6月1日から、らんらん組(4歳児クラス)に新入園児として1人、お友達が増えました。
入園2日目にしてお当番が回ってきました。大人でもドキドキしそうなタイミングですが(笑)やり方を教わって一生懸命に取り組むこの子です。
容赦ないですね(笑)
優しい眼差しと、その子が緊張しないような言い方で手元を見つめる青い服の男の子のは、すいすい組(5歳児クラス)のお兄さんです。
11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2013年11月28日『社会の一員』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)
配膳という仕事に貢献することで、多くの子ども達と関わりを持つことができ、また、配膳に並ぶことでその子と関わることができます。この子のお当番での働きは〝共通の精神と共通の目的に関わって働いている〟ということであり、〝共通の精神と共通の目的〟とは即ち園の理念〝共生と貢献〟であると言えます。この子達はその目標に向かって、主体的に社会を形成している、と言うことができるように思います。
また、このようにも書かれています。
〝日本の教育の目的である、社会の形成者としての資質は、その一員として、社会の中で「共生」する力と、社会に「貢献」する力が必要になるのです。〟
給食の配膳一つにしてもこの理念が行き渡り、そして、これから社会を形成していく未来そのものの子ども達に、この力がこうして育まれているということに改めて気付かされたような思いがしました。
7月に入り、今ではすっかりお当番にも慣れたこの子です。お当番デビュー日の写真をたまたま見返し、こうして互いに育み合いながら、子ども達は日々成長をしているのだということを実感として改めて感じたこの度の出来事でした。
(報告者 加藤恭平)