告をさせていただきます!
この日は最初に、あるニュースの記事に関する話になりました。
それがこちらです。

ご覧になった方も多いのではないでしょうか。乳児期に保育所へ通っていない子どもたちは、保育所で生活をしていた子どもたちよりも、対人スキルや問題解決能力などの発達に遅れが見られたという研究結果に関するニュースです。
環境省が約4万人分のデータを基にして出した研究結果とのことです。この記事に対して注目したのは記事に対するコメントでした。
現役の保育者や保護者からは、やや批判的なコメントが多かった印象があります。
これを見てより一層、藤森メソッドの魅力、取り組みを広めていきたい、そういった気持ちになりました。
藤森先生は「この先、保育者の専門性が多く求められることになる。保育施設も淘汰されていくことになるかもしれない」、そう話します。
やはり私たちが行っていることは、託児ではなく、保育なのだと再認識したとともに、保育者としての専門性を高め続けていきたいと決意する、そんな議題でした。
この他に、藤森先生より環境の話もありました。
ある園での実際の環境を見させていただいたのですが、そこでの取り組みで印象的だったことが、園庭の環境づくりです。
その園は広大な敷地の園庭があるのですが、わざと砂利道にして平坦な道を減らしたり、凹凸のある道にしたりしています。
この環境づくりの意図として、「園内で怪我をしないように」ではなく「町で怪我をしないように」というものがあるそうです。
園内で安全な環境が用意されていれば、確かに園での怪我は少ない。では子どもたちは、どこで怪我を回避するすべを学んでいくのか、そういったところに着目して、環境づくりを行っているとのことでした。
藤森先生が成長展~からだの育ち~にて、「跳び箱のような普段使わない運動能力を見せるのではなく、街中の障害を避けるパルクール的な運動を見せよう」と話していたことに繋がるものだと思いました。
安全性だけでなく、子どもの本来必要な育ちを促す環境づくり、これも保育者の専門性が問われる重要なものだと気づかされました。
最後に、“東京都 魅力ある保育”についての話となり、塾生でその内容を見させていただきました。

新宿せいがでの取り組みや森口先生による、藤森メソッドについてのお話が見れますので、ぜひ内容を見ていただければと思います。
非常にわかりやすくまとめられており、新人の職員さんに研修資料として見ていただければ、藤森メソッドへの理解を深めてもらうこともできるのではないかと思います!
それでは、次回の報告もお楽しみに。ご精読ありがとうございました!
報告者:廣田