以前、山下氏が「ラッキーboyラッキーgirl」のブログで朝の会の様子をアップしていました。あのようにノリノリで朝の会をしている時はやっている私も非常に楽しいです。ただ、やり過ぎには注意することは心得ておこうと思っているところです…。
そして、ノリノリの朝の会だけではなく少し子どもたちと一緒に不思議なことを体験する朝の会というのを先日することができました。
そこを紹介したいと思います。
先日全国的に雪が降った時がありました。朝登園してきた子どもたちは嬉しくて舞い上がるほどです。外は珍しく雪景色が広がっていました。
そして朝の会が始まり、少しすると小松崎氏が「本多先生、雪を詰めてきました。500ミリちょうどに詰めてきたんで、溶けたときどうなるか見ましょう!」と言ってきました。
こりゃ面白いということで、朝の会を中断し、子どもたちとこれが溶けたら増えるか減るかと予想しました。
大体子どもたちは減る予想の子が多かったです。
「結果は給食の時だね」と伝えると、活動中にも気になるのか、「溶けてきたよ‼︎」と嬉しそうに伝えてくれます。
そして、給食の時間になり結果をみんなでみました。その時のみんな目はキラキラしています。
「ドン!」と見せると子どもたちの予想通り!雪は460mlまで下がっていました!
「ほらー‼︎」と子どもたちは得意げです。
するとある男の子が…
「また凍らせたら増えるんじゃない⁉︎」と…
その子の好奇心、興味が湧いていることが伺えます。
確かに!どうなんだろう?というのが私の正直な感想でした。
そこで子どもたちに凍らせたらどうなるか聞いてみると、ほとんどの子が増えると答えています。
じゃ、冷凍庫に入れてくるね!結果は凍ったら出すからね!と行って持っていきました。
そして、凍ったところを見てみると…
子どもたちが言う通り氷になることで増えていました!
まだこの結果は子どもたちには見せていません。果たしてどんな反応が返ってくるのか楽しみです。
このようなお集まりで少しでも科学活動の芽生えに繋がってもらえればとも考えています。
塾長のブログでもあるように様々なものについて、もっと知りたい、やってみたい、子どもの興味をしっかりとつかめるような、質問をしたりして科学活動に興味を持てる環境を意識していこうと思っています。
興味を引きつける質問はまだまだ、練習する必要があると思っています…。
お集まりから環境へと流れ、内発的な動機づけへと繋がってくれたと思っています。
しかし、思いついた時に容器に雪を詰め、すっともってきてくれた小松崎氏の行動というのも興味、好奇心の塊でもあるように思います。
大人も様々な人から刺激され、向上心を持っていけるのだと思うことが出来ました。
(報告者 本多悠里)
私もこの朝の会に参加する子どもの一人だったらと思ったら、きっとわくわくしながら予想をしたり、結果に驚いたりしただろうなと思いました。このようなわくわくするようなことを朝の会で体験すると1日の始まりがまた楽しくなりそうです。自分自身、それが子どもたちに対してできているかなと振り返りました。まだまだやれることはたくさんあると思うので、いろいろ試してみたいなと刺激を受けました。いつも、ありがとうございます!
こんな楽しい朝の会をやっていたなんて知りませんでした。子ども達の興味・関心を真っ向から素直に受け止める柔軟な姿勢、とても素晴らしいです。子ども達も発言したり、提案したりすることが楽しくて仕方がないでしょうね。
しかし、子ども達の予想は不思議な程当たるものですね(笑)何かの本を見て知っていたのでしょうか。それとも、やはり第六感、あの楽しい空間の中にいると、そういった感性というものが働くのかもしれませんね。