10月になり、運動会を控えて、少し忙しくなる時期だと思います。
私がお手伝いをしていた保育園でも、ちょうど昨日、運動会がありました。
当日を迎えるまでは、準備やハプニングなど色々ありましたが、やはり本番で子どもたちの頑張る姿や、子ども同士や保護者や職員など笑顔や応援する姿を見ると、みんなで1つのことをやり遂げた感があり、本当にうれしい気持ちになります。
運動会というと準備体操や整理体操がつきものですね。
運動会がまだの園は、夏のプールでやっていた体操や、日常の中でやってきたダンスなどを、楽しみながら振り返っている頃ではないかと思います。
ダンスといえば、少し前に小中学校で「リズムダンス」が必須科目となるということで話題になりました。小学校で取り上げられるというは、保育園にとっても関わりが深いものになると思います。
学童に通っている卒園児に、どんな感じか聞いてみたのですが、小学校ではもともとフォークダンスやよさこいなど取り入れていたのでそれほど、変化は感じないそうです。
ダンスを取り入れた目的は何なのでしょうか。
ダンスには以下の能力が必要といわれています。
- 動きをほかの人と合わせることによる周りをよく観察しないといけない能力。
- 音に合わせて動く、止まる(なので、幼少期のリトミックが推奨される)自分の体のコントロールを自分が思っている通りに行える能力
我が子もダンスが大好きで、毎日いろんなダンスを踊っているのですが、個人的には、一緒に楽しむという所がブームで、うまく踊れなくともお互いに笑ったり、頑張っているところを見るだけで大きな効果がある気がします。
色んな事を経験し、また楽しむことを子どもたちにしっかりと伝えていきたいと思います。
(報告者 西田泰幸)
私はダンスが上手くはありません。キレッキレの動きを披露することはできないですし、踊りを覚えるのがどうも苦手です。ですが、踊ることが嫌いではありません。気分がいい時には自然とコミカルな動きで踊ってみたり、陽気な音楽を聞くと自然と体が動いてしまうことがよくあります。そんなダンスもとても楽しいです。上手く踊れるか、体が動くかということもダンスがおもしろくなる方法だとは思いますが、一緒に踊ることを楽しむ、体を動かして表現することを楽しむという部分もしっかり大切にしていきたいですね。
ダンスに必要な能力に挙げられていることを読むと、ダンスにとても大切な要素が含まれていることがわかります。最近はとてもダンスの上手な人が増えたように思います。TVの中だけのことではないようです。時代は変わって、その時代に合わせた様々なものが提案されていきます。一緒に楽しむという西田先生のような気持ちで、何事も先ず子ども達が楽しいと感じられるようにしていきたいですね。