2月2日は〝ふうふの日〟。藤森先生、ありがとうございます!EPISODE 4 完結編

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NHKスペシャル『ママたちが非常事態!?最新科学で迫るニッポンの子育て』

番組も後半の後半。完結編です。

キャー!(笑)

キャー!(笑)

夫の身としては、感じ入るものがあります(笑)

番組は、科学的に解明してくれました。

その秘密は〝オキシトシン〟にありました。

その秘密は〝オキシトシン〟にありました。

〝愛情のホルモン〟〝絆を強めるホルモン〟、また〝幸せホルモン〟として知られてきたオキシトシンというホルモンが、人の体内にあります。

〝愛情や絆を邪魔する相手に対しては攻撃性を強める働きをする〟

〝愛情や絆を邪魔する相手に対しては攻撃性を強める働きをする〟

そのホルモンは、すなわち〝愛情と攻撃性〟を兼ね備えている、ということが、科学的に解明されたのです。

それは、出産期、また出産後に、赤ちゃんを〝敵から守る〟為に必要であった、と言います。

番組はそれを〝子どもを守る為の戦略〟と表現していました。

〝自分が信頼できそうにない人がいたら その人が自分の子どもに接近することから守る〟

〝自分が信頼できそうにない人がいたら その人が自分の子どもに接近することから守る〟

そのような作用が、夫へのイライラとして表出される、ということでした。

目から鱗とはこのことで、なるほど、そういう性質があるのですね。

番組は展開されていきます。

〝妻の気持ちを愛情に向かわせるには〟

〝妻の気持ちを愛情に向かわせるには〟

出産後、未熟な夫(?笑)を前にしても女性は、あるタイミングの時には、とてもリラックスできる時間があるそうです。

それは〝授乳の時間〟と〝話を聞いてくれている時〟でした。

それは〝授乳の時間〟と〝話を聞いてくれている時〟でした。

藤森先生が、昨年の園のテーマにされていた〝共感〟が一つのキーワードになっています。

〝夫が妻と向き合って会話〟その時、お母さんはとてもリラックスした波形をつくっていました。

〝夫が妻と向き合って会話〟その時、お母さんはとてもリラックスした波形をつくっていました。

具体的に言うと、〝気持ちに寄り添って聞いてあげる〟〝すごいよっておかあさんを認めてあげる〟ということであると思います。

藤森先生は「保育園に子どもを預けている時期のお母さんは、もしかしたら、人生で一番イライラしてしまう時期にあたるのかもしれない。保育園はそんな保護者の思いを、〝聞く〟ことだけでも、役割になっているね。」と仰っていました。

そして、「イチイチめげていたら、生きていけないね。」と添えて下さいました。

本当ですね。保護者からのクレームが多い園があるとして、そんな保育園さんの肩の荷が降りるのではないか、と感じるような言葉だと思います。

〝科学的な知見に基づく子育ての理解がまだ社会に十分浸透していない〟

〝科学的な知見に基づく子育ての理解がまだ社会に十分浸透していない〟

 

〝正しくみんなが理解するような社会を作っていく〟

〝正しくみんなが理解するような社会を作っていく〟

このような言葉で、番組は締めくくられていました。

世の中が、お母さんにも、お父さんにも優しい社会になっていくことを願いつつ、また、僕らの大きな仕事の一つとして、そのお手伝いをこれからもしていけることに誇りと喜びを感じつつ、この度の報告を終えたいと思います。

2月2日〝夫婦の日〟に見るべき、とても素敵な番組でした。ありがとうございました。

2月2日〝夫婦の日〟に見るべき、とても素敵な番組でした。ありがとうございました。

(報告者 加藤恭平)

2月2日は〝ふうふの日〟。藤森先生、ありがとうございます!EPISODE 4 完結編」への1件のフィードバック

  1. 出産後にイライラしてしまう女性の性質は「子どもを守るための戦略」だったというのは本当に目から鱗ですね!そのことを科学的に理解することの大切さを感じるとともに、出産後に奥さんから敵だと思われてしまうような行動をしないように気をつけないといけないなと思いました。そしてそれは、「共感」ということがキーワードになってくるのですね。この共感は出産期だけではなく、日頃から大切になってきますね。日頃から意識していないとなかなかその時に実践することはできないかもしれません。共感する姿勢、大切にしていきます。そして、藤森先生が言われた保育園の役割もしっかり意識していきたいです。「イチイチめげていたら、生きていけないね。」という言葉にもグッときました。

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