先日はバレンタインでしたね。何だか男の人は、心がウキウキしたり、そわそわするような(?笑)、あの学生の時のような気持ちになったりしますね。(僕だけでしょうか笑)
新宿せいが保育園には、この時期(2月の最初の週あたりから)、すいすい(年長)番というものが始まります。14時頃から1時間ほど、各クラスの先生が1名、その時間にそれぞれ子ども達にしてあげたいこと、子ども達としたいことを持ち寄って、設定保育を行う時間です。
先日ある先生はマーブリングを、またある先生は、英語を用いての色当てクイズなど、楽しい時間を過ごされていました。にこにこ組(2歳児クラス)にいると声が聞こえて来るのですが、その楽しそうなこと楽しそうなこと♪
そんな先日の金曜日、クラスの子ども達のノートも書き終わって一息ついていると、
「せーの…。ハッピーバレンタイン!」
調理の先生のアイディアで、毎年バレンタインのお菓子をつくってプレゼントしてくれるのです。
男性職員には嬉しいメッセージつきで、これがまたなんとも嬉しいのです。
幼い文脈から、なんとも言えない気持ちが溢れ出てくるようで、とても感動してしまいます。
その日の夕方、今年度入社した調理の職員も、嬉しそうに見せにきてくれました。
11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2014年10月5日『人生の幸せ』の最後の段落にこう書かれています。
〝彼(アメリカ人心理学者マーティン・セリグマン氏)は、科学的に扱いにくい「幸せ」という観念を追求しています。まえがきの中で、三つの異なった観点を示しています。第1に、“心地良い人生”のために「大切なのは幸せになりたいという意欲」と信じ、ポジティブな感情を拡大するためのスキルを学ぶこと。第2に“物事に没頭する人生”のために「あなたにとっての強みと美徳」を発見し、職業、恋愛、友情、子育て、娯楽に最大限に使えるよう人生を練り直すこと。第3に、“意義のある人生”のために、「幸せというゴールを目指して」、何か自分よりも大きな存在に帰属し、奉仕するため、自分の才能と力を再考の形で使うことだとしています。
私は、そんな幸せな人生をそれぞれが送れるような手伝いができる職場でありたいと思っています。〟
〝私は、そんな幸せな人生をそれぞれが送れるような手伝いができる職場でありたいと思っています。〟
つくる喜び。貰う喜び。そして、食べる喜び。挙げればキリがない程、携わった子ども達、大人達の嬉しい思いがこの企画に溢れんばかりに感じられます。
毎年幸せを運んでくれる調理の先生に感謝の気持ちでいっぱいになります。そして、このような素晴らしい職場で働けていることに、またまた感謝の気持ちでいっぱいになります。今年も素敵なバレンタインを、本当にありがとうございます。
(報告者 加藤恭平)
バレンタインデーには少し苦い思い出もありますが、それを含めて、やはり学生時代のあのドキドキした思いを思い出す、そんな日でもありますね。それぞれの先生に宛てた手紙が素晴らしいですね。子どもたちもその人を思い、手紙を書いたんだろうなということを想像すると嬉しくなりますね。園全体の雰囲気が素敵だからこそ、子どもたちもこのような企画をした時にきっと充実感や幸福感のようなものを味わうのではないかと思いました。それを生み出す園全体の雰囲気をみなさんが作り出しているということがとても素晴らしいことだなと思います。