4.おしゃべりタイム(ディスカッション)は、5つのお約束を基本姿勢として、小グループに分かれてトークを展開していただきました。
1.笑顔
2.うなずき、合いの手
3.意見を言う時は相手を肯定してから言う
例「あなたの意見はとてもいいですね。そしてこうするともっといいですよ。」
4.盛り上げて下さい
5.「今更聞けないこと」「そんなことも知らなかったの?」というような話題をじゃんじゃん出していただけたらと思います。
省楽塾でも〝3つのお約束〟として参加していただく方に1〜3をお伝えしています。会話は聞き手にこそ力が必要と考えます。話し手が話しやすい雰囲気を作り出す力は人間的魅力に通ずるものと思います。
そして、4、5。場を盛り上げようとする人たちのお力添えなくして会の楽しい雰囲気というものは生まれにくいでしょう。そして、もし会話において何か躊躇いのようなものが生まれるとしたら、フランクな時間になりづらい何かがあるとすればそれを極力減らしたい、本当に聞きたいことを聞けるような時間にしたい、という思いから5をお約束の一つにさせていただきました。
そして、保育年数の高い先生を筆頭に今回は3グループに分かれて行いました。
〝塗り絵のゴールはどこですか?〟〝やってもらってありがとうを言わない子、おかわりに来て「おかわり下さい」を言わない子に、に言うように促すべきでしょうか?〟など、かなりざっくりとした(笑)はなしのタネになるような紙が入った箱を用意しました。20分程の時間でしたが、その間にもし話に詰まってしまった時、気軽に引いてもらえればと思い用意をしました。
ですが、その必要はありませんでした(笑)
笑い声溢れる時間を過ごすことができたのは、ベテランの先生方のユーモア、話を発展させていく力、そして会に参加して下さった方々の傾聴力、盛り上げようとする力、会話力、それらが合わさり、一つの時間を作り上げて下さったように感じました。陰ながらとても感動してしまいました。
大いに盛り上がったおしゃべりタイム。各チーム一人の方に書記の役割を担っていただき、最後にそれをまとめた報告、共有の時間を設けて第一回園内研修は終了となりました。
次回の報告で最後になります。各チームで話し合われた内容をお伝えします。
(報告者 加藤恭平)
おはなしのタネいいですね!ナイス命名です!どのチームもおはなしのタネを使わずに、時間いっぱい話が盛り上がっていましたね。笑顔ももちろんですが、今回の研修のなかで"笑い声"が目立っていました。笑い声が会場に響くと、グループ関係なく楽しい気分でディスカッションができて、笑い声が笑い声を呼ぶように良い第一回になったと感じました。本当にベテランの先生方のおかげですね!
FIATさんコメントありがとうございます!
〝笑い声が笑い声を呼ぶ〟本当にそうだと思いました。最高の相乗効果を生んでくださるのはやはりベテランの先生方で、これはぜひクラスに持ち帰って、また職場だけでなく、家族との時間、友人との時間にも持ち帰って、その効果をどんどん活用していきたいですね。笑い声がどれだけその場の雰囲気を彩るか、どの場所でも実践していきたいと思います。