今年度、ちっち組(0歳児クラス)を担任しています。
赤ちゃんたちは「慣れ保育」という特別な時間を経て、園、集団という環境に慣れていくのですね。その初日、初めましての赤ちゃん同士がこんなにも意識し合うものとは思わず、また、視線を交わし合いながら、関わり合おうとするような姿を見せるものと思わず、驚きと感動がありました。
考えてみれば、誰も触り合うことを促しているわけではないのに、こうして自然と触れ合うのですね。
数秒間、見つめ合っていました。その最初のきっかけとなった鈴の音、前にいる赤ちゃんを見ながら鳴らしていたように思えたのは気のせいでしょうか。
写真右手の男の子の使っているオーボールが気になるようです。
ボールを写真左手の男の子に向かって投げようとしたような、そんな風にも感じられる関わりを見せてくれます。
12年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2015年9月1日『乳児と乳児の共通基盤とは?』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)
赤ちゃんは自ら働きかける力を持った存在である、ということを、その関わりを見る度に、とても強く肯定したい気持ちに駆られます。
また、『臥竜塾』ブログ2015年9月1日『乳児と乳児の共通基盤とは?』には、こうも書かれています。
藤森先生が仰っていることを目の当たりにしていく一年になるような、そんな気がしています。この一年、赤ちゃんのもつ様々な力に直に触れながら、現場目線でたくさんの報告をあげていきたいと思います。
(報告者 加藤恭平)