2月7日塾報告・埼玉県吉川出張報告

このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさまこんにちは!

2月7日の塾報告を中村よりいたします。

また、2月10日に埼玉県吉川市での藤森先生の出張に同行させていただきましたので併せてその報告もいたします。

今回は先週に続きZOOMでの開催となりました。というのも、今回は先日の長崎で開催された藤森メソッド 第3回全国実践研究大会in長崎の報告がされましたのでその報告が主となっています。

まずは廣田先生より長崎G T園である「 社会福祉法人福翠会いちご保育園さん」に訪問した報告です。建て替えをされてまだ間もない園舎で、また細部までこだわりがあったそうですよ。写真をパワポにまとめて報告してくれました。その一部をどうぞ!

新築!写真からも木の温かみを感じられます。
コロナ禍に設計されたこともあってか24時間換気が常設されているそうです。天井も高くていいですね!
こちらはSTEMゾーン。右の写真には新宿せいが子ども園で撮影された写真が使用された資料ですね。

廣田先生のヘアピンにも目がいってしまいますが(笑)わかりやすい写真での報告がありがたかったです!

また、藤森メソッド 第3回全国実践研究大会の様子も報告してくれています。大会の詳細については以下の添付URLをぜひご確認ください!

こちらは藤森メソッド第3回全国実践研究大会in長崎の様子です。

 https://note.com/gt_stem20/n/n7392e7be3102

また同じくせいがからは伊藤先生も行かれていました!伊藤先生は長崎県のご出身です。その長崎に藤森先生・たすく先生や森口先生がいらっしゃることがどこか不思議な感覚があったそうです。

また伊藤先生のご親族が長崎で保育園の経営をされているのですがそこで働いている先生や、臥竜塾の外部塾生とも交流ができたことを話されていました。

こうして全国規模で藤森先生の「見守る保育〜藤森メソッド〜」を学ぶ同志の方々とお会いできること。そしてその経験をした先生のお話や経験談を聞けること。本当に恵まれていると感じます。

さて、続いては2月10日に埼玉県吉川市にて開催された法人研修についてです!

今回私が同席させていただたのは埼玉県吉川市および近隣のGT園から複数園が参加された研修でした。ホールに集まった人数はざっと50人以上。2時間30分ほどの藤森先生による講演でしたが、あっという間に過ぎてしまいました…!

その中でも印象にあるのが、名古屋市での小学校を中心に導入されている「イエナプラン教育」についてでした。

「イエナプラン教育」とはドイツで始まりオランダで広がった教育モデルだそうです。その特徴として、

「子どもたちによる異年齢グループを形成する」 「わからないことがあるときは大人ではなく子ども同士で解決に向けて話し合う」          「自分で課題を見つけて自分で解決する」など。

これを聞いて思うところはあると思います。そうです。藤森先生の提唱するこの見守る保育に通づる点がありますよね。今世間で注目された教育内容の一部分はすでに藤森先生が「見守る保育〜藤森メソッド〜」として存在し、全国規模で実践している園がたくさんあるのです。

また先生はこう続けます。

イエナプランは小中学校への導入で注目されはじめたことではありますが、幼児教育までに全く経験のない子がいきなり小学校に進学してから、主体的に活動を進めるたり問題提起をして解決に必要な手段を選択することができるのでしょうか。

逐一先生に言われたことを幼稚園などでおこなってきた子には、もしかしたらハードルの高いことかもしれません。

いま世の中では保育園の待機児童は減ってきているそうです。これはすなわち、子どもの社会集団が減ってきていると言うこと。これを聞くと保育所の数を減らしていいのでは?と思ってしまう人もいると思いますがそれは逆で、子どもの社会集団に関わるために保育所が必要とされているのです。

幼児教育は影響が大きく、いい影響も与えられる一方で悪影響も強く出てしまう恐れがあると言うこと。

それは保育施設がただ母親の代わりでは子どもにとってのいい影響にはならないのです。

日々の小さな関わりは大人に考えるよりもずっと子どもにとって大きなものなんだと考えさせられました。

「子どもに真心をもって、接しただろうか。」

見守る保育の三省の一つです。常に初心を忘れずに保育や子どもたちと向き合いたいですね。

報告者:中村英知

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です