今年度、『省楽塾』という勉強会に取り組んでいます。
今更言うことではないのですが、僕は新宿せいが保育園の先生方が大好きです(照れ笑い)
今まで色々な職場を経験してきたように思うのですが、こんなにも楽しい職場があるだろうかといつも思っているというのが正直な気持ちで、臥竜塾生の柿崎先生と外へ食事をしに行くと、決まってそんな話題になります。時に二人して目頭が熱くなる程の思いに駆られるのは、藤森先生を始めとする先生方の日々の優しさや、保育への情熱を改めて感じる気持ちになるからだと思います。
そんな喋りだしたら中々止まらない長々とした思いを、頷きながら聞いてくれる何とも寛大な(笑)同期、後輩に恵まれ、新宿せいが保育園職員遠藤先生、片ヶ瀬先生、石田先生、金塚先生、郡山先生に限りないご協力を仰ぎ、会の進行からそのプログラムの内容までを考えていきました。
それでは簡単に会の流れをお伝えしていきます。
先ずは、多くの方々に集まっていただけたことがお祝いだね、ということで〝乾杯〟からスタートします。
飲み物を飲みながら、お菓子を食べながら会を進行していきます。
中には、〝休みの日は何時まで寝ていますか?〟〝趣味は何ですか?〟〝携帯のキャリアはどこですか?〟(笑)などざっくばらんで取り留めのない質問が書かれた紙が入っています。それが意外と話の種となり、〝アイスブレイク〟(初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法)として活躍してくれています。
ムネ先生の引いたタマゴが〝名前の由来を教えてください〟というもので、それについて西村園長先生直々にご回答いただくという、何とも思い出深い回になったことを思い出します。
そして、
自己紹介が終わると、次は柿崎先生によるお食事のおもてなしのコーナーがあります。このコーナーの料理を石田先生が〝スパークリングディナー〟と名付けてくれました。何とも気持ちのいい名前で、〝おもてなし スパークリングディナー〟として、来てくださった方に提供しています。別の回では、
などなど、毎回異なる料理にチャレンジしてくれる柿崎先生です。
食べながら会を進行していきます。
以前はこの時間に藤森先生の本を紹介していました。
藤森先生のサイン入り(名前をご記入いただきたい方は後日郵送)という何ともプレミアムな特典付きで、回の度に、ご購入希望をいただきとても有り難い思いがしました。
その時間を〝MIMAMORU NEWS〟と題し、新宿せいが保育園の職員が考えた現場目線での保育の発信の時間とし、プロジェクター、パワーポイントなどを使って発表をするコーナーにしています。
すくすく組(一時保育)担任の片ヶ瀬先生が担当の回では、一時保育という条件の中でも見守る保育が実践され、子ども達の中に芽生える自制心にスポットを当てた発表をし、反響をいただきました。
そしてこの後、僭越ながら僕も、藤森先生のブログや最近読んだ本の話など、何かお役に立てることがあればという思いで、少し話をする時間をいただいています。
小グループに分かれて、ディスカッションを行います。そこで生まれた話はその後簡単に発表していただき、皆で共有します。
おおまかではありますが、会の全体像は、このような形です。
今日に至るまで4回程行い、その都度改善し、〝見守る保育〟という素晴らしい保育を現場目線で発信していくと共に、新宿せいが保育園で働きながら感じる、人と人、職員と職員とがつながって保育をすることの楽しさを多くの方々と分かち合う機会となれるよう、また、この機会を、見守る保育を実践されている園の方のみならず、幅広く多くの方々と共有することができたらと、思っています。
そんな僕も先月二児の父となり、また、この勉強会を発展させ、継続していく上での姿勢を見直すきっかけを多くの方々からいただき、8月より園内研修を実施させていただく運びとなりました。
次回の報告にて、8月31日(水)に行われた園内研修の模様をお伝えします。
(報告者 加藤恭平)
本当にたくさんの協力があってこの会がなっていることを会を重ねるごとに感じています。ありがたいですね。この会に携わってから、加藤先生の一人一人の意見をすぐに反映してくれて、実行できるように支えて意見をくださって、参画を実感しています。他の園の先生と話す機会が省楽塾を通して増え、せいがについて聞かれることが多くて、知らないことが多いことに気づけました。そして、日々の保育や今回の園内研修で、 教えて頂いた事が自信になっています。省楽塾でワンアップした保育士、人間になりたいと思います!
FIATさんコメントありがとうございます!
書いたかいがあるというもので、本当に嬉しい気持ちになります。〝省我〟という言葉をいつでも自分の心の中に置きながら、これからも精進していきたいですね。人は皆必ず学んでいて、そして、生きるべき方向へ自然と流されていくようです。生きるべき方向が良い方向良い方向へとなるよう、目の前の人を大切に、目の前の仕事を大切にしながら、日々を積み重ねていきましょう♩