今まで塾長のブログなどで「待つ」ことの重要性は教わってきたと思います。
今の季節はクリスマスですね。どの保育園でも装飾などはクリスマス一色だと思います。新宿せいが保育園でもクリスマスツリーに各クラスがオーナメントを作り、飾っています。
またアドベントカレンダーも実践しているところも多いと思います。
毎朝、お当番さんが職員室に園児の出欠を報告しにくるときに、アドベントカレンダーをめくると、そこにはサンタさんからのメッセージが書かれてあり、子ども達は毎日、何が書いてあるか楽しみにしています。
そんな風にクリスマス当日まで楽しみに待っている子ども達は自然と「待つ」体験をしていますね。
そんな中で個人的に面白いなぁと思った実践があるので報告したいと思います。
先日のアドベントカレンダーにはこんなことが書かれていました。
最後の「ファイトイッパーツ」はウケますね(笑)
子ども達はその手紙を読むなり、一斉に探し始めていました。
こんなメッセージがサンタさんから届いたら私は嬉しいですね!
「えっ!?保育園にいつ来て隠したの!!?」って思います(笑)
私も小さい頃はクリスマスが待ち遠しかったです。
もちろん目当てはプレゼントとケンタッキーです(笑)
保育園の子ども達を見ていると、少し羨ましく思います。
私はクリスマスは当日しか楽しみではなかったからです。
アドベントカレンダーというのも、実は保育園で働き始めてから知りました。
クリスマスという年に一度しかないイベントを当日だけ楽しむのでなく、
それまでの期間も楽しみながら当日を待つ。
当たり前のように行っていることですが、私はそんな当たり前の事を改めて「素晴らしい」と子ども達の姿を見て素直に思いました。(報告者 山下祐)
待った先に「楽しい」ことがないと待つことはできませんよね。ディズニーランドなどで乗り物に乗るために何時間も並んだ自分を想像してよく思います。楽しいことがあると待つのもそんなに苦ではないですし、「まだかな」という思いは待っている時間をも楽しくさせてくれますね。アドベントカレンダーの取り組みのように、そんな「待つ」なかにこのような仕掛けがあると子どもたちはさらにその先のことを楽しみになるんだろうなと思いました。クリスマスまでの毎日が楽しくなりますね。町に出るとクリスマスの装飾で彩られています。それを見ているのでも楽しくなりますし、準備をしている人も楽しんでいるんじゃないかなと思いました。楽しいことがあるというのは、いいですね!