1番最初に報告させていただきたいことがあります。
「全力で楽しんできましたー!!」
ドイツの幼稚園・保育園・学童を視察しての学びはどれも新鮮で、興味深く、大人の私でさえワクワクする気持ちでしたし、夜の勉強会(振り返り)では全員で視点を共有でき、視察したときには気付かなかったことを気付けたり、1日フリーの日にミュンヘンの夏の離宮ニュンフェンブルク城に行けたり、市街で買い物できたり、時間帯的に日本で見るのは難しいワールドカップもドイツでは見ることができたりと盛り沢山の一週間は楽し過ぎたためかとても早く過ぎていってしまいました。
そして一緒に同行させていただいた方々全員が体調を崩されることなく、全員でスタートして全員でゴールできたことが何よりでした。
メンバーにも恵まれ、とても充実した一週間でした。
今回のドイツ保育環境視察は8施設を視察させていただきました。
そこでこの8施設の共通点を2つ見つけました。
1つはバイエルン州の陶冶プログラムに則って保育が行われていることです。
基盤のしっかりしたプログラムを、保育に携わる者がみな周知し、保育におとしていくことで質のスタンダード化が成されているなと視察する施設全てで感じることができました。
そこで塾長が代表を務めるGT(ギビングツリー保育環境研究所)の役割を再認識することができました。
今年度から臥竜塾の塾生はこのGTの研究員という位置付けとなりました。
若輩者の身分でこのような位置付けに置かせていただいているだけでも幸せ者ですが、さらに今回のドイツ保育環境視察に同行させていただき、そこでの学びをGT研究員として、また一個人としてより多くの人に伝えていき、バイエルン州のようなしっかりとしたプログラムと類似する点の多い見守る保育を少しでも普及させていけるよう微力ながらも努力していこうと思います。
続いて2つ目は自然の豊かさです。
8施設のほとんどが園庭かその園庭の周りに必ず緑溢れる豊かな自然がありました。
緑溢れるだけでもとても素敵に見えるのですが、視察1日目PMに訪れたシュタイナー幼稚園ではその自然を活かした製作物が多く見られたり、何らかの食べられる木の実がなる木があったりとその自然の豊かさから保育に還元できることが多くあると感じました。
個人的な主観ですが、自然やその自然の中で生きる虫や動物たちは人に生きることを伝えてくれる貴重な存在であると思っています。
東京でも園の敷地内にとなると難しいですが、お散歩先の公園であったり森であったりと少なからず子どもたちが自然と触れ合う機会を設けることができます。
その機会を十二分に活かし、子どもたちに自然からの学びを少しでも多く伝えていけたらと思いました。
その他にも多くの学びを得させていただきましたが、その学びは今後の日本での活動報告と織り交ぜながら報告させていただきたいと思います!
最後に塾長を初め、同行させていただいた皆様方!
本当にありがとうございました!!(投稿者 若林)
「全力で楽しんできました」とありましたが、いいですね。すごく、いいです。「楽しい」という感想には充実していた、勉強になったということが含まれていると思います。充実していて、勉強にもなったから楽しかったという感想になるんだと思います。「楽しかった」と言うと「遊んでいた」と思う人も中にはいるのかもしれませんが、それは絶対に違うんだろうと思います。楽しかったはしっかり学んできたということだと思います。なので、私も胸をはって楽しかったといえる学びをしていきたいなと思いました。