先日、学童の保護者の方々の中から希望するご家庭のみを対象に個人面談を行いました。
希望するご家庭は約2割ほどで20分間を目安として行い、その間は子どもの様子の話はもちろんとして、何気ない世間話まで幅広くお話しさせていただきました。
2年目の私にとって保護者の方々とマンツーマンで面談をするのは初めての経験で、最初は緊張しましたが、何より保護者の方々がこちら側の理念を理解してくださっていることを知れたとても良い機会となりました。
また、面談した保護者の方々をより知ることのできる機会でもありました。
それ以降、お迎えの際にお話しする機会やネタが増え、以前よりもコミュニケーションを円滑に図れているなと実感している今日この頃です。
面談内容は子どもの学童での様子、家庭での様子、学校での様子から始まり、世間話まで幅広くお話しさせていただきましたが、私が面談したどの保護者の方も共通して、
「先生方を信頼しているので、学童での子どもの様子に関しては全てお任せします。」
と言っていただけたのです。
面談は2週間の日程の中から日にちを選んでもらいましたが、この2週間にこの言葉と似た言葉を何度も言っていただけたのです。
面談を希望しない方も、
「子どもの様子のお話はお迎えの際に聞けるし、先生方を信頼しているから大丈夫です。」
とみなさん口を揃えて言ってくださりました。
これは開園から8年目の積み重ねの結果であり、保護者間での良き伝承の結果であるとしみじみ思った今回の面談でした。
また、1人の保護者の方から言っていただけた一言が印象的でした。
「先生方は私たち親と共に子育てをしてくださっている。」
この言葉から塾長の言う「保護者と保育者はパートナー」が頭をよぎりました。
廃材などの製作材料やタオルやティッシュ、使わなくなった楽器など保護者の方々は他にも数多くの物を学童に寄付してくださっています。
これらは今の学童にとってなくてはならないものとなっています。
正に保護者と保育者は子どもを共に育てる上での良きパートナーです。
これからも保護者の方々と共に子どもたちの成長を喜び、協力し合って見守っていこうと改めて思えた出来事でした。(投稿者 若林)
素敵な出来事ですね。そんな出来事の一つひとつが「頑張ろう」と気持ちを盛り上げてくれますね。保護者と保育者の関係については僕自身、課題はたくさんあります。こうすればこうなるということではなく、日々の積み重ねの結果がよい関係性を生むとしっかり意識して、丁寧にやっていかなければなりませんね。
家庭、保護者との連携がどこの保育園でも課題となっていると思いますが、その解決、好事例をいくつも生みだし、それを保育園のみならず、学童でも実践していることが、新宿せいが保育園の凄いところであると思います。藤森先生の理念に加えて、若林先生をはじめとする、学童の先生方の仕事ぶり、努力の賜物であると感じます。
先日、2歳児クラスのところに学童の男の子が自分でつくった作品を見せに来てくれました。方眼用紙で複雑につくられた作品は『家』でした。中にはトイレはもちろん、お風呂、ベッドがあり、駐車場にエレベーターもありました。僕が感動した以上に、子ども達が興味津々といった様子で、見せに来てくれた男の子もとても嬉しそうでした。
好きなことを思う存分やっていい環境が学童にあることを感じ、とても素晴らしいなと思った出来事でした。