おもてなし

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夏野菜たちもいよいよ実りの終盤を迎えようとしているのでしょうか、

枝豆は最後の収穫

この量をどうしようかと思っていると、

「持って帰りたい」とのことで、お迎えの際に一房ずつ配ることにしました。

梅干しの試食も

おしごとおつかれさまでした うめぼしひとくち えだまめひとふさ どうぞ すいすいがつくりました

ブログ『臥竜塾』2011年4月23日『おもてなし』の中でこう書かれています。

「おもてなし」という言葉が気になりました。もともとは、「もてなし」に丁寧語「お」を付けた言葉で、やはり、「モノを持って成し遂げる」という意味ともいわれています。「お持て成し」を英語にすると「Hospitality」だそうで、それはラテン語のhospesという単語で、「旅人・客・旅行者をもてなす主人」という意味が語源です。また、「表裏なし」ということで、表裏のない気持ちでお客様を迎える事だとも言われるように、別にお客様に応対する扱い、待遇とも言われています。
この「おもてなし」には目に見える「もの」と、目に見えない「こと」があります。お茶の世界でいうと、お客様をおもてなしする際に、季節感のある生花、お迎えするお客様に合わせた掛け軸、絵、茶器、匂い(御香)など具体的に身体に感じ、目に見える「もの」と、おもてなしをする人の瞬時に消えてしまう言葉、表情、仕草など、目に見えない心を「こと」があるのです。また、ずいぶんと前になりますが、服部さんが、小学生に給食にお年寄りを招く時の心得として「おもてなしの心」を話していました。その時のポイントとして、「相手への気配り(食器の置き方)」「雰囲気作り(装飾の工夫)」「におい、音、色に工夫をする(秘密のデザート)」「会話(相手の話をよく聞く)」を挙げていました。

すいすい組(5歳児クラス)の子たちが案内役となり、殆どを配り切ることができました。「昔ながらの梅干しの味がしてとても美味しかった」と試食も喜んでいただけたようです。

このような機会を通して、人に喜ばれることの嬉しさを子どもたちと味わっていきたいと思います。

(報告 加藤)

おもてなし」への2件のフィードバック

  1. おもてなしの心大切ですね。子どもたちから、「お仕事お疲れ様です。」という言葉を聞くだけで疲れが吹き飛びそうです。子どもたちが、保育の中で、栽培と収穫を体験できることは、とても貴重なことだと思います。きっと、こうした体験ができる背景には、職員さん方の連携も素晴らしいのだろうと推測できます。

  2. tankobuさんへ
    コメントいただきありがとうございます。
    こういった取り組みの後ろにある職員同士の連携、チーム保育に焦点を当てていただき、大変有り難い気持ちです。tankobu さんの仰る通り、こういった取り組みを思いついても、それを実行するに、チームの理解がなければ成し得ないことが多々あります。常に子どもたちの声を聞き、それをどのようにしたら実現できるだろうとポジティブに肯定的に物事を捉えて下さるチームの先生方に感謝の毎日です。

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