味付け

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うんどうマイスターに続き、もう一つの取り組みを紹介したいと思います。

運動会では走る、くぐる、登る、跳ぶ、転がる、バランスをとるなど、個人的な運動能力の発達過程を見てもらう「個人競技」というものがあります。それを見てもらうことで一人一人の発達をじっくり見てもらいます。
毎年行っていることではありますがここで少しの味付けをすることを研修旅行で学んできました。

その取り組みはこういったものです。

3歳児クラスの競技

4歳児クラスの競技

4歳児クラスの競技

5歳児クラスの競技

5歳児クラスの競技

 

個人競技でなにをやるかのかというのを保育室に掲示するということです。
こうした掲示をすることで保護者の方も今年はうちの子はこんなことをするのかということを把握してから運動会に臨めるかたちになります。尚且つうんどうマイスターのスタンプと同様にコミュケーションの種にもなるように思います。こんなことをやるんだったら休日にやってみるか?というように我が子を応援するようにもなるのではないでしょうか。

この取り組み関して、保育者側の意図性と細やかさをとても感じます。
「毎年行われる行事でも、その味付けによって子どもたちの楽しみが増したり、印象を変えることができます。」と塾長はおっしゃっています。子どもたちに対しての工夫ではありませんが、保護者に対しての工夫も必要です。
「工夫が必要ですが、だからといってその行事の趣旨を変えたり、奇をてらったものは、かえって焦点がぼけてしまいます。」
「変えてはいけないものと変えるべきもの」ということも塾長はおっしゃっています。
まさに保護者に対してのこの掲示というの変わべきことだと思う取り組みだと思います。尚且つこれを作るに当たって同僚は「これを作りたい!」と言い、楽しんで作っていました。正に職員が行事を楽しむことへとも繋がっている様でした。

この島根の研修旅行で様々なことを考える良い機会となりました。
この場を借りてお礼させてください。
ありがとうございます。

(報告者 本多悠里)

味付け」への2件のフィードバック

  1. 私も大変、素敵な時間を過ごすことができました。こちらこそ、ありがとうございます。保護者に対しての保育の伝え方は普段の様子や行事がある際にいろいろと考え、頭を悩まします。保育園での姿、家庭での姿を連続して保育者だけではなく、保護者の方も感じることができると子どもの発達や保育園の見方がまた変わってくるのかもしれませんね。家庭と保育園は繋がっているし、繋がっていきたいという思いをもって今後も発信していくことが大切なのですかね。私もこの場でいろいろな学びをいただいています。ありがとうございます!!

  2.  こういう素晴らしい取り組みは、継続していきたいなぁとつくづく思います。ちょっとした一工夫で、大きく味に差が出るのは、料理の根幹のようなところと思います。最近はクックパッドなど、簡単にレシピを知ることができ、また、そのいわば〝一工夫〟なども、見て知ることができるようになりました。いいものを真似る、盗む、知って実行するということの大切さを改めて感じます。

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