『満足』

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塾長の言葉でこんな言葉があります。
「満足したら、そこで学びは終わり」
これは私が、まだ塾長の助手として出張に行って、間もないときに言われた言葉です。
今でも心がけていることです。
お陰さまで見学者の案内やギビングツリーの環境セミナーでの発表、
様々な場所で私が話す機会が多くありますが、
満足した見学者の案内や発表をしたという気持ちになったことはありません。
毎回、見学案内や発表が終わるたびに
「あの時に、こういう風に言えば、もっと分かりやすく伝わったかな?」
「ちょっと攻めすぎたかな?」
と色々と反省点が見えてきます。

と言うのも、私が見学者の案内や発表などを、まだまだ駆け出しの頃に、
当時としては自分の中で満足した発表ができて、それを塾長に報告した時に言われた言葉が冒頭にも書きましたが

「満足したら、それ以上の学びはないよ」です。
言われた瞬間は、どうしてだろう??と疑問が浮かびましたが、
それから案内や発表を終えるたびに振り返るくせを付けるようにしました。
そうすると、今まで気づかなかったことや、新しい発見ができるようになり、
案内が前回よりも、より深く説明できるのようになったり、自分なりの言い方を見つけることができるのうになりました。
おそらく塾長は、こういうことを私に伝えたかったのかもしれません。
もしそこで満足していたら、それ以上学ぼうとせず、ずっと同じレベルのままでしたね…。

さてさて先日、GTリーダーセミナーがありました。
セミナーで一番最初のプログラムは塾長の講演です。

講演内容は「リーダシップ論」です。まず塾長から講演内容の触りを話したあとに、
西村君が一年目から見た新宿せいが保育園のチームワークについて40分程度、話しました。
どうやら西村君は2回目の発表だったそうで、1回目はそのセミナーの前の週にGT関東で同じ内容を発表したそうです。
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無事に発表を終えて私の隣に座りました。彼の感想としては「前回の方が良かったです…」と反省していましたが、
私としては、笑いもとれて、一年目から見たチームワークの内容も分かりやすくまとめてあったと思います。
それでも反省していた西村君を見て、過去の自分の姿とリンクし、懐かしいなぁ…と思うと同時に少しずつ塾長の助手として頼もしく成長しているなぁと感じました。
案の定、塾長も西村君に
「反省するということは、前回よりも新しい事を発見して、より深く学んでいることだよ」と声を掛けていました。

私は助手という立場をしばらく休業し、また保育園でも違った役割になってきました。

現状に満足せず、常に自分を振り返っていきたいと思います。

それが、せいが保育園の「省我(我を省みる)」です。(投稿者 山下祐)

『満足』」への2件のフィードバック

  1. 冒頭の藤森先生と山下さんの関係はまさに師弟の関係であると感じました。藤森先生の言葉があり、そこからこのようなことを伝えてくれているのではないかと考える山下さんがおられるというのはまさに師弟の関係であるように思いました。とても素晴らしい関係性ですね!!満足したらそれ以上の学びはない。私もしっかりこの言葉を大切にしたいと思います。西村さんもお疲れ様でした。いつか西村さんのお話が聞けるのを楽しみにしています!

  2.  自分を振り返る作業を日々先送りにしてしまっていなかったかと、読みながら自問自答しました。今日おたのしみ会があります。僕は1年前のおたのしみ会の日に初めて新宿せいが保育園に来ました。あれから1年経つんだねと妻に言われ、とても感慨深い思いに至ったところです。今日はいつの間にかこんな時間になってしまいましたが、あれからの1年、これからの1年を考えるいい日にしたいと思っています。
     しかし、あっという間の1年でした。そして今年ももうすぐ終わって新しい年がやってきます。自分の今年の総括と来年の抱負をしっかりともって日々を過ごしていきたいと思います。

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