先週のお休みに家族で「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートに行ってきました。
「おかあさんといっしょ」と言えば、つい最近、新宿せいが保育園の運動会でも、「ブンバ・ボーン」という体操の歌を準備体操で踊りました。踊りの中の、コミカルな動きやフレーズが子どもたちに大人気で、いまだに園の活動中に「ブンバボーンやりた~い。」「今日もかけて~」と言う声が聞こえます。
そんな子どもたちに大人気の「ブンバボーン」は、やはりコンサートでも大盛り上がりでした。しかし、コンサートの中で一番盛り上がったのは「ブンバボーン」ではありませんでした。
一番人気だったのは「ぼよよん行進曲」と言う曲でした。この曲は、私が保育士を始める前からあるので、ご存知の方もいるかもしれませんが、コンサートではいまだに大人気だそうです。歴代の歌のお兄さんお姉さんが歌うこの曲、人気の秘密は、親子で参加できるという所にあります。
曲の中に「ぼよよよ~ん」というフレーズがあるのですが、その瞬間は、座っている親が、膝に乗せた自分の子を上に高く持ち上げます。
会場のところせましと、子どもたちが持ちあげられる様子や、楽しそうな声といった雰囲気は圧巻で、まるで日本武道館でも言ったかのように会場が揺れる感じがします。(日本武道館はいったことありませんが、、)
手をバタバタさせながら喜んでいる我が子、そして周りの子を見ると本当に明るく幸せな気持ちになります。おそらく会場にいるみんながそう感じでいると感じられているところもまたいいところなのでしょう。
もし機会があれば、コンサートに行って体験してみてください。と今回は少し保育の現場から離れてしまいましたが、みんなで喜びを感じることはすごい力があると実感しました。
そして、今回のタイトルにもつけたまだ見ぬ世界。
普段関わっている子どもや保護者、もちろん自分自身もまだまだ見たことのない世界があり、それをこれからたくさん知れること、それは大きな楽しみであり、またそれを楽しみ続けることでいつまでも成長できればいいなと思います。(報告者 西田 泰幸)
そのようなコンサートは私にとっては「まだ見ぬ世界」であります。今後、子どもができ、自分が想像もしていなかった世界を知ることができたり、他の部分でも知らない世界を体験できる可能性はいくらでもあると思うとわくわくしますね。子どもたちが楽しんで踊れる、親子で触れ合うことができるそんなことを提供してくださる方がおられるというのもまたありがたいことですね。現在の私自身、10代の頃には想像もできなかった世界にいるんだなとふと感じる時があります。きっと、今後もそうなっていくのでしょうね。ゆっくりと変わっていくからこそなかなか感じにくい(それはいいことでもあると思いますが)部分でもあるかもしれませんが、たまにはそんなことに気がついたり、今後を想像したり、知らない世界に飛び込んでみたりしていきたいですね。
行きたい場所ややってみたいことがこの仕事をしていると日々増えていくような気がします。子どもが生まれると行く場所が限られていくと言う人がいますが、子どもがいることで行くことのできる場所があるという解釈の方が僕は好きです。親子コンサートなどは正にそうです。会場の空気も含めて楽しい時間を過ごしされたことが伝わってきて、読んでいて楽しい気持ちになります。
子どもが楽しいと家族が楽しく、家族が楽しいと自分が楽しく、結果的に自身何かしらの向上に繋がっているという最高のサイクルがあると思います。休日は子どもとの楽しい時間を積み重ねていくものにしたいですね。