遅くなってしまいましたが7月11日の塾報告をさせていただきます。
今回のメニューは、土用の丑の日も近いですし、暑い日が続くので、ここらでスタミナを!ということで、鰻丼にしました。
まずは、先週行われて「赤ちゃん学会in久留米」に安藤先生と加藤先生と私が参加させていただいたので、その報告が加藤先生からありました。安藤先生と加藤先生は赤ちゃん学会で発表をされましたので、その内容は後ほど詳しく報告いたします!
写真を交えて加藤先生から報告がありました。
園長先生と私は赤ちゃん学会のプレコンがあったため、金曜日の昼には福岡に入っていたのですが、安藤先生、加藤先生は金曜日の夜に福岡について、そこから久留米への移動でした。
GTの先生方も赤ちゃん学会にたくさん参加されていたこともあり、夜は楽しい食事会が行われたのですが、その食事会に間に合えば安藤先生、加藤先生も参加ということだったので、とりあえず早めに久留米にと思って、博多から新幹線に乗ったそうです。乗車時間は20分ほどだったのですが、加藤先生曰くあとで思えば、この新幹線が最初で最後の「ゆったり空間」だったそうです笑
(というのも安藤先生と、加藤先生が宿泊したホテルがなかなかの感じのホテルだったそうです。私も部屋に少し入らせてもらいましたが、、、詳細は省かせていただきます笑)
2日目は午前中に「発達障害と機能回復」といったことが中心のシンポジウムに参加しました。
所々、保育とつながるような内容の話もありましたが、なかなか難しいといいますか、医療的な発表が中心といった感じでした。午後には少し時間ができたので、せっかくならと久留米の町を散策してみることになりました。園長先生、安藤先生、加藤先生、私という普段ではあまりない組み合わせで「出張ブラヘイジ」が開催されました。
まず最初に訪れたのが「田中久重生誕の地」でした。なんとこの田中久重、2010年7月30日の臥竜塾ブログに「からくり」というタイトルで取り上げられているのです!
興味のある方はぜひ、そのブログを読んでみてください。
http://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2010/07/post_1676.html
この田中久重ですが、とても好奇心や探究心が強く、いたずら心や遊び心もたぶんに兼ね備えていたそうです。そんな田中久重が作った和時計の最高傑作と言われる「万年時計」が国立科学博物館に保存されているそうですが、その万年時計を模した時計を久留米駅で見ることができました。
そして、ちょっと休憩ということで、駅前でかき氷を食べました。
ここで、ちょっとしたハプニングがあったので、それを加藤先生も写真を交えて報告してくださいました。というのも、そのお店のかき氷がとても大きく、見た目にはこんな食べれるかな〜という量だったのですが、氷ということもあり、またとても美味しいかき氷だったので、思ったよりペロリと食べれてしまいました。そんな美味しいかき氷だったのですが、私はついついあんこ好きな部分が出てしまい、小ぶりの「白玉あんみつ」を頼んでいたのです。しばらくすると私たちの隣のテーブルにご年配の女性4名が来店され、かき氷を4つ注文されました。そして、あの大きなかき氷がお姉様方のテーブルに運ばれた訳です。そして、案の定、その大きなかき氷を前にお姉様方からは「あら、こんなに食べられるかしら〜」という声が。そこで、そんな声を聞いた私は園長先生、安藤先生、加藤先生が大きなかき氷を食べているのを見ているので、「大丈夫ですよ!意外と食べれますよ!」と自信を持って声をかけたのです。
すると、私の空の白玉あんみつが入っていた容器を見て、一人の方が一言「何よ〜あなたはあんみつじゃない!」と。「確かに〜」と私も笑って返すしかありませんでした笑
さて、3日目ですが、いよいよここで、安藤先生、加藤先生の発表が行われました。
ラウンドテーブル4ということで、「乳児保育における赤ちゃんの情緒安定〜保育士に求められる集団的敏感性とは〜」というテーマのもと、モデレーターはいるま保育園の小川先生、指定討論者は藤森先生、そして、話題提供者として、新宿いるま保育園さん、横浜六ッ川保育園の川辺先生、新宿せいが子ども園ということで発表が行われました。
新宿いるまさんはあらゆる年齢での様子を動画で撮影されていましたし、横浜六ツ川の川辺先生のお話もこれからの保育を考えさせられる内容でした。
そして、安藤先生、加藤先生による発表もとてもすごい発表でした。
ふたりの掛け合いで動画が紹介されながら発表が展開されていくのですが、その進行の仕方が絶妙で、おもしろいんですが、おもしろいだけではない深さがあり、圧倒させられました。そして、見事に最後の藤森先生へ繋ぐというような内容で、私は後ろの方で感動していました!
その後、同じ会場で、ラウンドテーブル7ということで、「異分野の共調による社会貢献」ということで、これも福岡の楢崎先生をモデレーターにGT園の先生方が発表され、それも聞くことができました。
その後は飛行機の時間、電車の時間がかなり押していたので、足早に会場を後にする形になってしまいましたが、とても学びの多い時間になりました。
また、私が感じたことなのですが、金曜日のプレコングレスは「保育者と子どもが心地よくかかわり合える環境空間を考える」というテーマ行われました。その中で、少し藤森先生が話をする機会があり、今、新宿せいがで取り組んでいる「音研究」の経過を簡単に説明する機会がありました。その後に赤ちゃん学会の小西先生と、藤森先生が話をされていました。
研究というと大学の先生が行うものというイメージが強いのかもしれません。しかし、保育、園における子どもの研究というのは現場の私たちにしかできない部分というのがたくさんあるということを感じました。私たち自身が研究者であり、日々保育を工夫しているそのことが研究と言えるのではないかと思います。そのことに自信をもち、これからも色々と楽しく取り組んでいけたらいいなと思いました。
私の報告になってしまいましたが、ということを加藤先生が報告してくださいました笑
また、最後には今月行われる塾セミナー「文字」の発表について加藤先生からありました。
そちらもまた当日を楽しみにしてください!
報告者 森口達也