またまた実家に帰省中の話しになります。
父から急にこんなことを言われました。
「もう○ちゃん(息子)は、色とか理解しとんが(理解してるの)?」
なぜ急にこんな質問をしたのか詳しく聞いてみると、 帰省した時に本屋さんで息子の本を買いました。 本といっても付録がついて、色々なキャラクターが載っている本で、
今回、本に付いていた付録はお風呂で遊べる玩具です。
父がお風呂に入った時に、壁に張ってある付録の玩具を見て思ったそうです。
ちなみに湯船に浮かばせて遊ぶ玩具です。
父も保育業者なのである程度の子どもの発達に関しては理解しているので、2歳児が色と形を識別し、ちゃんと元通りに片付けが出来るのか?と思ったそうです。
ただ父も塾長の講演を何度か聞いているので、その辺の事は理解しているようですが、やはり現場ではないので実際の子どもの姿を見ているわけではありません。
ですので、今回、付録のおもちゃをどのように遊んでいるのか気になったそうです。
私は息子と一緒にお風呂に入って、一緒になって遊んでいたので全く気付きませんでしたが、確かに色を合わせて組み合わせて遊んでいるし、片付けも色に合わせて片付けています。 ちなみに兄夫婦の娘ちゃんも息子同様に色に合わせて片付けていたそうです。
塾長もよく講演で一歳クラスの子どもたちが色や形の違いが理解できると言われています。
私もその話をよく聞いていましたが、息子の片付けの行動を見ていて特に意識して見ているわけでもなく、当たり前のように見ていましたが、やはり父のように現場をあまり見ない人にとっては、どうやら衝撃的な事らしいです。
「やっぱ、そうだよなぁ!これはスゴいことやちゃ。○○子(母の名前)2歳で色と形の違いが理解できるんぜ!?知っとったぁ?」(富山弁)
お酒が入っていたせいか、少し興奮気味の父でした(笑)
ちなみに母は元幼稚園の先生でしたが、母の反応は驚いているのか、あまりピンと来ていないのか、中途半端な反応です(笑)
今回の父との会話で自分の反省点として、もっと現場の子ども達の姿を観察しないといけないと思いました。当たり前のことを当たり前と思わず、もっと新鮮な目で見ないといけないですね・・・他の塾生の書くブログの内容と比べると些細な内容かもしれませんが、ブログに書くことで、自分の行動と保育に対する姿勢を振り返ることができます。(報告者 山下祐)
お父様の反応からは子どもたちのすごさといいますか、可能性といいますか、そのような秘めている力があることに気づくことの大切さを教えらてようなそんな気持ちになりました。いつも見ている当たり前の姿の中にも実はちょっと違う姿があったり、そのこと自体、すごく奥深いものであったりということがありますね。そのことに気がついていけると大人の子どもへの接し方や考え方が変わっていくように思います。日々、子どもと接している私だからこそ実は気がついていないという部分もたくさんあるのかもしれません。