「幸せのプラットホーム」

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この時期、各保育園では「送別会」が行われているのではないでしょうか。
私たちの保育園も今年は2名の職員が退職することになり、涙涙の送別会でした…。

一人は初年度から一緒に働いている職員で、もう一人は今年で3年目になる職員です。

二人とも旦那さんの仕事の関係で職場が今よりも遠くになってしまうのと、出産を控えているということもあり…決断したそうです。

みんなで食事をしながら、思いで話に花を咲かせていました…。

そして最後は花束と園からプレゼントを渡し、塾長からの話です。
その話の内容がとても感動したので書かせて頂きます。

「最近、新宿でも新しく民営化で開園する保育園が増えてきましたが、私がその保育園で研修を頼まれたときに言うのは、何しろ気が強くないと初年度はやっていけない、と言います。

そういう意味では初年度からいる先生はみんな気が強かったですね、おそらく今も残っている先生は気が強い人だけが残っているのかもしれません。
しかし途中から入ってきた○○先生は、お父さんからこんな話をされました。うちの娘は頑固で親の言うことを全く聞かなかった、しかし新宿せいが保育園で働き始めてから性格がだんだん変わり優しくなりました。
と言われました。これを聞いて環境というのは、人の性格にとても影響するのだなぁ、感じると共に、やっと新宿せいがもそういう環境になり、人を幸せにできる場所になったのだなぁと思いました。
私はここが『幸せのプラットホーム』でありたいと思います。どんな人でもちょっと立ち寄るだけで幸せになれる場所、そんな素敵な場所でありたいと思います。
先日も保護者の方に保育園に来て頂き、その保護者の、夢を一つ叶えることができました。そんな風に色々な人が来ても幸せになってくれる場所であり続けたいと思います…。
二人も何か困ったことがあったら、いつでも言ってください。すぐに助けに行きますし、ここがありますからね…」

数年前に同じような事を言っていた人を思い出しました。

その人は半年くらい、新宿せいがでアルバイトとして働いていましたが、経歴が面白い方で大学を出て公立の保育園の園長を勤めた経験がある人で、
当時は仲間と一緒に保育園を、立ち上げる為に準備をしているときに「見守る保育」に出会い、門を叩いたそうです。
そして、今は横浜で認証保育園の園長として勤めています。
彼が新宿せいがを辞めるときに皆の前で話した内容が「保育に困った人の駆け込み寺になって下さい」と言いました。
どうやら彼も保育に悩んでいた時に塾長の本と出会い、助けられたと話していました。

率直にそんな場所にいられる自分が本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです…。

ただ、新宿せいが保育園だけでなく全国に「幸せのプラットホーム」が増えれば、
こんな素敵なことはないですね(報告者 山下祐)

「幸せのプラットホーム」」への2件のフィードバック

  1. ちょっと感動してしまい、この素敵な話に対するコメントは自分の中だけで十分だなと思いました(よく分からない表現ですね)。「幸せのプラットホーム」…素敵な言葉です。お二方のこれからもきっと明るい未来が待っていると確信しております!

  2.  本当に素敵な会でした。「幸せのプラットホーム」と藤森先生が言われた時、僕もお酒が入っていた為か、最近はダメです、すぐ目頭が熱くなってしまいます。本当に素晴らしいです。
     先日、生臥竜塾の初講座に参加させていただきました。そこに来られた方々にぜひここで幸せになっていってほしいと感じました。新宿せいが保育園で学んだことや、講座から得た素晴らしいことがあっても、自分の園に帰ると思うようにいかなかったり、多勢に無勢で、結局今までのやり方に終始することになってしまったりするかと思います。なので、「幸せのプラットホーム」である新宿せいが保育園にきて、ぜひ充電をして帰っていただきたいです。そしてまた明日からの保育に、子ども達の為に笑顔で出勤できるならば、僕らもとても幸せです。
     新宿せいが保育園に携わる全ての人が幸せになれるように、目の前の人を、機会を大切にしていきたいと思います。

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