葉の効用 ツイート 2019/4/26 大型連休の影響で、子どもの日祭りはこの日に 菖蒲を浮かべた足湯に浸かっています 皆とても喜んでいました。 2007年5月5日『葉の効用』の中でこう書かれています。 柏餅を食べるときに、とてもよいにおいがします。緑にあふれた森林に入って行くと爽やかな空気が広がり、かすかな香りがします。この香りの正体は、フイトンチッドです。これは主に樹木が作り出して発散する揮発性物質で、主な成分はテルペン類です。このテルペン類を人間が浴びることを森林浴と言います。「病を得たら森へ行け」と言う言葉があるように、フィトンチッドは、人体に対しては有益で私たちの生活に「生活の知恵」として広く有用されています。柏餅や柿の葉寿司はフィトンチッドの抗菌作用や防腐効果を利用したものです。また、同様に、五月の節句の菖蒲湯はフィトンチッドの疲労回復と精神を安らかにする効果を生かしたものです。 行事を大切にすることは季節を大切にすることだと思いました。 (報告 加藤)